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ポコに癒されるハートフルファンタジーアニメ「うどんの国の金色毛鞠」全話ストーリー&感想

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©篠丸のどか・新潮社/「うどんの国の金色毛鞠」製作委員会

「うどんの国の金色毛鞠」は2016年10-12月放送、漫画原作のハートフルファンタジー作品。全12話。

父親が亡くなり故郷の香川県に帰省した俵宗太と、宗太の前に現れた人間の子供に化けたタヌキ「ポコ」とのやさしくてあたたかいちょっと変わった家族の物語。

 

ジャンル&キーワード

ファンタジー、ほのぼの、田舎、子供、家族、香川県、うどん、タヌキ

 

お勧め度

★★★★☆(星4)

 

こんな人にお勧め

  • のんびりしたい人
  • 心癒されたい人
  • ほのぼのしたい人
  • 家族愛を感じたい人

 

www.vap.co.jp

 

 

目次 

 

 

総評

田舎の暮らしのほのぼの癒し系なんだけど、主人公宗太がポコと暮す事によって昔の自分を思い出しながら成長していく、心温まる家族の絆を描いたファンタジー作品。そして香川のPRアニメ(笑)。ちょっと香川に行ってみたくなります。ポコの存在は物凄くファンタジーですが、他はファンタジーではなく、地に足の着いた大人たちのしっかりした物語です。

ポコがとても可愛い。保育園児位の設定で最初はほとんど言葉がしゃべれないのだが、話が進むにつれてだんだんと上手くなっていってる。子供の成長を見るようでなんだかにんまりできる。行動や言動が子供っぽい。いや、子供だから当たり前なのだが、子供あるあるを見事に描いてると思う。そして、ヒスイのような綺麗な瞳。その瞳に様々な風景が映るのが印象的です。一歩間違えればあざといくらいのポコの可愛さに毎回心癒されます。

悪友の中島が友人として最高です。ズケズケと悩んでる宗太に物を言う姿、たまに空気を読んで場をフォローする姿。宗太は本当に良い友達を持ったなぁと思います。また、会社の上司のダーハマが最高に漢です。人として一回りも二回りも大きく主人公をしっかり支えてくれます。ダーハマさんかっこ良すぎです。 

 

注意:ここからは、ネタバレありです。 

 

各話ストーリー&感想(ネタバレあり)

第1話:ぶっかけうどん

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©篠丸のどか・新潮社/「うどんの国の金色毛鞠」製作委員会

父親が亡くなり香川県にある実家に帰省した俵宗太。実家はうどん屋だったが、誰もいなくなり休業中。宗太は店内の釜の中で眠る子供を発見し驚くも、泥だらけでTシャツ1枚のその子は宗太を見ると、置いてあった小麦の袋を抱えて逃げて行った。

食事の買い物から戻った宗太は、店の前で座り込む先ほどの子供を発見。お腹を空かせていたその子を家にあげ、警察に連れて行こうと子供用の服を探す。その途中、父親のうどんレシピが書かれたノートと、お客さんからのファンレターと家族の写真を発見する。

警察に子供を連れて行く途中、神社で住職から化けタヌキの話を聞く宗太。その後、通りすがりの観光客と話をしていると、子供から尻尾と耳が生えているのを発見。慌てて子供を抱きかかえ海岸に逃げる宗太。その子は僧侶の言う化けタヌキだった。

  

感想:

いきなり謎の子供登場、そしてその子供が化けタヌキだった第1話。のんびりとした雰囲気だったけど掴みはバッチリだ!

説明臭いセリフは無いのに、登場人物がどういう人か、今どういう状況かがわかり、話しにもすんなりと入っていける構成が素晴らしい。

なんだか主人公は実家のうどん屋を継ぎそうな雰囲気があるけど、どうなるんだろうか?

