先日発表になった無料の歌声合成ソフト「NEUTRINO」を使ってみました。
SONARユーザーだった私。SONARがRolandからGibsonに変わり、結局撤退という末路を歩んでから、なんだか情熱がなくなり全くDTMしてませんでした。
Cakewalk by BandLabを使えばいいんでしょうけど、なんだか一旦無くなった情熱のせいかインストール作業自体が面倒くさいんですよね。
今回は「NEUTRINO」の凄さを体感したくて久しぶりに立ち上げましたよSONAR。
元々「初音ミク」使ってましたが、調整とか不得意だったのでベタ打ちのミクをDAW上でV-VocalとかMelodyneつかって強制的にピッチを補正だけして曲作ってました。
さて、見せてもらおうか「NEUTRINO」の性能とやらを!
と、意気込んでNEUTRINOをダウンロード。
使い方は簡単なので、昔ミクさんで作ったオリジナル曲をそのまま変換。
ワクワクしながら、完成したWAVファイルを開く・・・。
なんじゃ?こりゃ?
声がかすれてまともに歌ってない。
やはり、無調整で上手に歌わせるなんて幻想なのかと落胆。
なんでこんなに酷いのか調べてみると、「人間の様に歌わせるNEUTRINOはブレスの概念がある」と・・・なるほど。
だから譜面にブレスが無いと、息継ぎせずに歌い続けて声がかすれるのね・・・いやいや、そんな所まで人間ぽっくしなくてもいいんじゃないの?
自作曲はミクさんに歌ってもらってたので、ブレスなんて気にした事なかったです。
と云う事で、楽譜に戻ってブレスを追加し、完成したWAVファイルを開く・・・。
んんん?変なかすれ声は減ったけど所々歌の出だしがかすれ声になって歌わないぞ?
全然簡単じゃないぞ、これ(笑)
またまた調べました。
どうも休符の後の音符がこの現象になりやすいようだ。確かに現象が起きてるのは休符の後だ。
と云う事で、歌い出しの部分は寸前に64分音符で「ん」を入力。歌い出しが歌い出しから2番目の音になるように変更。さらにブレスを追加してみた。
メロディーの途中で入れてる休符は、休符をやめて音符をつなぎブレスを追加して音を切るように変更。
上記2つの修正を行いやっとまともに歌うようになりました。
が、これをやっても一か所かすれ声がどうしても治らない部分が・・・。お手上げです。
楽譜に同じフレーズを別に記載して、DAW上で成功したパターンを切り貼りして対応しました。
なんでこの現象が起こるのか?やってみないと分からないのがちょっとキツイです。AIのガチャに当たればラッキーって感じ。
ベタ打ちの初音ミクよりは全然人間っぽく歌ってくれるので、今後のバージョンアップに期待ですね。