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吹奏楽にかける熱い青春アニメの続編「響け!ユーフォニアム2」全話ストーリー&感想

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©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

「響け!ユーフォニアム2」は2016年10-12月放送、小説原作の部活もの青春ドラマ作品「響け!ユーフォニアム」の続編。全13話。

高校1年生の黄前久美子を中心に、吹奏楽部メンバーとの交流を描きながら、本気で全国大会を目指す吹奏楽部の日々を描く熱血青春ドラマ。

 

ジャンル&キーワード

青春ドラマ、部活、熱血、友情、吹奏楽

 

お勧め度

★★★★★(星5)

 

こんな人にお勧め

  • 1期を見て面白かった人(当然だけど)
  • 熱い気持ちになりたい人
  • 青春物が好きな人
  • 感動で泣きたい人

 

tv2nd.anime-eupho.com

 

 

目次 

 

 

総評

「響け!ユーフォニアム」の続編。関西大会出場を決めた試合の直後からはじまる完全続編なので、1期を見ていない人は必ず見ましょう。(まあ、いきなり2から見る人はいないと思うけど)

1期とちょっと違い、前半は希美とみぞれの話、後半はあすか先輩の話と結構明確に区切られている。吹奏楽部が一つに纏まり、練習を重ね上手くなって勝利するって言うのは1期でやっているので、その描写は少なく、全国大会に向けてのトラブル系の話がメイン。でも、盛り上がらない訳じゃない。盛り上がり方が部活ものの熱さではなく、人間関係に係わる熱い青春物に変わっている。そして、その物語が涙なくしては見られない。

相変わらずコンクールの演奏シーンは圧巻である。1期の最終回を凌ぐ演奏シーンは必見。今回はノーカットで1曲まるまる演奏する。やはり、この演奏は言葉では言い表せない。見て聴いて感じ、胸が熱くなる最高のエンターテインメントである。

主人公の黄前久美子の演技が素晴らしい。物語後半は本気の本音で人と接することが多くなるが、その演技が涙なくして見れない。コンクールの合奏はアニメ史に残る圧巻のシーンだが、久美子が熱く語るシーンはそれに負けずとも劣らない名シーンである。

1期から続く、イマイチ何を考えているのか分からないあすか先輩の、言動、行動の理由が明らかになる。あすか先輩と久美子の関係も単なる先輩後輩から大きく変化し、1期2期通して、この二人の関係が響け!ユーフォニアムという物語の核であると感じる。

正直、私はみぞれの性格が好きになれなかったり、麗奈の恋話での行動が好きになれなかったりで、いまいちな所もあったが、それを差し引いてもおつりがくるほどの感動を他で与えてくれたので、大満足している。最終回を見終わった後は感動と、この作品に出合えた感謝しかない。

そして、作画、BGMの素晴らしさは1期から変わらず素晴らしい。

 

 

注意:ここからは、ネタバレありです。 

 

各話ストーリー&感想(ネタバレあり)

第一回:ようこそハイスクール

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©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

関西大会に向けてスタートを切った北宇治吹奏楽部。

朝練にきた久美子と麗奈は無表情で無口なオーボエ奏者鎧塚みぞれと会い、久美子はみぞれにとっつきにくさを感じる。その日の合奏練習、滝先生は新たな指導者としてパーカッションのプロ橋本真博を紹介する。

2年前、南中は府大会で銀賞という結果に終わる。お葬式ムードな帰りのバスの中、「高校に入ったら金取ろうね」と約束する傘木希美とみぞれ。

パート練習中に夏紀が部活に復帰したいと言う希美を連れてくる。あすかから復帰の許可が欲しい希美はそれから毎日あすかの元を訪れるが、あすかから「部のプラスにならないから復帰には反対」と言われてしまう。

久美子たちは晴香部長から去年辞めた部員の大半が南中出身である事を聞き。希美、夏紀、優子、みぞれが南中出身であることを知る。

ある日の練習後、忘れ物を取りに戻った久美子は、気分が悪く座り込んでいるみぞれを発見、「吐きそう、この音聞きたくない」と言うみぞれ。聞こえてきていたフルートの音は希美が吹いているものだった。

花火大会に出かける久美子と麗奈。久美子から希美の一件を聞いた麗奈は部の事を考えたあすかの判断を支持する。そして二人は全国大会出場の決意を新たにする。

  

感想:

吹奏楽部の新たな火種希美先輩が登場、どう考えても一悶着起こりそうな第1話。

毎朝滝先生の所に部室のカギを貰いに行く麗奈。毎日みぞれが先に来てるの知ってるのに・・・乙女やなー。こういう麗奈はかわいい。

夏紀から希美と会った事を内緒にして欲しいと言われ悶々とする久美子。あすかの前で「あすか先輩が話してくれる訳ないしなー」っと、声に出てるぞ、失言王!

あすかに相談があると言う夏紀。「恋の相談?」とかふざけてたのに、「違います」とう言葉を聞き、状況を理解し、いきなり真顔になるあすか。この冷静っぷりが怖い。そして、「私は希美ちゃんの復帰に賛成しない。この部にプラスにならないからね。だからもう来ないで欲しい」うーん、バッサリ。二期でもあすか先輩がブレずにあすか先輩だった。

久美子を花火に誘う麗奈に「もしかして麗奈照れてる?」って物凄い煽り方。久美子やっぱり性格悪いわ(笑)。

朝練の部室で会う、みぞれ、優子、麗奈、久美子。「優子、仲悪いの?その二人と」みぞれいきなりの爆弾発言。「そうなんですか?先輩」と麗奈、「さあ?どうなんだろうねぇ後輩」と優子。なんという上手い受け答え(笑)。双方の不敵な笑いで、場の空気が凄い事に。そしてアタフタと謎の動きをしながらその場を収めようとする久美子。爆弾処理班にならざるを得ない久美子が不憫だ。まあ、まだ不穏感はあるけれども、これだけバカ言い合える仲になったって事だよね。

母親に浴衣を着せてもらう久美子。「あんたまた太ったんじゃないの?」という母に 「なんてこと言うんだ!」っていう久美子がかわいい。家にいる時の久美子のだらけ具合が何ともいえずにいいよなー。

 

 

 

第二回:とまどいフルート

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©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

お盆休み、吹奏楽の練習が無い久美子たちはプールへ遊びに行く。そこで希美と会い、希美があすか先輩に拘るのは、退部する時に唯一引き止めてくれたあすか先輩に、関西大会に向け何か手伝いをしたいからという事を聞く。そして、退部する時にみぞれに声をかけなかったのは、部にオーボエが一人でコンクールメンバーだったからという理由だった。

あすかに復帰が認められない理由がわからないと涙する希美に、久美子はあすか先輩から理由を聞いてくると約束する。

吹奏楽部の合宿が始まった。滝先生は新しい木管の指導者で美人の新山聡美を紹介、仲の良い所を見せられた麗奈は呆然とする。

その夜夏紀は、希美に憧れていた事、そして本当に苦しんでいる時に助けられなかったからと希美復帰に手を貸す理由を久美子に話すも、この件は気にせず関西大会に集中するように言う。

眠れない久美子は宿舎の外でみぞれと会う。みぞれはコンクールが嫌いと言い、吹奏楽を続けている理由も「もうわからない」と言う。

  

感想:

希美の過去、夏妃の希美に対する思い、そしてみぞれの闇、さらに轟沈する麗奈が見れ、それぞれの想いが交錯する第2話。みんなの想いを聞いて回る事になってる久美子は、やはり巻き込まれ体質なんだよなー。

麗奈をプールに誘う久美子。「去年買った水着、結構きつくなってきたから。今年くらいは着ておきたいし」と言う麗奈。「高校に入ったら胸が大きくなるって、やっぱり本当だったんだ!」と目を輝かせる久美子。※但し、効果には個人差があります。1期から続く久美子の胸コンプレックスネタが面白い。

「私、吹奏楽好きなんだよ」と言う希美。「練習して強豪校に負けない強い部になりたかった、理解されず無視されて、仕方なく辞めて・・・それが今では関西大会出場。正直悔しいよ」と涙ぐむ希美。本当に吹奏楽が好きで良い子なんだよなー。

新山聡美先生を紹介されてからの、麗奈の死んだ魚の目(笑)。これはヤバい。そしてカレーをボロボロこぼして食べられてない麗奈。効果は抜群だ!って感じで心にクリーンヒットしてる。今まで真面目なシーンが大半だった麗奈のいきなりのお笑いで大爆笑だ。

 

 

 

第三回:なやめるノクターン

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©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

合宿2日目。各パートに細かく指示を出していく滝先生は、久美子が吹けなかったパートも関西大会では吹くように指示する。そして橋本はオーボエのソロが楽譜通りで感情が無くつまらないという。

夕食後、久美子はあすかから「みぞれが希美の顔を見ただけで気持ち悪くなるほどのトラウマがある」と復帰を拒む理由を聞かされる。そして、希美はその事に気付いていないと言うあすか。

外で花火で遊ぶ吹奏楽部面々。滝先生と新山の仲が気になる麗奈は新山が既婚者と知り安堵する。一方、橋本は滝先生の奥さんが5年前に亡くなっている事をうっかり久美子に話してしまう。

眠れない久美子は、希美の事で言い争ってる優子と夏紀を見つけ優子に捕まる。みぞれの事情を知る優子は、夏紀に言わないよう久美子に釘をさす。そして優子とコンクールについて話し、わだかまりが少し解ける久美子。

翌朝、久美子は外の公園で一人ユーフォを吹くあすかを見る。

  

感想:

久美子の頑張りが認められ、あすか先輩が希美を復帰させない理由が明らかになり、優子とのわだかまりが少し解けるも重い展開が続く第3話。しかし、人間関係のドロドロはどこまで行っても解決しない。そして、久美子の家政婦は見た体質。なんで、こんなに巻き込まれるんでしょうか?

合奏練習中、指示を出しまくる滝先生「ユーフォ、関西大会は今の所二人で吹いて下さい」。突然訪れる歓喜の瞬間。一瞬にして胸が熱くなり、涙が、涙が出てきます。久美子の努力が報われて本当に良かった。これを、感動的なシーンとしてではなく、流れの中でサラッとやる。ニクイ演出だ。

あすかが希美復帰を認めない理由。関西大会に向けて、部に一人しかいないオーボエ奏者を潰す訳にはいかない。打算的だがあすか先輩らしい判断だ。やはりあすか先輩は見てるものが違うな。

橋本先生のうっかりで滝先生の過去を聞いてしまう久美子。ゴシップ好きではないと言っていたが、ゴシップの方から久美子に寄ってくる。吹奏楽部の秘密は全て久美子に集まるシステムなのか?

優子と話す久美子。「あんたさ、私の事嫌い?」「嫌いというか苦手と・・・あっ」流石です失言王。正直に口滑らせすぎ。そして、なんだかんだ言って夏紀の事をよく理解してたり、結局は上手い人が吹くべきだと思ってたり、優子先輩の株がストップ高なんですけど。この人も良い先輩なんだな。

 

 

 

第四回:めざめるオーボエ

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©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

合宿が終わり、関西大会まで10日を切ったある日。大会終わるまではもう来ないと夏紀に話をした希美は、廊下で練習しているみぞれに声をかける。驚いてその場から逃げ出すみぞれ。状況が呑み込めない希美は追いかけようとするが優子に止められる。

みぞれを探す優子と久美子。教室でみぞれを発見した久美子は「希美先輩の事嫌いなんですか?」と聞くも、みぞれは悪いのは自分だと答える。自分の唯一の友達である希美が相談もなく退部し、知らされなかった事がショックであり、部活を続けているのは楽器だけが自分と希美を繋ぐものだと思っているからだと打ち明ける。

そこへやってきた優子は、自分も友達であり、同情で付き合ってるんじゃないと怒り、関西大会出場は嬉しくなかったのかと本音でぶつかる。そして、オーボエを持った希美が教室に入ってきて、「ずっと独りでがんばってきたみぞれに一緒に辞めようと言えなかった」とお互いの誤解を解き、みぞれと希美は和解する。

すべてが終わり、あすかは久美子にみぞれはずるい性格だと言い放った後、真剣な顔で「全国行こうね」と言う。 

  

感想:

希美とみぞれ、二人のすれ違いのお話しが解決する第4話。みぞれの過去や、その後の希美との和解とか感動するんだろうけど・・・・正直、自分にはダメだった。みぞれの拗らせ具合がどうも肌に合わない。コミュ壁ボッチが独りで拗ねてる感。全く共感できないし感情移入できない。こういう当人の弱さから人に依存する子嫌い。あすか先輩的に言えば「そんなこと超どうでもいい」って感じ。まあ、いい話ではあるんだけどね。

みぞれの事情を知ってるからという理由で借り出される久美子さん。今日も元気に巻き込まれてますね。

そして、みぞれに「希美先輩の事嫌いなんですか?」と直球!久美子さんはもうちょっとオブラートに包んだ言い方を覚えましょうね。

今週も優子先輩の株がストップ高。みぞれの両手を持って引く時に、みぞれが影の部分から光のあたる部分に出てくる演出は良かった。

「私、何か気に障る事しちゃったかな?私バカだからさぁ、なんか心当たりがないんだけど」と言う希美。希美さんあなたは間違ってませんよ。どう考えても、おかしいのはみぞれさんです。

「でも、ずるい性格してるよね、みぞれちゃんも。みぞれちゃんが希美ちゃんに固執してるのって結局1人が怖いからでしょ?優子ちゃんは保険だね。案外、人って打算的に動くものだと思うな」と言うあすか。的は得てると思うが言い方酷い。あすか先輩は誰に固執する訳でもなく一人だから、みぞれを見てたらイライラするんだろうな。私もみぞれを見てるとイライラします。

 

 

 

第五回:きせきのハーモニー

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©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

関西大会前日、最後の練習を行い、橋本と新山が最後の挨拶を行う。

帰りの電車で久美子と麗奈に「全国に連れてって」と檄を飛ばす葉月。葉月の全国という言葉を聞き、きちんと「全国に行く」と声にだし決意を固める久美子と麗奈。

大会当日、あすかは部員の前で「負けたくない、全国に行きたい」という強い想いを述べる。

そして演奏が始まる。

大会の結果、北宇治は金賞。そして全国大会出場の切符を手に入れた。部員たちが歓喜の涙を流す中、久美子はみぞれにコンクールはまだ嫌いかと聞き、「たった今好きになった」とみぞれは笑顔で答えた。

  

感想:

三日月の舞をノーカットで送る圧巻の演奏が凄い、そして全国大会出場を決める感動の第5話。 ほんと、これは凄いわ。なんだ?今回最終回か?って思ってしまう。1期最終回も凄かったけど、それを越えるクオリティー。ほとんどストーリーは無く、ただ演奏して勝っただけなのになんだろう、最高に面白いし、目から涙が止まらないしで言う事なし。

あすか先輩が「全国に行きたい」と強い想いを込めて皆に言う。珍しくすごい熱いあすか先輩だ。

演奏中のちょっとした回想や譜面に貼られた写真が効果的で気持ちを盛り上げる。そしてみぞれのオーボエが美しい。久美子がずっと練習してきたパートが終ると、あすかと久美子が目配せしてるとか凄く描写が細かい。でも、この演奏シーンはつべこべ言うんじゃなくて、ただただ観て聴いて感じる、それだけだ!

結果発表、何回見ても泣いてしまう。BGMずるいわ。胸が熱くなって涙がね、止まらんのですよ。

 

 

 

第六回:あめふりコンダクター

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©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

北宇治高校文化祭が始まった。吹奏楽部は演奏を披露し、あすかが来場者に日頃のお礼と全国に向けての抱負を語る。その後、各々文化祭を楽しむ吹奏楽部メンバー。

次の日、台風の影響で学校は休校。久美子の姉麻美子は大学を辞めると言い父と喧嘩。普段勉強しろと姉から言われていた久美子は、姉に突っ掛るが「あんたに関係ない」と言われてしまい、イラつき暴風の中外出する。

花屋で滝先生と遭遇した久美子は、滝先生が左手薬指に指輪をしているのを発見する。そして先生の車で家まで送ってもらう事になった久美子は、車中、滝先生から亡き妻は滝先生の父が北宇治吹奏楽部を教えていた頃の教え子で全国で金賞を取れなかった事と、先生になって母校を金賞に導くと言っていた事を聞く。

翌朝朝練に向かう久美子は、昨日滝先生が買っていた花を見つける。緑輝は花の名を「イタリアンホワイト」、花言葉は「あなたを思い続けます」だと久美子に教える。

   

感想:

いつもと違う吹奏楽部の面々が見られて楽しい文化祭と滝先生の過去を知れる第6話。関西大会が終わり、次の大きな話への序章と箸休め的な回。

文化祭で披露した曲「君は天然色」じゃねーか。大滝詠一かよ。おっさんの胸にビンビン響きます。ライディーンと言いこれと言い選曲がおっさん殺しだよな。

文化祭で他校の女生徒に囲まれてる滝先生。「外見だけじゃ性格までは分からないしな」という橋本。「へへ、ですね」と鼻で笑う久美子。久美子またしても本音がダダ漏れ。滝先生の所に行き「橋本先生があちらでお待ちです」と女生徒を遠ざける麗奈。麗奈の目が、目がまたしても死んでおられる。

花言葉は「あなたを思い続けます」。麗奈終了のお知らせ。

 

 

 

第七回:えきびるコンサート

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©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

駅ビルコンサートへの出演が決定。初コンサートにテンションが上がる葉月。

回収したノートを職員室に持って行った久美子は、あすかの母親が受験勉強のため娘を退部させると訴えているのを目撃。本人の意志でない限り退部届は受け取れないと答える滝先生。あすかに退部しますと言えという母だが、あすかが反抗、母はあすかに手を挙げ逆上するも、その日は冷静なあすかが母親を連れ帰る。

次の日、学校を休んだあすかだったが、放課後低音パートの練習に訪れ夏紀に声をかける。その後、晴香と香織があすかと話をするも「みんなに迷惑はかけない」といい何も話さずその場を去り、1週間部活に現れなくなった。

全く合奏に身が入らない吹奏楽部メンバー。晴香は、今まではあすかに頼ってきた、今度はいつあすかが戻ってきてもいいように私達が支える番、みんなついてきて欲しいと頭を下げ部内を一つにまとめる。

そして駅ビルコンサート当日、会場にあすかが現れ演奏に参加する。

   

感想:

あすか先輩の問題が浮上し、晴香が部長としてさらに成長を見せる第7話。

あすか先輩と母親の騒動の一部始終を見てしまう久美子。相変わらずの家政婦は見た状態。間違いなくがっつり巻き込まれる奴よね、これ。

あすか母のヒステリックさに驚く。あんな母親だからあすかみたいな子になるのか。あれじゃ、自分がしっかりするしかないもんな。なんか、あすか先輩の闇の一面が見えた気がする。

あすか先輩は「みんなに迷惑はかけない」とは言うけど、部活を辞めないとは一言も言わないんだよなー。この辺が気になる。

皆の前で話をする晴香が部長として成長していてとてもかっこよかった。「あすか以外、頼りない先輩ばっかって感じてる子もいるかもしれない。それでもついてきてほしい・・・お願いします」と頭を下げるシーンはちょっと感動する。難しい部をよくまとめてるよ、ほんとに。駅ビルコンサートのソロもかっこよかった。

駅ビルコンサートはコンクールのとは違い、緊張感とかなく見れて楽しめた。これが音楽の楽しさよね。

 

 

 

第八回:かぜひきラプソディー

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©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

麻美子は大学を辞めて美容師になりたいと訴える。中学の時から美容師志望であり、転校も受験もトロンボーン辞めるのも嫌だったと言うが、父から美容師になるなら家から出て行け、本気なら覚悟を示せと言われる。

久しぶりにあすかが練習に訪れた日、あすかは久美子に勉強を教えてあげると言い、来週家に来るように約束、それからまた部活にこなくなる。

風邪をひいてしまった久美子は学校を休む。お見舞いにきた麗奈とユーフォのCDを聴いていると麻美子が「聴きたくない」と部屋に入ってくる。久美子は嫌いなら吹奏楽続けたかったと言うのはずるいと麻美子を批判し喧嘩する。

麻美子はマンションの下で秀一と出会い、秀一から久美子は姉に憧れて吹奏楽始めたので一度北宇治の演奏を聞いてほしいと言われる。

風邪が治り練習に出る久美子。滝先生はあすかが今週末までに部活を続ける確証が得られないなら、全国大会には夏紀に出てもらうと発表する。

     

感想:

姉に憧れ吹奏楽をはじめ、姉と一緒に演奏をしたかった久美子と姉の関係がよくわかる第8話。子供の頃の久美子が可愛い。お姉ちゃん大好きっ子だったんだな。回想シーンが出る度に、久美子の姉への愛が伝わってきて辛い。

父と喧嘩する麻美子。あれもこれも親の言う通りにって言ってるけど、最後は全部自分で選択して進んでるんだから父の言ってる事の方が正しいよなー。まあ、これは私自身がいい歳なのでそう思うんだろけど。

久美子の姉が大学辞める事を知ってる秀一。「うちの母ちゃんが聞いたって」「はぁ、人には外で言うなって言っといて」久美子母も失言王だったか。久美子のそれは遺伝なのか。

あすか先輩の家に誘われた後の麗奈と久美子の会話。「家に誘われた、どうしてだろ?」「何か気に入らないことでも言ったんじゃないの?」いやいや、そうはならんだろ。麗奈はちょっと感覚がおかしいのか?気に入らない事して家に呼ばれるとか怖すぎるんですけど・・・。

葵と会った久美子。あすか先輩の現状を葵に話し「あすかは揉め事抱えてるのはおろかな人位に思ってるのかなって」と言う葵に「そんな事ないよ。そんな事、ないでしょ」と真顔の久美子。この2回目の言い方が真に迫っていて、あすか先輩の事好きなんだなって思わせる。でも、あすか先輩なら葵ちゃんが言うように思ってそうだけどな。「でも、なんかほっとした。あの子も、ちゃんと人間だったんだね」葵ちゃんひっど。酷いけどわかるわー。あすか先輩完璧超人にしか見えないもんな。

秀一、モブだと思ってたけど姉へのナイスアシスト!

 

 

 

第九回:ひびけ!ユーフォニアム

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©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

夏紀はあすかから母親が学校に来た直後、あすかの代わりに全国で吹くことを言われていた。そして夏紀の譜面にはあすかのアドバイスがびっしりと書き込まれていた。

香織と夏紀は久美子があすかの家に勉強を教えてもらいに行く事を利用してあすかを連れ戻す作戦を考える。久美子は無理だと言うも役を押しつけられてしまう。

その日の帰り、部室のカギを滝先生に渡しに職員室へ行く麗奈と久美子。麗奈は滝先生の机の上に奥さんが写った写真を発見する。

あすかとの約束の日。あすかの家で他愛もない話をしながら勉強を教えてもらう久美子。休憩の後、あすかは元父親が著名なユーフォ奏者「進藤正和」であると告げる。

あすかが2歳の時に両親が離婚、それ以来父親と会っていないが、小1の頃自宅に父親からユーフォとノートと手紙が届き、それからユーフォをやっている事。母親が猛反対した為、成績が悪くなったら辞めるという条件を付け、ユーフォを続けるために必死だった事。全国大会の審査員に父親の名を見つけ、全国に出れば演奏を聞いてもらえると考え、私利私欲で北宇治が全国に行けるよう動いていた事。そして、その結果罰が当たったと言うあすか。

久美子はあすかのユーフォの音が好きだと言い、合宿の朝公園で吹いていた曲をまた聴きたいと訴える。その曲は父親から送られてきたノートに書いてあった曲だと言うあすか。

ユーフォを持って川辺に行くあすかと久美子。あすかは「黄前ちゃんはほんとユーフォっぽいね。だからかな、話聞いて欲しいって思ったのは」と言い、父が作曲した曲を演奏し久美子に聞かせる。

    

感想:

あすか先輩の過去、置かれている状況がわかり、今までの言動・行動が点から線へと繋がる濃密な内容で送る感動の第9話。 

夏紀と話す久美子。「あすか先輩を連れ戻すぞ大作戦?」「作戦名決めたのは香織先輩だから」香織先輩の命名センスの無さ(笑)。「で、黄前ちゃん、来週あすか先輩の家に勉強教わりに行くんでしょ?」「無理です!」久美子即答かよ。察するのが早い。さらに、母親の好物のお土産を持って行って落とすと言う香織先輩の作戦を伝える夏妃。いや、香織先輩いくらなんでも安直すぎるだろ。なぜお菓子で問題が解決すると思ったのか、小一時間問いたい。可愛くて優しいけどアホなの?香織先輩。しかも、本当に栗饅頭買って持ってくるし。

滝先生へ部室のカギを返しに行く麗奈。滝先生と手が触れて足がピーンってなってるのが乙女。なんか表現がジブリ的。しかし、奥さんが写ってる写真を見てしまい、帰りの電車は遠くを見て何やら思い込んでる・・・、これは新たなる火種の予感。

あすか先輩と下校する久美子「うぅ、会話が続かない」。あすか先輩とは仲良しな感じもするけど、先輩後輩だし、ぺちゃくちゃおしゃべりするタイプでもないし、さらに作戦の事もあってのこの言葉。今の二人の関係を良く表してるなーって思う。

母親の事をずっと「あの人」と呼ぶあすか。「あぁでも私、あの人のこと嫌いってわけじゃないの。ここまで育ててくれた訳だし、その借りは返さなきゃって気持ちはちゃんとある」「嫌いじゃないって言いましたけど、嫌いなんですよね?お母さんのこと」久美子の直球。相変わらずオブラートに包まない失言王。だからあすか先輩は久美子を呼んだんだろうけど。なんだろう、ちょっと複雑な家庭環境なんだよなー。

「好きなことを続けるために必死だった。だから、周りを見ていつも思ってた。私は遊びでやってるわけじゃない」と言うあすか。それでかー、完璧超人なのも、周りと見てるものが違う感じがするも。あの母親を納得させ、とにかくユーフォを続けたい、それだけだったんだな。

「全国に行けば父親に演奏を聴いてもらえる」希美の一件も吹奏楽部の事を考えてるようで、私利私欲だったのね。それと関西大会で突然熱く「全国へ」と語ってたのもこのせいか。でも、これって全く悪い事じゃないよね。結局は吹奏楽部のためだし。

あすかのユーフォを聞きたいと言う久美子に「黄前ちゃん、今日は珍しく積極的だね」「あすか先輩がいつもと違うんですよ」「そっか・・・そうだね」と納得して微笑むあすか。ここのやり取りが何とも言えなく好き。二人ともいつもとちょっとだけ違う。

川辺に来た二人。「黄前ちゃんはほんとユーフォっぽいね。私、自分の事ユーフォっぽくないってずっと思ってたんだ。だから、黄前ちゃん見た時ビックリしたの。こんな、こんなにユーフォっぽい子がいるんだって」。たしかに1期の時に「君、絶対ユーフォニアム似合う!一言でいうと地味、良い意味で」って言ってるなあすか先輩。まさか伏線だったとは・・・。「だからかな。話聞いて欲しいって思ったのは」と言い微笑むあすかが最高!ここからEDにつながる演出がもの凄くいい。なんだろう、自然と涙があふれてくる、そんな感じ。

 

 

 

第十回:ほうかごオブリガート

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©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

あすかの家に行った次の日。学校で低音パートの面々からどうだったかと聞かれる久美子。部活に戻ってくるのは難しいとの久美子の見解に落胆する一同。

家で味噌汁を作ろうとして失敗する麻美子。見かねた久美子は料理を手伝う。麻美子は今までの後悔と今度は間違えず自分の道を行く事を話し、全国大会を見に行くと約束して家を出ていった。次の日、姉のいない部屋を見た久美子は登校中の電車の中で姉との想い出に涙する。

学校であすかを説得しようとする晴香と香織を目撃する久美子。夏紀で行くことは決まっていて、もう踏ん切りがついていると言うあすか。それを聞いた久美子は、あすかはなんで嘘を吐くのだろうかと考え、そして昨日の姉の言葉を思い返していた。

昼休み、あすかを呼び出す久美子。久美子はあすかの説得を試みるが、あすかの理路整然とした言葉に返す言葉が無くなる。しかし、感情をむき出しにした久美子は、諦めないで欲しい、あのホールで先輩と一緒に吹きたい!先輩のユーフォが聴きたいんです!と泣き叫ぶ。

翌日、全国模試30位以内という結果を出し、母親を説得したあすかが部活に復帰する。

    

感想:

姉への想い、あすか先輩への想い、あすか先輩に本気でぶつかる久美子に涙が止まらない第10話。姉の問題とあすかの問題がシンクロする素晴らしい展開に脱帽。

姉は味噌汁作れないのかよ!そして久美子の方が料理出来るのか、意外だ。「アンタのこと羨ましかった」と言う姉。「お姉ちゃんのほうがどう考えても贔屓されてたよ」と久美子。姉妹あるあるだ。少なからずも兄弟がいれば、相手の事はこう思うよね。姉と会話してる時の久美子の低めのトーンがとってもリアル。

電車の中で姉との想い出に涙する久美子。色々あるけど姉が大好きなんだよなー。やめてくれー、子供の頃のシーンを流すのは、見てるこっちも泣いてしまう。

あすか先輩を呼び出す久美子。あすか先輩の理路整然とした言葉が結構キツく、久美子の痛い所をついてくる。敵に回すとほんと怖い。どう考えても口では勝てないよな。からの久美子の泣き叫びながらの本気本音の説得。姉の言葉とシンクロして物凄く泣ける。 

「だったらなんだって言うんですか!先輩は正しいです。部の事もコンクールの事も全部正しい。でもそんなのはどうでもいいんです。あすか先輩と本番に出たい。私が出たいんです!」

「そんな子供みたいなこと言っ・・・」

「子供で何が悪いんです!先輩こそなんで大人ぶるんですか!全部わかってるみたいに振舞って。自分だけが特別だと思い込んで。先輩だってただの高校生なのに!!こんなののどこがベストなんですか!先輩、お父さんに演奏聴いて貰いたいんですよね?誰よりも全国行きたいんですよね?それをどうして無かった事にしちゃうんですか?我慢して諦めれば丸く収まるなんて、そんなのただの自己満足です!おかしいです。待ってるって言ってるのに、諦めないで下さいよ。後悔するってわかってる選択肢を自分から選ばないで下さい 。諦めるのは最後までいっぱい頑張ってからにして下さい!!私は、あすか先輩に本番に立って欲しい!あのホールで先輩と一緒に吹きたい!先輩のユーフォが聴きたいんです!」。心に刺さる声優の演技すげぇ。見てるこっちも途中から号泣なんですけど。これアニメ史に残る名シーンよね。

そして泣いてる(たぶん)あすか先輩「でも嬉しいね、嬉しいな」の言い方が声を震わせながらも凄く優しい。こっちも声優の演技すげぇ。

 

 

 

第十一回:はつこいトランペット

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©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

久美子は最近麗奈から避けられていると感じる。緑輝と葉月に相談し、帰りに待ち伏せし声をかけてみるも、用があるからと帰ってしまう。その夜、久美子は麗奈に呼び出され、大吉山に登る。

滝先生に奥さんがいた事と、久美子もそれを知っていた事を橋本先生から聞いた麗奈は、教えてくれなかった久美子に怒るも、動揺した自分の心の弱さを痛感し、全国大会に向けて気持ちを切り替える為にここに来たと言い久美子と和解する。

しかし練習に集中できない麗奈。その夜、部室の鍵を返しに行く久美子と麗奈。麗奈は滝先生に奥さんはどんな人だったのかと聞く。滝先生から亡き妻への想いを聞いた麗奈は、それ以上この話をせず、前より力強い音を奏でるようになった。

ある日の早朝、麗奈は久美子を誘って滝先生の奥さんのお墓参りに行き、金賞を取り滝先生の夢を叶えると誓う。

    

感想:

麗奈がめんどうくさい拗らせ方をして立ち直り金賞への想いを強くする第11話。正直、あすか先輩から「超どうでもいい」って言われる系の話しよね。

麗奈から避けられてるかもと相談する久美子に緑輝「喧嘩ですか!」「なんで嬉しそうなの?」。サファイア川島は恋バナとかこういったゴシップ系好きよね。なんかノリノリなんだけど(笑)。

麗奈に一緒に帰ろうと言い「悪いけど、用事があるから」と断られた久美子の「えぇぇぇぇぇ・・・」が面白い。最近は真面目久美子が多かったから久しぶり。そして緑輝と葉月と帰る久美子「麗奈って結構めんどくさいとこあるからな。些細なとこにこだわるというか・・・あっ!私が悪くないって言ってる訳じゃないよ」言い訳する声が裏返ってるのが面白い。

大吉山に登る麗奈と久美子。「なんで怒ってるかは分かってる?」と麗奈。あー、これ女の人がよく言う奴だ。エスパーじゃねーから分かる訳ないっつーの。なんでこういう言い方するんだろう?これで問題解決になる訳ないのに。ほんとイラつく。私の中で麗奈の株は大暴落です。

麗奈がキレた元凶は橋本先生かよ!やっぱあの人も失言王じゃねーか。

涙ぐむ麗奈に「こんなこと言うと、また性格悪いって言われるかもだけど、もう奥さんいないんだよ。私、応援してるよ」と久美子。まあ、そうだけど。こっわ、女の人こっわ。それは言っちゃいかんだろ。

滝先生に奥さんの事を聞く麗奈。「黄前さんに聞いたんですか?」「はい」いやいや、はいじゃないがな。戦犯は橋本先生なのに、久美子が言いふらしてる悪者みたいになってるぞ。

そして奥さんの墓参りをする麗奈。・・・ちょっと怖いんですけど。結婚が決まったとかならわかるけど、一方的に片思いしてる相手の亡妻の墓参りって、サイコパス的な狂気しか感じない。奥さん的には「誰だお前?」って感じよね。うーん、この表現はどうなんだろうか?

 

 

 

第十二回:さいごのコンクール

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©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

全国大会前日、宿泊施設に泊まる吹奏楽部。夜眠れずに部屋を出る久美子は、秀一と会い他愛もない会話をする。そして、秀一から渡しそびれていたという誕生日プレゼントをもらう。

全国大会当日。舞台袖で久美子はあすかに姉が見に来てる事を教え、北宇治高校は本番の舞台へ。

演奏が終わり、結果発表まで各々時間を潰す吹奏楽部面々。久美子は会場内で姉を探していた。

結果発表の前の指揮者贈呈。各校舞台上の先生へ声掛けを行う中、北宇治は声掛けを決めていなかった。焦る北宇治吹奏楽部だったが、麗奈が立ち上がり「先生、好きです!」と叫ぶ。告白してしまったと赤面する麗奈だったが、部員からは機転を利かせて声掛けをしてくれたとしか思われなかった。

そして結果発表、北宇治高校は銅賞に終わる。

会場の外で麗奈に声掛けの礼を言う滝先生。「私、本当に先生の事が好きなんです!」と告白する麗奈だったが、教師冥利に尽きると流されてしまう。

進藤正和からユーフォの子に伝えて欲しいと伝言を預かった滝先生は、あすかと久美子の元へ行き「よくここまで続けてきたね。美しい音色だったよ」と伝える。

会場から帰る姉を見かけた久美子は、姉を追い駆け「お姉ちゃんがいたからユーフォを好きになれたよ、お姉ちゃん大好き!」と叫ぶ。

     

感想:

ついに来た全国大会当日。あすかの音は父親に届き、久美子の想いは姉に届き、麗奈の想いは滝先生に届かない第12話。今回は演奏が無いのでちょっと盛り上がりに欠ける。でも1期最終回、2期5話で既に演奏してしまってるから構成上しょうがない。その代り演奏終了後の各々に焦点を当てた回。

花のヘアピンの誕生日プレゼントを久美子に渡す秀一。ラブコメの波動を感じる。久美子にその気があるのか?ないのか?「その花好きなんだろ?」「そんな事言ったっけ?」「川島が超絶ハイテンションで教えてくれた」でた、サファイア川島(笑)。ほんとに人の恋愛に首ツッコむの好きよね。ブレないよなー。結果発表の直前も「葉月ちゃん、麗奈ちゃんって先生の事好きなんですかね?」と興味津々だったし。今はそんな事より結果発表だろ!でも、単なる恋愛脳ではなく凄く前向きに物事を捉えてるのが好き。ほんと良いキャラしてる。

滝先生に「私、本当に先生の事が好きなんです!」と告白するも流されてしまう麗奈。告白した時の香織と優子の驚いた顔、からの麗奈を慰める二人が微笑ましい。二人とは色々あったしね。

滝先生が進藤正和の伝言を伝えるシーン。事情を知らない滝先生が、ユーフォの子への伝言として、あすか、久美子両方に伝言を伝える演出がニクイ。事情を知らないから淡々と「よくここまで続けてきたね。美しい音色だったよ」と言うのが最高だ。今までの頑張りが報われて、これはあすか先輩ホントに良かったよね、泣ける。

そして、姉を追い駆けて叫ぶ久美子「お姉ちゃん!私、ユーフォ好きだよ!お姉ちゃんがいたから私、ユーフォ好きになれたよ。お姉ちゃんがいたから、吹奏楽好きになれたよ。お姉ちゃん!大好き!」あすか先輩の一件同様、感情を思いっきりだした久美子の言葉。どこか冷めてて淡々とした印象のある久美子の感情の入った言葉は胸に響くね。姉にずっとやってきたユーフォの音を聞いてもらえて本当に良かった。

 

 

 

最終回:はるさきエピローグ

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©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

全国大会が終わり3年生が部活を引退した。新部長に優子、副部長は夏紀となった吹奏楽部は新たなスタートを切る。

3年生が引退し心にモヤモヤを感じる久美子は、学校帰り久しぶりにあすかに会う。相変わらずのあすかとのやり取りが嬉しい久美子だったが、用があるからとすぐに帰ってしまうあすか。

吹奏楽部の卒部式が行われる。3年生達は後輩たちに合奏を贈り、1、2年生は3年生にコンクールの自由曲だった三日月の舞を演奏し贈る。卒部式が終わり片づけをする久美子は、あすかが行った楽器室に行くが、そこにあすかのユーフォは無く、あすかもいなかった。

卒業式。各々別れを惜しむ吹奏楽部部員。あすかを探す久美子。あすかを見つけた久美子は、最初は苦手な先輩だったけど今は大好きな事、先輩が吹くユーフォをもっと聞いていたかった事、そしてあすか先輩みたいなユーフォが吹きたいとあすかに涙ぐみながら伝える。

あすかは父が作曲した曲のノートを久美子に渡し「今度は黄前ちゃんが後輩に聞かせてあげて」と言い笑顔で学校を後にする。そしてノートを開いた久美子が見たその曲の題名は「響け!ユーフォニアム」だった。

 

感想:

エピローグにして感動の最終回。久美子とあすか先輩の色々あった1年にピリオドが打たれる。後半はずっと胸の奥が熱くて、泣くのをこらえるのに必死で、本当に良い作品だった。

新部長に優子、副部長は夏紀って君たち結局仲良しだよね。相変わらずの迷コンビぶりが見ていて微笑ましい。

1,2年生が演奏する三日月の舞。全国大会ではなくここに持ってきたのか。麗奈のソロの所で香織先輩の指が動いてるのが印象的。そしてふんだんに織り込まれる回想シーン。涙が止まらねぇ。

あすか先輩との別れのシーン。久美子は感情のままに思っている事、今あすか先輩に伝えたい事を言う。なんだかんだ言ってあすか先輩の事が大好きな久美子。10話もそうだったけど、あすか先輩がらみで本気丸出しの久美子は演技が素晴らしい。今までの二人を考えると本当に涙が出てくるシーンだ。

そして、曲のタイトルが「響け!ユーフォニアム」。上手い、上手すぎるタイトル回収。この文字を見た瞬間、鳥肌が立ち胸が熱くなり号泣。ED曲はその「響け!ユーフォニアム」。うまいなぁ。本当に良くできた作品だなぁ。あと、9話のタイトルが「ひびけ!ユーフォニアム」なのも納得。

 

 

最後に

「響け!ユーフォニアム2」いかがだったでしょうか?

1期とはまたちょっと違う、部活ものの熱さと言うか、人間関係の熱さみたいなものがあり、後半の久美子の本音でぶつかる数多くのシーンが本当に素晴らしく最高の作品でした。

そして「響け!ユーフォニアム」のタイトル回収の仕方がとても素晴らしい。