化けタヌキの子供がひたすらかわいい。子供の破壊力抜群なかわいさ全開だ。

  • 釜の中から小麦粉の袋を持って走り去る姿がかわいい
  • 店の前で独り体育座りしてるのがかわいい。そしてお腹の音(笑)
  • テレビ見ながら踊ってるのがかわいい
  • 宗太の家族写真を「はぁい」と言って両手で持って渡すのがかわいい
  • 宗太の子供の頃の合羽を着させてもらって燥ぐ姿がかわいい
  • 宗太の名前を「そーた、そーた」とひたすら連呼するのがかわいい
  • 観光客に飛びかかり両手でポカスカしてるのがかわいい

観光客なんなんだよ、あれ。店はもうやってないって言ってるのに、お兄さんの作ったうどんでもいいだのなんだのと、聞いててイライラする。すんげぇバカップルだった。こんなバカ出さなくても、もうちょっと上手い事子供が耳と尻尾出す描写できた気もするけど・・・。

 

 

 

第2話:ことでん

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©篠丸のどか・新潮社/「うどんの国の金色毛鞠」製作委員会

化けタヌキに怯えて家で布団に包まる宗太。もう居ないだろうと外に出てみると、化けタヌキは畑を荒らして鎌を持った近所のおばさんに追いかけられていた。宗太はタヌキを匿い、腹が減ってるなら家に来いといい、おばさんに貰った醤油豆を一緒に食べる。

タヌキと外では耳と尻尾を出さない事を約束し、電車に乗り街へ洋服を買いに行くことに。街で洋服を選んでいると、女の子がぶつかってきた。その子の親は、宗太が学生の頃恋心を抱いていた田中(旧姓:真鍋)舞だった。

宗太は舞に友達の子供を預かってると言い、名前を聞かれた宗太は咄嗟に「ポコ」と答える。喫茶店でお茶をする宗太と舞はお互いの近況を話し、舞の子供のぞみとポコは一緒にゼリーを食べ仲良くなり、ポコはのぞみから髪飾りを貰う。

  

感想:

化けタヌキが雄であることがわかり名前がポコに決まり、初恋の相手とママ友になる第2話。ポコって、ポコは無いだろう。どんなキラキラネームだよ。2話にして独身男の子育てアニメ全開だ。

化けタヌキに怯えて家で布団に包まる宗太。うん、これは正しい反応だ。実際自分の身に起きたらかわいいより先に怖いって思うだろうな。

鎌持って追いかけてくる近所のおばさん。「たぬき汁にしたろと、追いかけよったんやけどなー」本当にやりそうで怖い。目が狩人のソレだった。でも、そのおばさんが醤油豆を持ってくるあたり、やはり田舎のコミュニティーって感じでちょっとほっこりする。

「つい家に入れちゃったけど、ずっとこっちにいる訳じゃないし」と言う宗太。もしかして別れが来て終わりとかになっちゃうのかな?うどん屋はじめて別れは来ないパターンを所望します。このペースでポコがかわいいと、別れの時号泣しちゃいそうだ。

電車怖がり、電車の中に入ったら燥ぐポコがかわいい。子供の頃はポコみたいに電車乗るとずっと外眺めてたなー。そして、ポコの瞳に映る景色が綺麗。

初恋相手に会う宗太。うーん、実際歳取った初恋相手とか見たくないね。想い出は心の中にあるからいつまでも美しいのだ。

ポコが宗太にデザート食べさせてもらうのを見て、のぞみちゃんが甘えん坊さんモードに入るのが子供あるあるでかわいい。その後の、ポコがのぞみにアーンする所がめちゃくちゃかわいかった。なんだろう、私の中で何かが浄化されていきます。

家の近くまで帰ってきて眠さでタヌキに戻ってしまうポコ。子供ってすぐ眠たくなるからな。活動してる時のエネルギー消費も凄いし、突然寝落ちするんだよな。そして、タヌキに戻った時の不細工さ(笑)。

 

 

 

第3話:赤灯台

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©篠丸のどか・新潮社/「うどんの国の金色毛鞠」製作委員会

深夜3時、宗太とポコが寝ていると幼馴染で医師の中島忍が釣りに行こうと誘ってきた。ポコを見る中島に東京の友達の子供を預かってると嘘を吐く宗太。ポコがいて危ないので船釣りには行かないと断るが海に連れて行かれてしまい、灯台近くで釣りをする事に。

初めて見る灯台に興味津々のポコ。3人で釣りを始めるが、ポコはすぐに飽きてしまう。お互いの結婚や将来について話をする中島と宗太。宗太は実家の家と店を売る予定があると言うが、香川にいたい気持ちもあり煮え切らない。うじうじと考える宗太を見てイラつく中島。

その時、釣竿に当たりがあり中島はポコと一緒にタコを釣り上げる。釣りの帰り、学生時代中島と釣りに来た事を思い出す宗太は、香川で過ごす日常が好きなんだと再認識する。

  

感想:

中島との釣りを通して宗太が香川を好きな事を再認識する回。釣りしてるだけだったが、宗太の今後に大きく係わる決意を感じる。ウジウジと悩む宗太に、白黒はっきりした物言いの中島。でもちょこちょこアドバイス的な発言もあり友情を感じる。

尻尾抱いて寝てるポコがかわいい。

ポコを見た中島。東京の友達の子供と言う話を聞いて、「詳しくは聞かんし、聞きたないけど、俺の知り合いに凄腕の弁護士がおるけん、なんかあった時は・・・」うん、宗太の嘘を完全に信じてないよね。宗太はポコの名付と言いもうちょっと考えて話しした方がいいと思うの。まあ、怪しいと思いつつも宗太が話すまで深入りしてこない感じの中島が良い友達っぽい・・・、いや、夜中の3時に遊びに来るやつは良い奴じゃないな。

船釣りに行きたくて、ポコに当り、ポコをぶん回す中島。酷い、酷いけど、これ実際やったら子供大喜びする奴だ。何回もやってくれとせがまれて体力持ってかれる遊びだ。

ポコに灯台を説明する宗太。「灯台っていうのは、海に出た船が目印にして帰ってくる所だよ」このセリフが、最後自分に繋がり香川に帰ってこようと思う演出が素晴らしい。

ライフジャケットを装着するポコ。「ロボっぽい」確かに。かっこよく右手あげてるポコがかっこかわいい。この後ヒーローごっこに発展しそうなかっこよさ。

ポコと中島がタコを釣り上げるシーン。なんか違うアニメ見てるようだ。中島「手離したらいかんぞ」、ポコ「いかんぞー」やば、ポコすっげぇかわいい。

 

 

 

第4話:屋島

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©篠丸のどか・新潮社/「うどんの国の金色毛鞠」製作委員会

釣りから帰ってきて家で寝ている3人。そこに宗太の姉凛子がやってきて、ポコは誰の子か宗太に問い詰める。凛子の姿に怯えるポコ、宗太は東京の友達の子供だと言い、その場を取り繕う。そして宗太、ポコ、凛子はお昼がてら屋島に出かける。

タヌキに所縁のある屋島寺を散策、お参りし、茶屋で休憩する3人。かわら投げ処で楽しくかわらを投げるポコ。その姿を見た宗太は昔家族で屋島に来て、父からかわらの投げ方を教わったのを思い出し、ポコにその投げ方を教える。

夕方、目を離した隙に吊り橋の上にいるポコは足を滑らせてしまう。話しかけながらポコを落ち着かせ助けに行く凛子。ポコを助けた後、ポコから「好き」と言われて、子供に苦手意識のあった凛子は喜ぶ。

   

感想:

屋島に行き一日ポコと一緒にいることによって母性が芽生える宗太の姉凛子登場回。子供に好きって言われると不思議なくらい嬉しくなるんだよなー。

凛子の顔を見るなり泣くポコ。子供に泣かれたり、怖がられたりするとショックデカいよなー。 なんなんだろう、知らない子でもこれやられると結構心にくるものがあるよね。人間の本能として、子供に嫌われたら悲しいっていうのがあると思う。そうじゃないと、大人が子供を見捨てて人類絶滅しちゃうしな。

ポコの名前を教えてもらう凛子「えっ?本名?キラキラネーム?」そりゃそう思うよね。人の子にポコはないわぁ。本名は保子⇒ほこ⇒ポコって呼ばれてるとか・・・あ!ポコ男の子だった。

ボタボタ零しながらソフトクリームを食べるポコ。子供の食べ方だぁ。凛子の言葉に驚いてソフトクリームを落としてしまうポコ。落ち込んで下向いてる顔がとってもかわいい。その後、かわら投げでポイって真下に投げてるのも滅茶苦茶かわいい。子供の投げ方だ。そして走ってこっちに来てかわらを要求。画面からちょっとしか顔が写ってない演出がポコのかわいさを倍増している。ソフトクリームの件で落ち込んでてもすぐに立ち直って他の事で遊ぶのが子供らしい。

 

 

 

第5話:骨付鳥

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©篠丸のどか・新潮社/「うどんの国の金色毛鞠」製作委員会

中島を呼び出し骨付鳥を奢りながら同窓会用のビデオ撮影をお願いする宗太。母校へ行き先生と昔話に花を咲かせる。宗太がビデオ撮影を引き受けたのは、東京に出て疎遠になった香川の仲間と係わりを持ちたいと思ったからだった。

