©アミュー／集英社・この音とまれ！製作委員会
「この音とまれ！」は2019年春（4～6月）及び2019年秋（10～12月）の分割2クールで放送された漫画原作の作品。13話+13話の全26話。
全国大会出場を目指す高校の筝曲部を舞台にした青春群像劇作品。
◆ジャンル＆キーワード
青春、部活、恋愛、王道展開、琴、友情、不良、ツンデレ
◆おすすめ度
★★★★☆（星４）：見るべき作品
◆こんな人にお勧め
- 青春物が好きな人
- 部活物の熱い展開が好きな人
- 初々しい恋愛を見てニヤニヤしたい人
- 王道の展開が好きな人
- ちはやふるや響けユーフォニアムが好きな人
- さとわちゃんに恋した人
全話視聴後レビュー
琴に打ち込む高校生たちを描いた学園もの。
「ちはやふる」＋「響け！ユーフォニアム」的な作品で、弱小校が全国を目指す部活物のコッテコテ王道路線なんだけれども、熱い熱い展開が随所にみられ面白い。
青春ものはこうでなくっちゃね。
主人公の久遠が不良少年で周囲から恐れられているが実は良い人だったり、ヒロインのさとわちゃんが腹黒でツンツンしているが徐々に周囲に溶け込んでいく等、昔ながらのドストレートな定番設定に筝曲部というマイナー部活を上手にミックスし、仲間や家族との絆、ライバルとの闘い、ほのかな恋愛を描いている作品。
その中で理解ある指導者や久遠を見守る婆ちゃん等、しっかりした大人が脇を固め、部員たちを導いていく姿は好感が持てる。
1期（前半13話）では、部員を集め、部員の中で何かしら問題が発生し、それを解決し、大会を目指すって感じで在り来たりと言えば在り来たりだけれども熱いストーリーが展開される。
2期（後半13話）はライバル校の話や堂島晶の話などが多くなり時瀬高校筝曲部員の話が少なく残念だと感じる面はあるけれども、来栖の武蔵に対する恋心とか、久遠を意識しちゃうさとわちゃんとか、おさえて欲しい所をしっかりおさえてる。
そして最後の「天泣」の演奏は本当に素晴らしかった。熱く涙が出てくる演奏だった。
何と言ってもこの作品は鳳月さとわの魅力が凄い。最高のヒロインだ！ツンツンしていて腹黒なんだけど、徐々にデレ始め初々しさがあり可愛い。
©アミュー／集英社・この音とまれ！製作委員会
なんでさとわちゃん1話から登場させなかったんだろう？お陰で1話を見た時に腐女子向けの青春ものだと思っちゃったよ。
