「かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~」5話ストーリー紹介&感想です。
ED無しの4話構成で中身たっぷり。
1期に続いて今回も来ましたね、柏木に相談するかぐや様や、藤原の教育ママっぷりと会長のポンコツさで笑える特訓回。
そしてついにミコの恐ろしさを知るかぐや様。
いや~、文句なく面白い。
目次
5-1:白銀御行はモテたい
ストーリー
朝の登校時間、前を歩く白銀に声をかける藤原。
生徒会活動が無くなり睡眠不足が解消された白銀は眼のクマが取れスッキリした顔立ちになりかなり雰囲気が変わっていた。
廊下で白銀を見かけた石上は、何かの呪いが解けたかのように威圧感が無くなった白銀の顔を見て驚き、女生徒からカラオケに誘われる白銀にモテ期では?と話す。
その話を聞いた白銀は鏡を見て目元に優しさが佇んでいると自覚し、今ならかぐやを落とせると考える。
図書室で応援演説の原稿を考えるかぐやに声をかける白銀。
自分の実績だけでなく人間性を訴えてもいいとかぐやに顔を近づける白銀は、かぐやの評価を聞きたいと迫る。
真面目で面倒見がよく生徒会長に適した人材だと淡々と語るかぐや。
全く白銀に興味を示さないかぐやに動揺する白銀。
かぐやは白銀の眼が変わってしまった事に動揺していた。
感想
睡眠不足が解消された健康優良児な白銀の顔がちょっと気持ち悪い「白銀御行はモテたい」。
誰だ?おまえ?
偽物感が凄いぞ。
あまりの違いに突っ込む藤原。
「あ、そうか今日寝癖直す時間あったからな。それじゃね?」と答える白銀に、
「確かにそこも違いますけど・・・って言うかあれ寝癖だったの?」
あれ、寝癖だったのか・・・。
石上にモテ期と言われ、鏡で顔を確認する白銀。
「確かに目つき悪くない。今の俺は目元に優しさが佇んでるとすら言える。もしかして今なら四宮を落とせのでは?なんか最近イイ感じだし。今の俺なら・・・これは大きなチャンスだ!」
慢心しておられる・・・またしても慢心しておられる。
自分の評価をかぐや様に顔を近づけ聞く白銀。
「真面目で面倒見がよく生徒会長に適した人材だと思いますよ・・・あと近いです」
棒(笑)これはメチャクチャな棒。
「あと近いです」が地味に傷つく。
氷かぐやとまではいかないが、このそっけなさよ。
「寝たら目元がスッキリして感じよくなったと思うんだが・・・」と食い下がる白銀。
「はぁ、そうですね・・・あと近いです」
こ・れ・は・あ・か・ん
完全に興味を失ってるじゃねーか!
5-2:柏木渚は慰めたい
ストーリー
かぐやは友達の話として、最近気になってる男子の容姿が大きく変わってショックを受けてしまい、本物の愛ではないのではないかと思い悩んでいると柏木に相談する。
恋なんてそんなものと返す柏木に、人の美醜で態度を変えるなんて本物の愛はそんな簡単に揺らいだりしないと捲し立てるかぐや。
その子のは本物の愛だから大丈夫と場を取り繕う柏木。
そこに本物の愛というワードを小耳にはさんだ藤原が登場。
外見が変わった程度で冷める愛は最低であり偽物だと断言し藤原はその場を去る。
自分の愛が偽物だと落ち込むかぐやは、そこに現れた石上に本物の愛を手に入れられなくて苦しんだ事はあるかと問う。
各々が胸に抱いた等身大の愛それこそが本物の愛と熱く語りその場を後にする石上。
その言葉に気持ち悪がる柏木だったが、話しに納得したかぐやに同調して相談を解決する。
そこに徹夜明けで目つきがおかしい位に悪くなった白銀が登場。
その白銀を見て興奮が抑えきれないかぐやは、白銀を保健室に連れていく。
柏木はその光景を見て、かぐやのは本物の愛ではないと思うのだった。
本日の勝敗:柏木の負け
感想
柏木が色々大変な「柏木渚は慰めたい」。
一生懸命相談に乗ってあげる柏木は案外良い子。
柏木に相談するかぐや。
「これは友達の話なんですが」
(かぐやさんの話だ)
「最近気になっている男子の容姿が大きく変わってしまって」
(白銀くんの話だ)
相変わらず丸わかりじゃねーか!
