2019年春アニメと2019年冬アニメの続きが終了したので、感想をまとめおきます。
今クールは正直言って面白い作品が皆無な状態でした。見てるこっちの目が肥えただけかもしれないが、なんだろう・・・年々アニメの質が落ちているような気がします。
ランキングは掲載順になります。
目次
★★★★★(星5)
該当なし
★★★★☆(星4)
進撃の巨人 Season 3
皆さんご存じ進撃の巨人。色々と謎が解明し伏線回収するseason3。なんだかんだ言って結局面白い。ストーリーの完成度がそんじょそこらの作品では太刀打ちできないレベルである。
原作が最高に面白い作品なので、アニメはオリジナル展開を入れず原作を忠実になぞって作られていて好感が持てる。原作は正直絵が下手糞なので奇麗な絵で見たいという欲求を満たしてくれるアニメである。
まあ、完全に原作の勝利って感じ。
この音とまれ!
筝曲部の活躍を描く学園もので分割2クールの1クール目。「ちはやふる」+「響け!ユーフォニアム」的な作品で、部活物の王道を描きながら熱い展開が随所にみられる。
ストーリーは分かり易く、部員を集め、部員の中で何かしら誤解が生まれ解決し、大会を目指すって感じで在り来たりと言えば在り来たりなんだけど青春していて悪くないし、主人公の不良設定とか一昔前の感じがするがそこがまたいい。
鳳月さとわが中々に良いキャラだった。ツンツンしていて腹黒なんだけど、段々とデレ始め可愛い。今期の女性キャラの中ではかなり上位に入ると思う。
10月から始まる2クール目にも期待します。
ひとりぼっちの○○生活
「三ツ星カラーズ」の作者カツヲ氏による日本の4コマ漫画原作のコメディ作品。今回の作品は三ツ星カラーズには及ばないが中々面白く、大爆笑っていう感じではなくのほほんとした雰囲気で可愛くクスっと笑える。
コミュ壁の主人公「一里ぼっち」が学校で友達を作っていくお話しなんだけど、ぼっちの行動が面白おかしく描かれている。ちょっとコミュ壁すぎるんじゃないの?って気もするけど面白可愛いから許せる。
砂尾なこ、本庄アル、ソトカ・ラキター等々の登場人物の名前が適当で面白い。
原作のストック溜まったら2期お願いします。あ、でも、三ツ星カラーズ2期を優先してください。
★★★☆☆(星3)
なんでここに先生が!?
15分枠。エロ全開。ここまで突き抜けてくだらないエロをやってくれると見てる方も清々しい気持ちになれます。
ほんと、なんでこんな所に先生が居るんだよってシチュエーションしかなく、そこから繰り広げられる有り得ないだろと突っ込みたくなるエロへの流れが面白い。作者はアホだな(誉め言葉)。
ただ、最初の児嶋先生と次の松風先生位までは面白かったが、後半はちょっとダレ気味だったりネタ切れ感があったりで面白味に欠けたのが残念。
さらざんまい
今回もイクニワールド全開。何が何やらわからない前半と、話が色々繋がってくる後半、毎度お決まりの変身バンクといつも通りの幾原邦彦作品・・・なんだけど、面白さは「輪るピングドラム」「ユリ熊嵐」には遠く及ばない。
一稀、悠、燕太の友情物語で、期待していた「え~!そうだったの!」という驚きはあまりない。その分わかりやすく見易い作品ではあるが、もっと驚きが欲しかった。まあ、これについては勝手にハードルを上げて見ていたこっちが悪いといえばそれまでではある。
一応、毎回誰かの行動が漏洩するので「え~!」と云うのはあるんだけれども、作品全体としては弱かったかなと感じる。
ワンパンマン 2期
最高に面白かったワンパンマンの続き・・・なんだけどな~。1話はワクワクして見てたけど結局最後までサイタマの活躍なしってなんだそれ?主人公だよね?
まあ、最後に出てきてワンパンかますのがこの作品なのは分かるけど、あまりにも酷くないか?
原作ありきなので尺の関係上こうなるのは仕方がないことなのかもしれないが、ちょっとね。あまり盛り上がらずに終わってしまって残念。最後も「つづく」って感じで何も解決しないまま終わったので3期に期待します。
みだらな青ちゃんは勉強ができない
15分枠。官能小説家を父に持ち男嫌いな主人公堀江青が、クラスの人気者で「リア充王」の木嶋拓海に愛の告白をされ青ちゃんのエロ妄想が暴走するラブコメ。
木嶋に告白されてからの青ちゃんのエロ妄想っぷりがすごく笑える。尺の関係で1話に青ちゃんのエロ妄想シーンが無かったのでインパクトが弱かったが、2話以降の青ちゃんのエロ妄想暴走っぷりにより尻上がりに面白くなる。
木嶋が童貞だと分かった時の上から目線や、脱がされた時はつるつるパンツじゃないといけないなど妙に変な方向でエロに詳しい耳年増な青ちゃんが見ていて面白い。
異世界かるてっと
15分枠。「オーバーロード」「この素晴らしい世界に祝福を!」「Re:ゼロから始める異世界生活」「幼女戦記」 の4作品の登場人物が集うファン向けギャグアニメ。
4作品を知っていればそれなりに面白く、「このすば」勢のオチが万能すぎると再認識でき、ギャグをやらせるとこの勢力に勝てる作品はないなと感じる。
後半の運動会の件がイマイチ面白味に欠けたものの、全体的に各キャラの特徴をよく活かし面白い作品だっと思う。
2期もあるようなので期待して待ちます。
ぼくたちは勉強ができない
学園ハーレムものドタバタラブコメなんだけど・・・ヒロイン達があまり可愛くない。まあ、個人の好みもあるんだろうけど、文系ちゃんと先生は良いとして、他のキャラが全く可愛く見えない。う~ん、残念だ。
先生が出てきてからが本番とよく言われていたが、まあ、そうだね。と言うか、先生以外ちゃんとヒロインできてないというか・・・。
ヒロインは増えるけど魅力無く、ヒロインが増えて話も散漫になるという悪循環な気もする。分割で2期があるのでそっちは盛り上がるといいな。
ストライクウィッチーズ 501部隊発進しますっ!
15分枠。ストライクウィッチーズ501部隊の日常を描く、ストライクウィッチーズスピンオフ的なファン向けギャグ作品で、ストライクウィッチーズを知っていれば楽しめる。
オリジナルと違うキャラデザに最初違和感があるが、見てるとコメディであるこの作品にはこのデザインの方があってると感じる。
キャラ特有のギャグが毎回炸裂し、のほほんと楽しく見ていられる。あの中にいたら芳佳ちゃんは気苦労で死んでしまうんじゃないか?って位、周囲がバカをやる感じ嫌いじゃない。
なんと!劇場作品になるようで・・・これ劇場でやるような作品なのかな?
Fairy gone フェアリーゴーン
分割2クールの1クール目。硬派な感じのストーリー、世界観、キャラに好感が持て上質なアニメっぽいんだけど・・・面白いかと言われると抜きに出るものは特になく佳作止まり。うーん、何かもったいない。
なんだろう・・・次が気になってしょうがないって感じの作りじゃないんだよね。上手く引きを作れたとしてもストーリーがイマイチなので・・・。
クラーラはなんかとても気に入った。なんだろうちょっとエロい感じがして好きなキャラだ。クラーラ見るために2期も視聴します。
なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA-
DMMゲームが元のアニメ。現世に降臨した帝釈天と梵天を中心とした仏様のドタバタ共同生活を描く作品。仏様の擬人化という感じで腐女子向け?と云う感じではあるが、B級感漂うも結構しっかりとしたストーリーやキャラで面白かった。
帝釈天、梵天を中心とし、釈迦如来や様々な仏様の活躍が楽しめる。もうちょっと仏様ならではの要素があっても良かったんじゃないかと思う。
まあ、それなりに楽しめるB級アニメって感じ。
川柳少女
15分枠。何でもかんでも川柳で会話する少女のお話し。って言うか、普通のラブコメ。15分なので気楽にみられる・・・いや、30分だと見てるのが辛いというべきか。
絶賛するところはないけど、これといってツマラナイ所もない。雪白七々子と毒島エイジのちょっとぎこちない恋愛をニヤニヤしながら楽しむ作品。こういう感じの恋愛もの嫌いじゃない。
★★☆☆☆(星2)
続・終物語
物語シリーズの最新作で全6話。終物語で今までのシリーズは完結しているのでおまけ的な作品。まあ、これが本当におまけで完全に蛇足感しかない。
出せば売れるシリーズなので商業的に出すのは当然の事と思うが、なんだろう・・・あまりにも蛇足でもういいかなって思える。このシリーズ、化物語以降どんどん詰まらなくなってるんだけど大丈夫か?
明るい老倉や、神原駿河の母である臥煙遠江とか出てきて、まあファン的には嬉しいものもあるんだけれども・・・うーん、やっぱりどうでもいい話で蛇足だ。
盾の勇者の成り上がり
やっぱり「なろうは糞」だなと再認識。単純に俺TUEEEEEEじゃない所は好感が持てるけど、結局ハーレムで俺TUEEEEEEになっちゃうんだよな~。
ストーリーも緩急がある訳でもなくダラダラと進行し「俺たた」で終わるという・・・まったく他の作品と同じ。最後の他の異世界の勇者との戦闘っていうのは良かったけど、尻切れで終わるからとてつもなく糞に思える。
盾の勇者が凄いんじゃなくて周りを馬鹿で無能の集団に描くことで、相対的に盾の勇者を持ち上げると云ういつものなろうのテンプレそのもの。おかげで全然盾の勇者が凄いと思えず、盾の勇者に付いていく人達に説得力がない。
周りが馬鹿で無能の集団なので、盾の勇者が成り上がったんじゃなくて周りが没落しただけにしか見えない。
ラフタリアは可愛かった、それだけ。
真夜中のオカルト公務員
人ならざる者が関与するオカルト的事象を解決する区役所の「夜間地域交流課」の活躍を描く作品。
話は別に悪くはない。特段面白いわけではないけど、ツマラナイ訳でもなく、普通。モノノ怪や神様を扱う作品は他にも多くあるけど、特出するところはあまりない感じ。
正直、これ見るなら夏目友人帳の再放送を見たほうがいいかな。
八月のシンデレラナイン
う~ん、美少女熱血スポ根ものなんだけど面白くない。熱い所は無くはないんだけどなんか安っぽい。
美少女なのに作画が崩壊してるという何を売りにしてるのか全くわからない。
試合のシーンも緊張感みたいなのが伝わってこない。最後はプリプリの「世界でいちばん熱い夏」をバックにダイジェストが流れるという意味不明な展開。曲は最高なんだけどね、そうじゃない、そうじゃないんだよ。
群青のマグメル
少年誌で連載されてるが打ち切り寸前のような雰囲気の作品。深夜じゃなくて夕方に放送して少年達に見てもらった方がいい感じで大人は楽しめないかな~。
マグメルの設定がチープなんだけどマグメルは舞台装置であり、行き過ぎた人の傲慢とか欲望に対するアンチテーゼ的解決がメインなのでチープなのはしょうがないかな。
あ、ゼロは可愛かったです。はい。
世話やきキツネの仙狐さん
モフモフな仙狐さんに癒される作品で、安らぎや癒しを求めている独身男性とか、精神状態が辛い時に見れば面白い作品かも。
本当に何も起こらず主人公がひたすら仙狐さんに癒されるのを見る、それだけ。
人によっては大絶賛アニメかもしれないが、正直私はケモノ属性もないし癒しも求めてないので「ふーん」って感じで見るしかなかった。
超可動ガール1/6
日本版トイストーリー的な作品かと思って期待してみたが、ダメだった。美少女フィギュアが動いて喋るというオタクの願望を叶えてくれる作品だが・・・若干気持ち悪いぞ。
1話見たときはそこそこ面白そうだったんだけど、その後は特に盛り上がる訳でもなく、フィギュアが増えていきワーワーやってるだけになってしまった。
なんかちょっと期待してたのと違った。
★☆☆☆☆(星1)
RobiHachi
ロビー・ヤージとハッチ・キタの二人が宇宙で繰り広げる弥次さん喜多さん的なシュールギャグSF作品。うーん、パロディ満載なんだけどどれもギャグが寒く笑えない。
他の作品のパロディ満載系って大体面白くなくなるのはなんでなんだろうか?やっぱりしっかりしたギャグのセンスがないからパロディに走ってるって事なのかな。これ系は総じて面白くない。
スタッフは面白いと思って作ったのだろうか?センスを疑う。
賢者の孫
「なろうは糞」そのものの作品。
孫が何かやって、周りが凄い凄い言って、孫が「俺また何かやっちゃいました?」というのの繰り返し。水戸黄門が印籠出して終わるのと同じで、こういうテンプレ好きな人には最高の作品なのかな?私には理解できない。
皆から認められたいけど努力はしない中学生が妄想で描いたような作品で、反吐が出る。
あんな凄い学生服作るくらいなら正規軍にそれ支給すればいいじゃない。なんで学生にだけ支給して戦うわけ?社会舐めてんの?そうしない王様は馬鹿なの?なんなの?
言いたい事は沢山あるけど全て文句なのでこの辺でやめる。
最後に「やっぱりなろうは糞」。
消滅都市
何がしたかったんだ?この作品。中二病全開な設定とストーリー。謎の組織とか色々出てくるけど「だから~?」って感じしかしない。アイドルグループ推しも意味不明。
一歩間違えれば化けるかと思ったが「ロード オブ ヴァーミリオン 紅蓮の王」と変わらなかった。
継続視聴中作品について
最後に期を跨いで視聴している作品の感想を書いておきます。
キャロル&チューズデイ
はじめは良作っぽかったが、いまいち面白くないけど大丈夫?毎週ダラダラとオーディションやってたけど正直どうでもいいよ。キャロルとチューズデイを中心としたしっかりした話を見たいのに・・・。
鬼滅の刃
最初はそうでもなかったが段々と面白くなってきた。真面目なのにチョイチョイ入るギャグがアクセントになっていていい。
MIX
「タッチ」+「みゆき」的な設定。あだち充好きにはたまらない。これ以外に引き出しないの?って気もするが、あだち充なのでこれでいい。やはりこの人の作品は面白いわ。
フルーツバスケット 1st season
1話を見て最高に面白そうだと思ったけど、その後はなんか話がイマイチ進展しない。もっと恋愛要素があると楽しめるんだけど・・・。まあ、話数も多いのでこれからって所なのかな。
この世の果てで恋を唄う少女YU-NO
ゲームは細かく覚えていないが面白かった印象だけは残ってる。アニメは・・・まあ、普通かな。宝玉はゲームシステムとリンクしてとても上手く使っていた印象があるけど、アニメだとその辺はイマイチになっちゃうよね。まあ、これはしょうがないけど。