2019年も終わったので、2019年に見た109作品の中から、面白かった10作品をランキング形式で発表したいと思います。ランキングには、現時点で放送終了していない作品は含まれません。
それでは10位からいってみましょう。
目次
第10位
戦姫絶唱シンフォギアXV
10位は夏アニメの「戦姫絶唱シンフォギアXV」。
ノリと勢いと熱さは誰にも負けないぜっ!
皆さんご存じシンフォギアの5期で、もうここまでくると初見さんなんかの事は気にしてない。
ついてこれる奴だけついてこいの精神なので、視聴する時はしっかり1期~4期を復習しましょう。
7話のエルフナインちゃん覚醒の盛り上がりが激しく、後半でこの盛り上がりを上回ることができなかった感があり最後はあっさりしてる印象を受けてしまう。
う~ん、ちょっともったいない。
もうひと盛り上がり欲しかったっていうのが正直な感想。
相変わらず風鳴家や緒川家のOTONAの方々は頭おかしいくらい強く、シンフォギアいらないんじゃね?って思わせてくれたり、シリアスブレイカーなCMが本編終了後に流されるのもこの作品の風物詩。
第9位
まちカドまぞく
9位は原作にもアニメにも登場した事がない「シャミ子が悪いんだよ」のセリフで一躍有名になった夏アニメの「まちカドまぞく」。
間違いなく脳内でこのセリフ聞いた事があるんだけど・・・言ってないのか。
魔族の力に目覚めた主人公と魔法少女の闘いの日々と言う名の日常を描いたギャグもの。
「きらら」系なのでギャグと言ってもほんわか日常ものであり大笑いするものではない。
最初の方はつまらなくはないがどうなのよ、これ?という感じだったが、だんだんとシャミ子のポンコツさ加減やボケに対するツッコミが面白くなってくる。
そしてシャミ子と桃のやり取りを毎週聞かないといられない体になる。
最近では珍しく回を重ねる毎に右肩上がりで面白くなる不思議な魅力を持った作品。
第8位
彼方のアストラ
8位は夏アニメの「彼方のアストラ」。
宇宙漂流ものな漫画原作のSF作品。
謎の多いストーリーを軸に犯人捜しのミステリー要素を絡め12話(1話と12話が1時間なので実質14話)の中で奇麗な伏線回収に成功している。
ストーリー的にシリアスなシーンが多い中で隙あらばギャグを突っ込んでくるスタイルが中々に面白い。
その場しのぎで後から設定追加したり、12話の中で話がグダグダだったり、俺たたエンドの作品が非常に多い中で、この作品はとてもよく組み立てられている。
きっちりと纏まった原作を上手にアニメ化した良作品。
第7位
炎炎ノ消防隊
7位は夏秋2クールアニメの「炎炎ノ消防隊」。
突如始まった人体自然発火現象「焔ビト」、その脅威と戦う特殊消防隊の活躍を描いた漫画原作のSF消防士作品。
スチームパンク的な世界観がカッコよく、謎が多いストーリー、魅力的なキャラ、適度なギャグ、よく動く戦闘シーンと魅力の多い作品。
炎の演出がとにかくかっこいい。
茉希尾瀬の頭お花畑感や環古達のラッキースケベられ体質など登場する女子たちが可愛いのもポイントが高い。
ストーリー的には完全に「俺たたEND」ではあるが、2期が決定しているので楽しみに待ちます。
第6位
Dr.STONE
6位は夏秋2クールアニメの「Dr.STONE」。
週刊少年ジャンプ連載中の漫画原作作品。
人が突然石になり3700年後、石化が解けた超人的頭脳を持つ科学少年千空が文明をゼロから作り直す冒険サバイバル物語。
前半もそれなりに面白いけれども、石神村が出てきてから登場人物が一気に増え、仲間になっていく過程や会話のキャッチボールを楽しめるようになり加速度的に面白くなる。
過酷な環境の中、千空の科学力とカセキの有り得ない超人的な職人技が混ざり、現実にありそうなファンタジーで科学が進歩していく過程が見ていて面白い。
それとスイカが可愛いね、うん。
「人の役に立ちたい」思いが強く積極的に頑張って動いている姿が微笑ましい。
ストーリー的には完全に「俺たたEND」ではあるが、2期が決定しているので楽しみに待ちます。
第5位
ケムリクサ
5位は冬アニメの「ケムリクサ」。
廃墟、赤い霧、よくわからない敵、人間っぽいけど人間ではないキャラ達と謎の多い世界観にワクワクしっぱなし。
前半は話が進んでるようで進んでない感じでかなりかったるかったり、わかばがウザすぎてちょっと苦痛だったりするんだけど、色々な謎が解明され伏線を回収する後半の盛り上がり方凄い。
前半のかったるさやわかばのウザさはすべて吹っ飛びます。
予想とかなり違うボーイミーツガールなお話しで、なんかちょっと泣けた。
良い話だなぁ。
アクションシーンが全然動いてなくてイマイチだったのが残念だけど、それでもとても面白かったと思える程ストーリー展開が素晴らしかった。
第4位
鬼滅の刃
4位は2019年一大ブームを起こした春夏2クールアニメの「 鬼滅の刃」。
2クールの中でしっかりと描く骨太の世界観を持ったストーリー、唐突に訪れるギャグ、手に汗握る緊迫した戦闘、全く崩れない作画等々、いや~素晴らしい。
とても良質なエンターテインメントを見せてもらったという気になる。
週刊少年ジャンプ連載なだけあって、徐々に強くなっていく主人公に良い意味で「ドラゴンボール」や「ワンピース」と同じものを感じる。
さらに人が簡単に死ぬ過酷な世界観に「進撃の巨人」と近い悲壮感がある。
原作が未完なので完全な俺たたエンドなんだけど、まあそこはしょうがない。
それでもとても面白いと思えた作品。
第3位
ハイスコアガールⅡ
3位は2018年夏と2019年秋の分割2クールアニメ「ハイスコアガールⅡ」。
2期が面白かったと云う訳ではなく、ハイスコアガール全24話での評価で3位。
2D格闘ゲーム全盛期に青春を送った人は必見の作品。
懐かしのゲームを軸にした青春ラブロマンスで結構甘酸っぱい。
ヒロインの大野晶は基本喋らないけど、動作とかで何考えてるのか分かり、そこがかわいい。
また、もう一人のヒロイン日高小春も健気でいいキャラしてる。
三角関係の修羅場も面白おかしく調理されるコミカルな作品だけれども、結構しっかりと恋愛していて、所々感動で涙が出てしまう。
ラストもよかった。
第2位
この音とまれ!
2位は春秋分割2クールアニメ「この音とまれ!」。
琴に打ち込む高校生たちを描いた学園もの。
「ちはやふる」+「響け!ユーフォニアム」的な作品で、部活物の王道を描きながら熱い展開が随所にみられる。
仲間との絆、家族との絆、素晴らしい指導者、ライバルとの闘い、ほのかな恋愛とやってることは部活モノの定番なんだけど、そこがイイ!
主人公の不良設定が一昔前の感じがするのもGoodポイント。
そして何と言っても鳳月さとわの魅力が凄い。
最高のヒロインだ!ツンツンしていて腹黒なんだけど、徐々にデレ始め初々しさがあり可愛い。
2期はライバル校の話が多くて若干時瀬高校の話が少なく感じてしまう面はあるけれども、来栖の武蔵に対する恋心とか、久遠を意識しちゃうさとわちゃんとか、おさえて欲しい所をしっかりおさえてる。
地区予選での「天泣」の演奏。
いや~素晴らしかった。
響け!ユーフォニアムの合奏には敵わないけど熱く涙が出てくる演奏だった。
最後はなんか色んな人が浄化されすぎ感はあるもののスッキリとした良い終わり方だったと思う。
続きやってくれないかな~?
第1位
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~
1位は冬放送の「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」。
恋愛は戦!告白した方が負け。
高すぎるプライドが邪魔をして相手に告白できない男女が、相手に告白させるべく権謀術数の限りを尽くした頭脳戦を行う恋愛コメディ。
この作品に出会えたことを神に感謝するレベルで面白い。
文句なく2019年ぶっちぎりNo.1の面白さ。
やっぱりラブコメはハーレム状態じゃなくて相思相愛の1対1の方が面白い。
二人が進展しそうで進展しない状況にニヤニヤするのがラブコメの基本だよなぁ。
ずば抜けたギャグのセンス、かぐや様の可愛らしさ、ラブコメらしい恋愛要素の数々、シリアスとギャグが融合し視聴後に2回3回と繰り返し見ても飽きない。
セリフの発音やイントネーション、言い回し等の表現力が凄かった。
声優の力もあるだろうが、スタッフが1シーン1シーン拘っている感じで、同じ「えー!」というセリフでも毎回違い、それが絵とマッチし最高に笑える瞬間を演出していた。
OP、ED曲も最高の出来。
3話にぶっこんできた脳がとろける特殊EDが凄かった。
そして、ある意味ギリギリを攻めたBGMの数々。
使い所が最高に巧くて超盛り上がる。
2期が決定しているので今から楽しみです。
以上、いかがでしたか?
TOP10の中でまだ見てない作品がありましたら、是非視聴してみて下さい。どれもお勧めです。