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2020年秋アニメランキング&各作品感想まとめ【24作品】

【最終更新:2020年12月31日】

2020年秋アニメと2020年夏アニメの続き等(2クールもの)が終了したので、感想をまとめておきます。

今クールは期待の続編とかが多く充実したクールになったと思います。

続編以外では「GREAT PRETENDER」は頭一つ抜けてる面白さで、同じくオリジナル作品の「アクダマドライブ」も面白かった。1話ではイマイチだった「無能なナナ」も尻上がりに面白くなっていきました。

全体的には悪くないクールだったのではないかと思います。

  

ちなみに「池袋ウエストゲートパーク」は録画ミスったので途中で視聴を辞めました。

 

 

 

ランキングは掲載順になります。 

  

 

 

 

★★★★★(星5)

GREAT PRETENDER

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©WIT STUDIO/Great Pretenders

「コンフィデンスマンJP」などで知られる古沢良太が初めて脚本を手掛け、コンゲーム(信用詐欺)を題材としたストーリーが描かれるオリジナル作品。

魅力的なキャラ、痛快なストーリー展開、鮮やかな背景画等エンターテインメントが詰まったアニメ。

毎回毎回騙し騙されな展開に目が離せず、最終的にターゲットがどのように騙されるのかワクワクが止まらない。

痛快なストーリー展開だけでなく、登場人物たちの過去にまつわる話を交え、ストーリーに深みを与えているのが流石という感じで素晴らしい。

ただ、個人的にちょっとエダマメは良い人に振り過ぎたかな~って印象で、詐欺師になり切れないエダマメの行動にイライラすることもあった。

ラストの大統領ネタはちょっと分かり難過ぎないか?(笑)

この内容ならアニメじゃなくて実写でもいいのでは?って感じがするけど、アニメ好きな人に向けて作った作品が多い中で、普段アニメを見ない人にも強く勧められる良作だった。

こういうオリジナル作品がもっと増えて欲しいと思う。 

 

 

 

★★★★☆(星4)

魔女の旅々

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©白石定規・SBクリエイティブ/魔女の旅々製作委員会

魔法が存在する中世に似た世界を舞台とし、その世界で旅する魔女イレイナが様々な場所や人を訪れる短編を中心としたライトノベル原作のアニメ。

「キノの旅」のような雰囲気を持った作品。

主人公のイレイナが色んな街を旅して、そこで起こった事件などを1話完結、もしくは15分の短編で見せてくれる。

イレイナの冷静沈着、シビアでドライだが好奇心旺盛、素直じゃなくて若干天邪鬼な性格が良い味を出している。

そしてその性格ゆえ、イレイナが事件を積極的に解決すると云う訳ではなく、どちらかというと語り部的な立ち位置な事が多かったり、トラブルの火に油を注いだりもするのが面白い。

ハッピーエンドやビターエンドからバッドエンドのようなモノまで、毎回違う展開を見せる様々なタイプの話しがあり、12話の中で飽きが来ず楽しめる良作だった。

 

 

 

アクダマドライブ

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© ぴえろ・TooKyoGames/アクダマドライブ製作委員会

戦争によって分裂しカントウの属国となったカンサイを舞台に、「アクダマ」と呼ばれる犯罪者たちの姿が描かれるオリジナルアニメ。

ブレードランナーやAKIRAのようなイメージの近未来的でサイバーな街並みと、オリジナルで先の見えないテンポ良く進むストーリーが面白い作品。

独特な世界観で、どうやってこの世界が出来たのか?カントウとは何なのか?シンカンセンとは何なのか?といった謎に迫るのが非常に面白い。

反面、謎の答えはびっくりするようなものでもないので、期待しすぎると「まあ、こんなもんかぁ」って感じになる面もある。

アクダマや処刑課の面々のキャラが立っており、ストーリーに上手に絡んでグイグイと話を動かす感じや、一番キャラの薄い一般人ちゃんがドンドンと事件に巻き込まれていく様が面白い。

ラストは賛否あるかもしれないけど個人的に良かったと思う(ネタバレになるので詳しくは語りません)。

非常に満足度の高いオリジナル作品だった。

 

 

 

ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN

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©2020 島田フミカネ・KADOKAWA/第501統合戦闘航空団

「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」という謎理論で有名なストライクウィッチーズの3期。

1期2期劇場版を視聴している事が前提の作りなので、それが前提の星4の評価です。

前作を見てない人は多分面白いと思わないんじゃないかなぁ・・・と言うかいきなりこれ見るなら1期を見て下さいとしか言いようがない。

いや~、いつも通りの501部隊で面白かった。

やってる事は1期2期と全く同じなんだけれど、日常モノとカップリングと戦闘が組み合わさった作りは最高!

12話の中で皆の活躍を上手に描くのも1期2期同様で変わらぬ面白さ。

そして熱い熱い戦闘は見応えたっぷり!

最後はもうちょっと後日談あっても良かったかなって感じだけど、満足度の高い12話を楽しめたので良しとしましょう。

1期を見た時に「ネウロイって結局何なんだよ!」ってモヤモヤしたけど、相変わらずネウロイの謎に迫ったりはしません。ネウロイは戦闘描写をするための舞台装置でありネウロイの正体みたいなものは存在しないと思うようにしました。

 

 

 

炎炎ノ消防隊 弐ノ章

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©大久保篤・講談社/特殊消防隊動画広報課

人体自然発火現象によって全身が炎に包まれ変異し暴れ出すようになった「焔ビト」と呼ばれる怪物や、それによって引き起こされる脅威と戦う特殊消防隊の活躍を描いた消防士SF漫画原作アニメの2期。

2期ではこの世界の成り立ちに関する話が展開され、どんどん謎に迫っていく面白さがある。

謎が多く重厚なストーリーの中で繰り広げられる熱くカッコいい戦闘、その中で登場人物たちが繰り広げる緩い緩いギャグは1期同様に健在。真面目に不真面目をやるこの感覚、結構好きです。

敵の頭のおかしさや消防署内での陰謀とか、「鋼の錬金術師」と似たようなダークファンタジー的な感じが好印象(全然似てないぞって言われそうだけれども)。

原作マンガが現時点でも連載中と言う事で、主人公の強化イベントで終わりという完全な俺たたエンドではあるけれども、続きが気になってしょうがない作品だった。

 

 

 

無能なナナ

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©るーすぼーい・古屋庵/SQUARE ENIX・「無能なナナ」製作委員会

「人類の敵」と呼ばれる怪物と戦うため、孤島の学園に集められ、日夜訓練を行っていた能力者と呼ばれる特殊な能力を持った少年少女たちの活躍を描く漫画原作の作品。

能力者が集まる学園とか見飽きた設定のよくある能力者バトル物と思ったら、能力者たちを無能力者のナナが暗殺しまくるスリリングなストーリー展開でとても楽しめた。

ラストは原作が連載中なので俺たたエンドなんだけど・・・なんだろう結構胸が痛くなる終わり方で、普通の俺たたって感じではない。

「えっ!」って感じの所で終わり、ちょっと茫然となってしまった。

ある意味凄い終わり方で続きがみたいなぁ。

 

 

 

魔王城でおやすみ

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©熊之股鍵次・小学館/魔王城睡眠促進委員会

魔王城に捕らえられた姫があの手この手でよりよい安眠を求めて奮闘する漫画原作のショートコメディ作品。

捕らえられた姫様の「寝る以外にすることが無い」って所に着目した発想が天才的で、出オチっぽい感じだったけれども、ネタが切れる事無く最後まで楽しめた。

只々安眠するっていうだけで、これだけのネタが作れることにある意味脱帽。

ギャグは日常系アニメの延長みたいな感じで噴き出してしまう程面白い物ではないけれども、テンポ良く進んでいくギャグと姫様の可愛さで30分が短く感じ、段々と魔王城の面々と仲良くなっていく(下僕にしていくかな?)姫様が面白い。

姫様人質なんだよね?これ(笑)

魔王城には良い人しかいないのか?

 

 

 

ご注文はうさぎですか? BLOOM

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©Koi・芳文社/ご注文はBLOOM製作委員会ですか?

あぁ~心がぴょんぴょんするんじゃぁ~でお馴染み「ご注文はうさぎですか?」の3期。

かわいいは正義!!!

それ以外に何があるというのか?

1期2期と変わらぬ面白さと可愛さ。

なんか彼女たちの精神年齢がどんどん幼くなっているような気もするが?まあ細かい事はどうでもいいか。

しかし、チノちゃんが高校生、リゼちゃんが女子大生とは・・・おじさん感慨深くなっちゃうよ。

 

 

 

 

★★★☆☆(星3)

トニカクカワイイ

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©畑健二郎・小学館/トニカクカワイイ製作委員会

謎の美少女・司に運命の一目惚れをした少年・由崎星空との愛と幸せの夫婦生活を描く漫画原作のコメディー作品。

ハーレム系のラブコメが多い中で、1話でいきなり結婚した二人のイチャイチャ新婚生活を存分に楽むというラブコメで、一味違った面白さが味わえる。

「とにかく可愛い」だけで突っ走る星空には拍手を送りたい。

残念ながら、どう考えても普通の人ではなさそうな司の正体が明かされたりすることは無かったけれども、司は兎に角可愛く、正体なんて何でもいいという気にさせてくれる。

まあ、本当に司はトニカクカワイイだったよ。

 

 

 

体操ザムライ

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©「体操ザムライ」製作委員会

2002年の日本体操界。怪我によって成績不振に陥り引退を勧告される29歳の元日本代表荒垣城太郎が、様々な出会いを通して大きく運命を変えていくオリジナルアニメ。

全11話の中でしっかりとヒューマンドラマを魅せてくれる良作。

けれども、驚きの展開がある訳ではないのでちょっと淡々とした印象を受ける。

怪しい外国人忍者レオナルドの正体も・・・うん、まあ悪くはないけど、驚くようなものではないのかなぁ?って感じ。

レオナルドの正体が話のキモって訳ではないので、こんなもんなんだろうけど。

地に足の着いた十分に面白い作品ではあるけれども、もう一歩何か欲しかったかなって感じで、凄く良く出来た佳作。

それにしても、玲ちゃんには最初から最後まで可愛く癒された。

 

 

 

戦翼のシグルドリーヴァ

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©戦翼倶楽部/909整備補給隊

現代日本を舞台に、地球上に現れたあらゆる生命の敵性存在「ピラー」と、第二次世界大戦前後の実在する世界各国の航空機を模した「英霊機」に乗って戦う「戦乙女」の姿を描く空戦ファンタジーオリジナルアニメ作品。

女性キャラは可愛いし、戦闘シーンの迫力は悪くはない、出てくるおっさんが皆ノリノリで明るく有能なので好感度が高い。

やっぱり大人がOTONAしてる作品はいいね!

って感じで良い面は多い作品なんだけど、全体のストーリーが・・・う~ん、面白くはないかな。

神様云々とか、なんかちょっとチープな印象が拭えない。

ストパンみたいに敵の正体は不明でもよかったのに・・・もっと言えば航空機は乙女の嗜みって部活動にしてくれても良かったのよ。

あとね、女性キャラは皆可愛くて良いんだけど、たまに作画が崩れてしまっていたのが残念。

戦闘機✕美少女モノなのに美少女の作画が崩れるのはちょっと・・・。

なんか色々と勿体ないというか、残念と言うか、そんな感じの作品。 

 

 

 

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ

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©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち3製作委員会

円形都市オラリオとその地下に広がるダンジョンを主な舞台とした神の眷族が織り成すライトノベル原作のファンタジー作品の3期。

今までよりストーリー展開が重く暗めで、ベル君が苦悩するシーンが多く、明るいハーレム展開でイチャイチャっていうのは最初だけしかない。

今までも馬鹿みたいなハーレムだけの作品ではないんだけれども、ヘスティア様とベル君の絡みとか、ベル君とヴァレン何某さんの絡みとかが結構少なく、1期2期とは毛色が違う印象を受ける。

それがつまらないって訳ではないので好みの問題。

何も解決しなかったような話しではあるけれど、ラストのベル君の決意はカッコ良かった。

個人的にはヴァレン何某さん好きなので、本当に後半にしか出てこなかったのが残念。

 

 

 

神様になった日

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©VISUAL ARTS / Key / 「神様になった日」Project

麻枝准氏が原作で、「Charlotte」に続く3作目の作品。

とある少女・ひなが神として目覚め始め、世界の終わりを予見し、一人の少年を選び、終わるまでを過ごして見届けていく様を描くオリジナルアニメ。

っていうイントロダクションだったけど、そういう話ではなかった。

掴みバッチリな1話から麻雀回とかふざけた方向に全力なバカシナリオで楽しませてくれる。

「なんだこれ?ギャグアニメなのか?」って所から後半の真面目な展開。

まあ、おふざけからの真面目シリアスは良くやる手法なので別に構わないけど、シリアス部分が全く面白くないし、主人公の我儘が過ぎてイライラする。

最終的には感動的な話しっぽくなるにはなるんだけど、昔の18禁エロゲームみたいな展開で残念な気持ちになる。

う~ん、もったいないな~。

 

 

 

アサルトリリィ BOUQUET

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©AZONE INTERNATIONAL・acus/アサルトリリィプロジェクト

「アクションドール」と「フィギュア」で融合されたコンテンツ「アサルトリリィプロジェクト」のメディアミックス作品。

近未来を舞台とし「ヒュージ」と呼ばれる謎の生命体と戦う少女たち「リリィ」の活躍を描く。

可愛いキャラに綺麗な作画と良く動くアクションは流石!!

なんだけど、キャラが多すぎて全く覚えられないのと、全体を通してストーリーが盛り上がらないのがイマイチな感じ。

全体通してつまらなくはないけど、謎の少女一柳結梨ちゃんの件とか何だったの?って感じだし、最終話の後半は唐突な駆け足過ぎて、構成がおかしいんじゃないの?って思ってしまった。

美少女たちのキマシタワーが沢山見られるので、そういうのが好きな人向けかな。

 

 

 

キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦

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©2020 細音啓・猫鍋蒼/KADOKAWA/キミ戦製作委員会

史上最年少で帝国の最高戦力である使徒聖に選ばれたイスカと、「氷禍の魔女」と称され皇庁最強と謳われるアリスリーゼ。宿敵である二人の出会いと戦いを描いたライトノベル原作の作品。

長いタイトルと中二病全開な設定や戦闘シーンでかなりゲンナリし、いつもの「ラノベ・なろう」系か・・・と、がっかりしたけれども、2話以降はラブコメ要素がかなり強くなり楽しめた。

毎回中立国で出会う二人が微笑ましく、カッコいい系の姫アリスリーゼの反応がいちいち可愛くほっこりする。

ラブコメ部分が面白かったので、それ以外の部分が普通の俺TUEEEEEと大差ないのと、この手の作品にありがちな打ち切り俺たたエンドなのが残念。 

 

 

 

 

★★☆☆☆(星2)

魔法科高校の劣等生 来訪者編

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©2019 佐島 勤/KADOKAWA/魔法科高校2製作委員会

体系化された魔法を扱う職業「魔法師」を養成する架空の教育機関「魔法科高校」を舞台としたライトノベル原作学園バトルアクション作品の2期。

もうね自分の中でネタとして昇華してしまっているのでお兄様が喋るだけで面白い。

相変わらず登場人物たちはごちゃごちゃと小難しい事を語ったり、悪役の大人は弱っちかったりするけれども、そんなのは気にせずお兄様の活躍を楽しもう。

今回もお兄様は沈着冷静で最強に俺TUEEEEだった。

世界中で何が起ころうとお兄様がいれば解決できるので安心して見ていられます。

ストーリーは見たけどよく覚えてないなぁ(笑)

 

 

 

NOBLESSE -ノブレス-

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©NAVER WEBTOON Corporation ©Noblesse Animation Partners

絶対的な力を持つ「NOBLESSE」×世界征服を狙う謎の組織「ユニオン」×人間を守り支配する「貴族」を描くLINE漫画が原作の時空を超えたダークアクションファンタジー作品。

主人公が強すぎてパワーバランスが崩れるので、ほとんど出てこないという程に究極的な俺TUEEEを見せてくれる。

ストーリーは組織と戦いながら仲間を増やす系で、まあこの手の作品にありがちな展開で普通。登場人物が皆ホストみたいに見えるのが嫌じゃなければ、それなりに楽しめる。

毎回毎回ED後に見せてくれるショートコントにて、冷静沈着なライジェルがそのままのノリで可愛いことをするから思わず爆笑してしまう。

あれはずるいわ。

 

 

 

 

安達としまむら

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©2019 入間人間/KADOKAWA/安達としまむら製作委員会

体育館の2階で偶然出会い友達となった安達としまむら。その2人の関係が少しづつ変わっていく日常を描くライトノベル原作の作品。

Hな描写はないけど結構百合です。

安達としまむらの相手に対する温度差みたいのは面白かったけど、ひたすら淡々と安達としまむらが胸の内を朗読していくスタイルで、正直30分内に抑揚が無さすぎて眠たくなる。