1期の頃から何も成長してない相談下手なかぐや様(笑)
本物の愛と言い始めるかぐやに恥ずかしがる柏木。
(私はあなた達の甘酸っぱい初恋を受け止めきれるほどピュアじゃないんですよ!)
やっぱり神ってるよね、君。
「人の美醜で態度を変えるなんて本物の愛はそんな簡単に揺らいだりしないものでしょ!」と捲し立てるかぐや。
本物の愛というワードに脳がむず痒くなる柏木。
「大丈夫です、かぐやさん。その子の抱えてる気持ちは間違いなくほんも・・・本物の愛ですから!」(言っちゃった私)
なんだろう、恥ずかしがる柏木さんが可愛いぞ。
本物の愛と言うワードにひかれてやってくる藤原。
かぐやを守るために泥をかぶることを決めた柏木は、本物の愛は何なのかと相談に乗ってもらっていたと藤原に話す。
「えぇー!柏木さん。この歳にもなって、そんな、イヒヒヒ」と小馬鹿にして笑う藤原。
君さぁ、相変わらず空気読まないな!
これは石上の正論で殴るしかない。
顔真っ赤にする柏木が可哀そうだ。
本当の事を言い出すかぐや様の口を塞ぎ、かぐや様の為にプライドを捨てる柏木。
おいおい、なんていい子なんだ。
かぐやに本物の愛を問われた石上。
「本物の愛?もう少し現実を見ましょうよ。この現代社会、誰も打算無しに人を愛する事なんてできないでしょう。まったくバカみたいですよ。各々が胸に抱いた等身大の愛。それこそが本物の愛だってなぜ気付かないんですか?」
はい、石上くん気持ち悪いです。
自分に酔ってるところが更に気持ち悪いです。
柏木さんの「ん”んんんんんんん」が凄すぎて笑える。
徹夜明けで目つきがおかしくなった白銀に遭遇するかぐや。
興奮しすぎてヤバイ状態に(笑)
本物の愛とかなんとか関係なく、単なる性癖でしょ、これ。
歪み過ぎてる。
ドン引きする早坂の気持ちもわかるわ。
5-3:白銀御行は歌いたい
ストーリー
藤原の指揮の元、朝礼で校歌斉唱する生徒たち。
藤原は白銀が口パクしていて歌っていないのを発見してしまう。
ちょっとだけ音痴だからと口パクの理由を藤原に話す白銀。
バレー特訓の記憶が蘇る藤原は、「ちょっとだけ」の部分を再確認し白銀に歌を教える事に。
白銀の歌を聞く藤原は、あまりの酷さに驚愕し、壊滅で致命的、よくも騙してくれましたね!と白銀に罵声を浴びせる。
単音で狙った音程が出せる練習から始める藤原。
小学校では教師に無理に歌わなくてもいいと言われ、中学校の合唱祭ではクラスメイトから口パクをお願いされたと昔話をする白銀は、本当はみんなと一緒に歌いたいと本心を漏らす。
その話を聞いた藤原は母性が爆発し特訓を始める。
次の朝礼で白銀が唄っているのを聞いた藤原は、指揮をしながら感動で号泣する。
本日の勝敗:白銀&藤原の勝利
感想
藤原の教育ママっぷりと会長のポンコツさで笑える特訓回な「白銀御行は歌いたい」。
特訓回にハズレ無し。
藤原書記がよく動きよくしゃべり可愛さが爆発だ!
ちょっとだけ音痴という白銀にバレー特訓の日々を思い出す藤原。
「ちょっとなんですよね?ちょっとだけなんですよね?」
「ああ、誓ってちょっとだ。ちょっとだけ音痴なんだ」
あぁ、どう考えても罠だ。
バレー特訓の悪夢を思い出した藤原の確認の仕方が念入りで笑える。
白銀の歌を聞く藤原。
「嘘つき!ちょっとじゃない!壊滅!致命的音痴!よくも騙してくれましたね!」
知ってた(笑)
単音から練習を始める藤原。
「♪ソ~、できますか?」
「馬鹿にすんな。それくらいできるに決まってんだろ!♪ソ”~・・・な?」
「それレ!ソはこれ!レはこれ!全然違うでしょ!」
(笑)
でも、これは分からないんじゃないかな~。だから音痴なんだし。
単音の音程が合うようになった白銀、さっそく歌ってみるが、
「吐きそう!以前のは一周してナマコの内臓みたいな良さはあったんですが、今のは生半可に音を拾ってる分、普通にジャイアンって感じで最悪です!」
ナマコの内臓からジャイアンにレベルアップ!