今度は中島から怪我をした父親のお見舞いで夕方実家に帰るのを付き合って欲しいと言われる宗太。中島の家に行くと父親は庭の温室で転び、腰を打ってはいたものの元気だった。そして中島の母親の提案で皆で近くの温泉に行くことに。

温泉で父親を避ける中島。宗太は「話せるうちに話した方がいい」とアドバイスするもののすんなりと受け入れられない中島。その夜、父親が自分の好きなパイナップルを温室で育てているのを知った中島は、父の前でそのパイナップルを美味しいと言い食べる。

   

感想:

宗太が疎遠になってる香川の仲間との関係を改善し、中島は父親との関係を少し改善する第5話。そして男だらけのお風呂回。なんだかんだで家族は絆で結ばれているのを感じずにはいられない。

同窓会のビデオを頼まれたと中島に言う宗太。中島「お前なぁ、仕事どうなっとん?」、宗太「まだ、休みだから・・・」、中島「よう分からんけど、もっとちゃんとせえや」うむ、親のようにキツイ一言だ。それだけに中島が宗太の事をちゃんと考えてるんだなって感じる。その後の「なかじ!めっ!」っていうポコがかわいい。で、ジュース落として泣くポコもまたかわいい。

校庭で犬に追いかけられるポコ。立ちはだかる中島が漢だ。犬の飼い主の藤山紗枝と会う宗太。1話で店やってると思って来てた子か。「名前ポコって言うの?すっごーい、タヌキみたいな名前」正解です。一発で当てるとは何者だ?

お風呂でタヌキに戻って、慌ててのぼせちゃうポコがやっぱりかわいい。

宗太が中島に言う「ちゃんとさ、話せるうちに話した方がいいよ」って言葉、父親を亡くしてるから重い言葉よね。中島「おかしな話やのお。お前と話せて、親父とは話せんとか。家族なのにな」、宗太「家族だから・・・じゃないかな」。この宗太の一言も深くていいセリフよね。

 

 

 

第6話:東京タワー

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©篠丸のどか・新潮社/「うどんの国の金色毛鞠」製作委員会

会社の後輩永妻宏司から仕事でSOSの電話が来た宗太はポコを連れて急遽東京に戻る。ポコを連れて出社、社長の浜田吾郎(通称ダーハマ)に休暇の延長を申し出るも、宗太の状況を見たダーハマは宗太を諭す。

その夜、仕事に熱中する宗太だったが、ポコの変調に気付いたダーハマが帰宅を命じる。そして帰宅するとポコは倒れてしまう。ポコを看病する宗太。宏司がお見舞いにやってきてポコの耳と尻尾を見てしまうが、徹夜明けで疲れてるからと宏司を寝かせ難を逃れる。

翌朝元気になったポコ。宗太は香川に帰る決心を固め、ダーハマに退職願を提出する。退職願を預かったダーハマは小豆島にいる知り合いを紹介し、一度会って来いと言う。

 

感想:

ついに宗太が香川に帰る決心を固める第6話。

ヤクザみたいな風貌のダーハマが上司として大人として漢として凄くカッコいい。

  • 休暇延長を申し出る宗太に「子供はなぁ、犬や猫飼うのとは違うんだぞ!ましてや自分の子じゃないんだ、金だってかかる」。正論。宗太のフラフラした行動にきちんと物を言う。素晴らしい大人だ。
  • 高校生の宗太にホームページの事を色々教え、「足が治ったら東京来いよ、俺が案内するからさ。次会う時はダーハマって呼んでいいぜ」。やだ、かっこいい。
  • ポコの異変にいち早く気付き「今日はもう上がれ。チビがもう限界だろ。お前の都合で振り回されてる、チビの気持ちも考えてやれ」。周りが見えなくなってる宗太に、周りがちゃんと見えているダーハマ。しっかりした大人でありいい上司だ。
  • お弁当を食べてるポコと触れ合い「あいつ手先は器用なくせになぁ」と言うダーハマ。色々と生き方が不器用な宗太をよく理解している言葉で、ダーハマが宗太の事をちゃんと見ていて考えてるのがよくわかる。
  • 小豆島にいる知り合いの広告代理店を紹介し、「そいつに会ってみたら、何か見えてくるもんがあるんじゃねえか?」。宗太の今後もきちんと考えてくれてる。

うどんを食べてるポコのフォークの持ち方が子供のソレでとても可愛かったり、そして、会社の一角でお弁当食べてるのが遠足みたいで可愛かったり、東京タワーでテンション上がってるのが可愛かったりで、今回もポコは安定してかわいい。

 

 

 

第7話:栗林公園

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©篠丸のどか・新潮社/「うどんの国の金色毛鞠」製作委員会

会社を辞めて香川に戻ってきた宗太。中島と凛子にその事を話し、新たな生活が始まるも、3度の飯の支度をして、洗濯をして、壁に落書きをしたポコを怒ったり、子育ての苦労味わいながら一日が終わる。そんな時、真鍋から電話があり、栗林公園のガオガオちゃんイベントにのぞみを連れて行く事に。

真鍋と昼食を取り、子供への叱り方など子育てについて話を聞く宗太。宗太はのぞみを預かり栗林公園を散策しイベント会場へ。会場で以前会った住職とその妹紗枝と出会う。そして住職はイベントのDJだった。

イベントを楽しむのぞみとポコ。家に帰った宗太はポコが壁に落書きをしてもいいように壁に紙を貼る。そして、自分も子供の頃に落書きをしたのを思い出し、タンスの裏の落書きを発見する。

 

感想:

宗太が子育ての苦労を実感し、ガオガオちゃんのイベントを見に行く、香川での日常回的な第7話。ポコとのぞみちゃんの可愛さ全開で、見てるだけで癒される回。

宗太が完全に主夫になってる。「作って食って片づけて、またすぐ作って食って片づけて」。昼飯食べた直後に晩飯何にするか考えてる人いたけど凄いと思うわ。

隣の婆ちゃんのスイカの食べ方が凄い。スイカの種をマシンガンのように吐き出す婆さん何者だ?香川のBBAあなどれんな。そしてそれを隣で習得してるポコがかわいい。

栗林公園を散策するのぞみちゃんとポコ。のぞみちゃんのお姉ちゃんっぷりが見ていてほっこりする。自分より小さい子と一緒だとお姉ちゃんになるだよな、子供って。そして子供の成長はとても早い。

1話で会った住職と再会。「狸とは切っても切れん土地柄ですけんね、この辺は・・・」と言ってポコを見つめる。これ、何か勘付いているのだろうか?どう見ても「この子かわいいなー」と見てる目じゃない。そして、あんたDJやるのかよ!ステージでノリノリなDJ坊主で笑った。

会う度に店の再開を聞いてくる紗枝は、住職と兄妹だったのか!全く似てねぇ。似てるのは目の下のほくろぐらいだな。

ガオガオちゃんステージが始まり、踊り始める子供達。やっば、ポコものぞみちゃんもかわいい。滅茶苦茶謎ダンスだけどとってもかわいい。子供が楽しんでるのを見ると自然とニッコリしちゃうよなぁ。

ガオガオちゃんの特殊ED。「目だ!目を狙え!」とか「とどめだ!取り急ぎ!」とか歌詞が酷い(笑)。

 

 

 

第8話:小豆島

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©篠丸のどか・新潮社/「うどんの国の金色毛鞠」製作委員会

ダーハマに紹介された小豆島のソフトウェア開発会社「チームプラネット」を訪れる宗太とポコ。会社に到着するも社長は不在で、戻るまでの間小豆島を観光する事に。一方、自転車で小豆島を訪れた宏司は港で凛子に会い一目惚れしてしまう。

砂浜で寝てしまう宗太。ポコはガオガオちゃんが書かれたボートを発見し乗り込んでしまい、そのまま海へ。ポコが居ない事に気が付いた宗太は、宏司、チームプラネットの冴木雪枝に手伝ってもらいポコを探す。ポコを探す途中、動揺する宗太は凛子と出会い発破をかけられる。

海からボートで戻ってくるポコを見つける宗太。ポコと一緒にいたのはチームプラネットの社長冴木学だった。勝手にいなくなったポコをきつく叱る宗太。宗谷と居る凛子を見つけた宏司は凛子が人妻と知って落ち込む。

  

感想:

小豆島へ行き迷子のポコを探しながら、宗太がポコと一緒にいたい気持ちを再認識する第8話。宏司の恋の始まりと終わりのおまけ付き。

宏司本当に自転車で小豆島まで来たんだな。スゲーわ。そして凛子と出会い一目惚れ。おいおい、その恋は無残に散るの確定してるぞ。恋に落ちた宏司と会う雪枝「だめだ、天才系男子超めんどくさい」。宏司って天才系だったの?まあ、それはいいとして、雪枝の対応が面白い。

森でタヌキを見つけ、ポコだと思い追いかける宗太。宗太のポコへの想いが伝わってくる。凛子の乗ったタクシーの前に飛び出し間一髪「いやー、おっちゃんのハンドル捌きが火ぃ吹いたでー」。タクシーの運転手(笑)。なにさらっと面白い事言ってんだよ。そして、「最初は、ペットを飼うような軽い気持ちだったんだ。でも、思った以上に手がかかって、大変で・・・楽しくて・・・幸せで・・・俺は、ポコと一緒にいたい!」うんうん、今までなんとなく一緒にいたけど、宗太がはっきりと気持ちを認識したね。でも最初はペット飼うような軽い気持ちってどうなのよ?まあ、タヌキだから合ってるけど。

帰ってきて船乗って魚をいっぱい見てテンション高いポコを叱る宗太。親っぽくなってきた。しょぼーんとしたポコがかわいそうでかわいい。その後、怒られたのを気にしてモジモジするポコ。かわえぇぇぇぇぇ!もう怒ってないよといい手を差し伸べる宗太。もう完全な親子になってきてる。

 

 

 

第9話:いりこだし

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©篠丸のどか・新潮社/「うどんの国の金色毛鞠」製作委員会

小豆島から帰ってきた宗太。家の前には失恋を癒す優しいうどんが食べたいという宏司がいた。宏司を家にあげる宗太。宗太は冴木学がガオガオちゃんの生みの親でブームの火付け役の凄い人だという事を宏司から聞く。

うどんを作ろうと言う宏司。しょうがなく父のレシピを参考にしながらうどんを作り始める。楽しくうどん作りをする中、ポコから尻尾が出てきてしまう。宗太はポコに外のネギを取ってくるように頼み宏司に見つからないようにする。

ポコを探しに外に出た宗太はタヌキのポコを見つけ逃がす。タヌキを見た宏司はポコじゃないかと疑うも、子供の姿に戻れたポコがネギを持って草むらから現れる。その夜、ポコに人間の姿が辛いなら無理しなくていいと言う宗太。その頃、寺の住職は紗枝にポコはまだいるのかと聞くも紗枝は分からないと答える。

 

感想:

ポコが子供の姿を維持出来なくなり、最後の住職の言葉に不穏な空気が感じられ、ポコと長くはいられないそんな予感をさせる第9話。

「香川!田舎だぁぁぁぁ!」と言う宏司。宗太「自分が言う分にはいいけど、よそもんに田舎田舎言われると腹たつ」。これ、わかるわー。なんなんだろうね、自分で言うのは良いけど、そこの事をよく知らない人に言われるとムカってくる。愛のあるなしの差かなー。

小豆島の冴木学ってガオガオちゃんの生みの親とか、凄い人だったのね。そんな人を紹介してくれるなんてダーハマの人脈の広さを感じる。で、宏司は結局会ってないのかよ(笑)。

タヌキを見た宏司。東京で見たポコの耳と尻尾も覚えてる事からポコじゃないかと疑う。やっぱり覚えてたのね。夢でしたで誤魔化されはしないか。しかし、その後の「宏司。お前の言うように、本当にポコに耳と尻尾が生えてて、だからなんだっていうんだよ?ちょっと変わってるからって、何がいけないんだよ」と、ちょっと論点のずれた話に、宗太が昔の自分にも分け隔てなく接してくれたのを思い出し感動。なんてチョロいんだ?まあ、いい話ではあるけどさ。

段々と人間の姿が維持できなくなってるっぽいポコ。住職のポコへの詮索。いよいよ幸せな一時にも不穏な空気が流れ始めた感。なにやら別れが近づいているようでちょっと辛い。

 

 

 

第10話:ため池

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©篠丸のどか・新潮社/「うどんの国の金色毛鞠」製作委員会

母の命日の前日、宗太の家に凛子と中島が来ていた。中島は母に泣き落とされてお見合いをするといい二人を驚かせる。料理ができない凛子が突然お昼を作ると言い、宗太と中島は不安でいっぱいになる。案の定、料理は失敗し宗太に責められた凛子は家を飛び出してしまう。

凛子を追い駆ける中島は、宗太が足を骨折し意識不明だった時も、同じように二人でため池の周りを歩いたと昔話をし、当時は凛子が好きだったと言う。中島の事は家族だと思ってると言う凛子。そして凛子は母になると中島に告げる。宗太は母が亡くなった後、凛子ががんばって料理した時も酷評してしまった事を思い出し、ポコと一緒に謝りに行く。

次の日、母のお墓参りをする宗太、凛子、ポコ。母になるのが不安だと言う凛子に、ポコは昔の家族の幻を見せ、母の言葉が凛子に勇気を与える。

  

感想:

凛子が母になる事をきっかけに俵家の家族の絆を描く感動の第10話。ポコの不思議な能力で涙腺が緩んでしまう、そんな回。

「ねぇなかじー。もっかいブーンってしてー」とポコにせがまれる中島。完全になつかれてる。そして子供は気に入ると何回もやって攻撃してくる。掃除する凛子は寝ていて邪魔な中島に「もう、ちょっとー、うち来て日曜のお父さんごっこするん辞めてよ」。日曜のお父さんごっこ(笑)。

凛子の料理を食べたポコの顔(笑)。これはマズイ。食事中にする顔ではないし、完全にフリーズしている。これはポコのトラウマになってしまうのでは?

宗太が意識不明になった時の過去回想で、「泣くなや。親父も大丈夫って言いよったやろ?すぐ目覚ますって」と凛子を元気づける中島。「お母さんの時もそうやったもん。すぐ治るって、すぐ退院出来るって言いよったのに。忍ちゃん、どうしよう、宗太死んでしもたら」と泣き続ける凛子。母の事があるから余計に心配な凛子。そうだよね、お母さん亡くしてるんだよね。凛子も宗太も普段元気だから気付かないけど、昔から苦労してるんだよなぁ。

凛子からもうすぐ母になると聞いた中島。中島は今は凛子の事どう思ってるんだろう?昔は好きだったと言う話だったが・・・今でもちょっとその気なら、この母になる発言はショックだろうな。でも笑顔で「おめでとう」って言ってたからもう吹っ切れてるっぽいな。

母が亡くなり凛子の作った料理を食べる子供の頃の宗太。「おいしくない。だって、母さんのと違うもん。お母さんの作ったやつが食べたい」と泣く宗太。「私やて、お母さんのご飯が食べたい、お母さんに会いたい」と泣く凛子。辛くて悲しいなぁ。見てるこっちも泣けてくる。で、次の日から一緒に料理して、宗太だけプロ級の腕前になったと・・・。宗太が作った料理がホテルのレストラン的なものなんだけど(笑)。

ポコが見せる俵家家族の幻影(と言うか記憶かな)。雨の中傘をさしてお出かけする家族。「僕、おっきくなったら、お父さんみたいにカッコ良くうどん打てるようになりたいわ」、「私は、お母さんみたいなお母さんになりたい。でも私、料理も上手にお手伝いできんけん、どうしようホンマになれるかな?」「なれるよ。凛子はしっかり者やもん。世界で一番素敵なお母さんになれる」。もう戻ることはできないし、父も母もいない、そんな二人にポコが見せる幻影。こういう家族愛的なものは涙腺が崩壊します。

 

 

 

第11話:高松まつり

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©篠丸のどか・新潮社/「うどんの国の金色毛鞠」製作委員会

ポコとずっと暮していけるように保育所等を調べる宗太。家の中でアルバムを発見して小さかった頃の家族との思い出や香川が嫌いだった若い頃を思い出す。そんな中、宗谷は冴木学から高松まつりのWEB配信の仕事の依頼を貰う。

宗谷は遊びに来た中島に、暫くはフリーの形でWEB関係の仕事を続けると言う。その日の夕方、凛子が家にきてポコを育てて行く事を決めたと伝える宗太。友達の子ではないと告げる宗太に、墓参りでの不思議な体験にポコは関係あるのかと問う凛子。宗谷は分からないと答える。

高松まつり当日、真鍋、凛子、中島らと祭りに出かける宗太。祭りを見にダーハマと宏司もやってくる。みんなで祭りの花火を見ていると、ポコから尻尾が出てきて皆にその姿を見られてしまう。

 

感想:

宗太がポコとずっと暮らす為色々と動きはじめ、周囲にもずっと育てて行く事を話し始めるも祭りでポコの尻尾を大勢に見られてしまう第11話。最終回に向けて訪れた大ピンチ!早く次回が見たくなる引きだった。

宗太がガオガオちゃんに会いに行くよと言った後の、ポコが両手振り回して喜ぶ姿がかわいい。そしてガオガオの中の人は雪枝さんだったのか!衝撃の真実だ。

凛子が来たときに縁側でスイカ食べるポコ。マシンガン種飛ばしを完全にマスターしてるじゃねーか。末恐ろしい。宗谷と凛子が話す中、横で寝たふりしてる中島が空気を読んで絶妙なタイミングで起きたフリするのがニクイ。これぞタヌキ寝入りって感じ。凛子も中島もポコに何か感じてるんだろうなー。

のぞみちゃんに「ポコちゃん、お母さんとお父さんお祭りに来んの?寂しないの?」と聞かれるポコ。隣にいる中島が「寂しないなぁ」「うん、そーた、りん、のぞみ、ばーちゃん、なかじ」「俺最後やん!」。フォローを入れる中島がかっこいい。今回の中島は超空気が読めるいい大人。

住職と紗枝兄妹登場。またしてもうどんや再開の話を聞く紗枝。これで4度目だ。しかし、今回の宗太の回答は「親父のレシピは研究中なんで、今度よかったら試食してください」と前向きなものに!良かったね紗枝さん。

毎回ED後にやっていたガオガオちゃん。なんと最後に冴木学、雪枝、ダーハマが出てきて、ガオガオちゃん誕生秘話になるとは。

 

 

 

第12話:かけうどん

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©篠丸のどか・新潮社/「うどんの国の金色毛鞠」製作委員会

祭りで尻尾を出してしまったポコはそこから逃げ出す。ポコを追い駆ける宗太。宗太は足の古傷が痛み転んでしまうが、そこにポコが駆け寄ってきて、ポコを抱きしめる。

ポコが不思議な力を使い、宗太に過去を見せていく。ポコは高校時代の宗太が交通事故に遭った時に助けたタヌキだった。進路の事で揉める父と宗太、宗太の作ったホームページを見る父等、過去を振り返っていく。

ポコが見せる幻の中で父と会話をする宗太は、「もう一度親父のうどんが食べたい」と言う。そこへポコが持ってきたレシピノートの最終ページには「宗太へ」と書かれていた。そしてポコは、お父さん宗太好き、ポコも宗太好きと言い光の中に消えていった。

ポコとの想い出を胸に、宗太の香川での新しい日々が始まる。

 

感想:

心温まる最終回。とても上手く纏まっていて感無量です。

ポコが宗太の前に現れたのは、宗太が助けたタヌキだったからなのか。それからずっと宗太と父親を見てきたんだな。そして父と仲違いしたまま死に別れてしまった宗太への恩返しだったんだな。伝えたかった言葉をシンプルに表すと「お父さん宗太好き、ポコも宗太好き」って事なんだろう。

「みんなずっと一緒。ここ、いる」と言って胸を押さえるポコ、「ずっと一緒」と言い手を振りながら光の中に消えていく。悲しいなぁ。でも、とても心が温かくなるそんな感じだった。

住職の「狸が人に化けるには、大変な力を使うと聞いとります。それでもあの子、あなたに会いたかったのでしょう。そして伝えたかったのでしょう。家族は離れていても、離れはしないと」この言葉が作品の言いたいことなんだろう。離れていても、離れはしない。さすが住職は良いこと言うわ。

最後の写真に写ったポコが記念写真みたいのじゃなくて動いててブレてるのがいいね。やっぱりポコは元気に動き回ってないとね。ポコの写真みて冗談言って笑う宗太、凛子、中島。悲しいけれど、とても良い想い出になってる感じが何とも言えず好き。

「俺にとってダシの匂いは、夕暮れ時の家の匂いで、父さんの匂いで、鼻の奥がじんとする家族の匂い」ポコと出会い、父の想いを知り、香川で暮らす事を選んだ宗太。ポコに教えられた「家族」。香川が好きになり、家族が好きになり、父が好きになった宗太のラストの言葉はとても深い。

 

 

最後に

「うどんの国の金色毛鞠」いかがだったでしょうか?

のんびりとした雰囲気の中に、ポコと暮す日常から家族の大切さ、父の想い等を上手に描いてるハートフルファンタジーだと思います。大笑いとか、号泣とかそういう感じではなく、じんわりと心に染み入るそういった作品でした。