キャラは可愛いからなんとか見ていられるけど、個人的にこれは結構キツイ。

百合好きな人は楽しめるかもしれません。

 

 

 

おちこぼれフルーツタルト

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©浜弓場 双・芳文社/おちこぼれフルーツタルト製作委員会

芸能界で落ちこぼれのヒロインたちが自分たちの家である寮の取り壊し危機を救うためにアイドルユニットを結成して活動する様を描いた漫画原作の作品。

よくある「きらら」系。

いかにもアニメ好きな人が好みそうなギャグを「お前らこういうの好きだろ?」ってそこに置きに来てる感じが強くてイマイチ楽しめない。

狙い過ぎてて滑ってる印象。

マネージャーの穂歩が出てくると面白くはなるんだけどね。

それにしても次回予告の「さーて来週の・・・」のインパクトはデカかった。

 

 

 

いわかける!- Sport Climbing Girls -

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©石坂リューダイ・サイコミ/花宮女子クライミング部応援団

花宮女子高校クライミング部の活躍を描く漫画原作の作品。

なんだろう、試合に挑む主人公が狂気じみた感じにしか見えず「はねバド!」を見てるようだ。

集中力が高まっている状態を、なんであんな頭のおかしい人みたいに描くんだろう?

ライバルも個性豊かと言うよりも頭おかしい狂人系の人ばかり出てきて笑える。

スポ根ものに良くある熱い展開はあるんだけど、個人的にはイマイチ熱くなれなかったかな。

ラストの方もなんか駆け足気味だったしな~。

 

 

 

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

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©2020 プロジェクトラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

架空の学校・虹ヶ咲学園を舞台に活動するスクールアイドル部「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」を主人公としたラブライブシリーズ3作目。

今までと違ってラブライブで優勝するため頑張る青春部活モノではなく、スクールアイドル同好会を発足しライブを行うまでの話し。

ラブライブの熱いノリを期待していたけれども、全くその熱さはなかった。

各話で主人公が異なり、毎回最後にその時の主人公が歌って終わる形式。

なんか毎回主人公のプロモーションビデオを見てるような印象。

最後は全員で歌うんだけど、メンバー全員がソロアイドルとして個人活動をするコンセプトなので一体感みたいのは感じにくかったのが残念。

 

 

 

くまクマ熊ベアー

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©くまなの・主婦と生活社/くまクマ熊ベアー製作委員会

引きこもりゲーマーのユナがクマの着ぐるみで異世界の最強冒険者になる活躍を描くなろう小説原作の作品。

はい、かわいい。

主人公がクマの着ぐるみを着て可愛いだけで、やってる事は有象無象のなろう系と同じ。

最後はちょっと心温まる話もあったけれども、面白い訳ではなかったなぁ。

脳死状態で可愛いを堪能したい人向けだな。

 

 

 

 

 

 

★☆☆☆☆(星1)

100万の命の上に俺は立っている

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©山川直輝・奈央晃徳・講談社/100万の命の上に俺は立っている製作委員会

ある日ゲームじみた異世界に転送された合理的で単独行動が好きな中学3年生四谷友助がゲームをクリアする様を描いた漫画原作の作品。

う~ん・・・主人公が気持ち悪い。

バーチャルではなく異世界だと分かった途端に「人を殺した~!!」って・・・うん、なんなんだ?

正直、「何言ってんのお前?」って印象しかない。

中学生の設定だから中二病なのは、まあその通りなんだけどさ、何でこんな不快な性格にするんだろ?

分割2期のようで最後はプッツリと「は?」って感じで終わります。

 

 

 

神達に拾われた男 

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©Roy・ホビージャパン/『神達に拾われた男』製作委員会

なろう原作の異世界転生モノで、何度目だか分からない設定にめまいがする。

主人公がスライム使って無双して周りから凄い凄いと絶賛され成功するお話し。

はぁ(ため息)

この作品の何が凄いって、起承転結の転が無くて起承承結な所。

問題が発生しました、解決しに行きました、解決しました、おわり。

これを戦闘シーンとかはダイジェストでカットして毎回やるんだからびっくり。

子供に絵本を読み聞かせてるような気分になる。

まだ桃太郎や浦島太郎の方が起承転結あるんじゃね?ってレベル。

今回の「デスマーチから始まる神達に拾われたありふれた八男の孫が不適合者なチート魔術師で2回攻撃だった件」は凄かったな~(笑)