いや、レベルダウンなのか?
5-4:かぐや様は蹴落としたい
ストーリー
裏から手をまわし生徒会長選挙立候補者を辞退に追い込むかぐや。
かぐやは次のターゲットであるミコの身辺調査の結果報告を早坂から聞く。
ミコの父は高等裁判所裁判官、母は国際人道支援団体職員で仕事ぶりは清廉潔白、叩いても埃が出ないという早坂に、出会ってきた悪人の数が違うと余裕を見せるかぐや。
ミコを生徒会室に呼びお茶を振舞うかぐや。
ミコはかぐやから目的の為なら手段を選ばない人特有の匂いを感じ取り警戒する。
かぐやはミコが小中と生徒会長に立候補するも1度もなれていないことを指摘、まだまだミコの理念を生徒が理解するのは難しいと説き、ミコが生徒会長になれるよう協力を申し出る。
遠回しに、来年協力するから今年は辞退しろと取引をしてくるかぐやに、白銀同様の汚さを感じるミコは「あなたと白銀前会長、本当にお似合いですね」と怒りをあらわにする。
似た物同士でで相性ピッタリと捲し立てるミコ。
かぐやはあまりの嬉しさに動揺してしまう。
かぐやと白銀の歪んだ心を叩き直すために自分の生徒会に入ってもらうと宣言するミコ。
かぐやは白銀と一緒に居られるその条件を悪くないと思ってしまうが、恋愛禁止と藤原が副会長という話を聞きミコの真の恐ろしさを知る。
本日の交渉:決裂
感想
かぐや様の闇の部分全開な「かぐや様は蹴落としたい」。
ミコちゃんとかぐや様の直接対決!
久しぶりに賢くて腹の中真っ黒なかぐや様が楽しめる。
選挙公約を貼り出す藤原に声をかけるかぐや様。
「 公約なんて飾りみたいなものですから。選挙が終われば誰が何言ったかなんて皆忘れますしね」と平然と言い放つ藤原。
「政治家の娘よね?あなた」
さすが政治家の娘と言ったところだろうか(笑)
公約の使い方をよく理解しているじゃねーか!
藤原書記が作った公約が全く何も公約してない(笑)
具体的に何するって一つも書いてないのが逆に凄い。
私達は生徒と共に
当生徒会の扉はいつも開かれています。
いつでも相談にきてください。
我々は生徒に寄り添った人間味ある運営を致します。
楽しい学園生活の為に
私達の生徒会は生徒の自主性を重んじ開放的で自由な学園生活を応援します。
自由とは、ルールで縛るものでなく各々の考える能力を育む為の機会であると私達は考えます。
2期目でしか出来ない改革を
私達が続投すれば10年ぶりの2期連続の快挙です。
前年から得た経験を活かしここに秀知院学園の全生徒に対し根本的な改革を宣言、お約束いたします。
生徒会室を勝手に使っていいのかとミコに問われるかぐや様。
「どの道、私たちかあなた方が生徒会役員になるのですから構いませんよ」
「本郷先輩が生徒会長になる可能性だってあるじゃないですか」
「うふ、確かにそうでしたね」
このほほ笑み、かぐや様怖い・・・。
既に裏から手をまわし本郷は辞退に追い込んでるので「そうでした、ね」なのだよ。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
かぐや様のあくどいやり方に白銀と同じ匂いを感じるミコ。
「あなたと白銀前会長、本当にお似合いですね!似た者同士。相性ピッタリ。なかなかいませんこんな相性のいい二人。もう結婚すればってくらいですよ!」
あぁ、腹黒で頑張ってきたかぐや様が一気にアホに。
「なによ、この子すっごく良い子じゃない!」
あっという間の掌返し(笑)
「そういえば、とっておきのフルーツケーキがあったのでした」
言葉の前半は落ち着い雰囲気で、後半からアホが入ってくる言い方が凄いな。
声優の演技に脱帽。
恋愛禁止で学校の規律を取り戻すと言うミコ。
「私と藤原副会長が居ればきっと実現できます!」
「え?誰が副会長ですって?正気?」
「もちろんです」
「何言ってるのこの子、怖い!」
ミコちゃんのヤバさを知ったかぐや様。
藤原を副会長にすると知った時の顔が・・・(笑)
次の話:
前の話: