【最終更新:2021年8月1日】
2021年夏アニメ31作品の1話を視聴しましたので感想をまとめておきます。
今期は異世界転生とかバトロワとか見慣れたモノが多くて、正直面白そうだと思った作品が少なく、前期から比べると残念なクールっていう印象。
そんな中でも「かげきしょうじょ!!」は新作として非常に面白かった。
今後視聴した作品は順次感想を追加します。
「転生したらスライムだった件(2期)」は1話ではなく37話という括りなので、視聴しましたが感想に入れてません。
同様に「100万の命の上に俺は立っている」も1話ではなく13話という括りなので感想に入れてません。
ランキングは掲載順になります。
面白かった
小林さんちのメイドラゴンS
©クール教信者・双葉社/ドラゴン生活向上委員会
社畜独り身OLの小林さんとドラゴン達の同居を描く漫画原作の異種間交流ファンタジーコメディ作品の2期。
1期と変わらず2期1話も安定の面白さ。
そして1期と変わらず2期1話もカンナちゃんの安定の可愛さ。
さらに、相変わらず無駄に戦闘シーンがよく動く(笑)
いきなり出てきた新キャラのイルル・・・ちょっと胸が大きすぎませんか?
まあ人間ではないので、有り得ない大きさでも良いんだろうけど、ちょっとやり過ぎで不気味の谷みたいなものを感じる。
この作品にしては珍しく次回が気になる引き。
小林さんどうなってしまうんだ?
かげきしょうじょ!!
©斉木久美子・白泉社/「かげきしょうじょ!!」製作委員会
女性のみで構成された「紅華歌劇団」。その劇団員の育成を目的とした「紅華歌劇音楽学校」を舞台に、少女たちが未来のスターとなるべく日々奮戦する姿を描く漫画原作の作品。
1話は登場人物の紹介がメインで、ストーリーとしては少女たちが紅華歌劇音楽学校に合格し新生活を始めるというシンプルなものだったが、各キャラが個性的で楽しめる。
天真爛漫かつ天然で周囲を振り回す渡辺さらさと、元アイドルグループメンバーで男性嫌いな奈良田愛とのやり取りが水と油のようで面白い。
更に、冷静で頼れる感じの杉本紗和、気が強い星野薫等、脇を固めるメンバーも強烈な個性を放って今後の絡みが待ち遠しい。
彼女たちがどういう風に成長していくのか、今後の展開に期待したい!
ラブライブ!スーパースター!!
©2021 プロジェクトラブライブ!スーパースター!!
スクールアイドルの活躍を描くラブライブシリーズの第4作。
テンポ良く進んでいく安定的で王道の1話。
ラブライブでは珍しくトラウマ持ちで、明るく前向きポジティブ全開な性格じゃない主人公。
その主人公がラストに振り返り可可に駆け寄るシーンからのEDの流れは「最終回かよっ!」って言っちゃうほど胸震える。
さすが話の運びと演出がうまいなぁ。
でも、最後の最後で主人公が人前で歌えるようになってるのは何だったんだ?
正直キャラデザは微妙だなって思ってたけど、声と動きが入ると良い方向に印象が変わって悪くないかな。
無印ラブライブのようなスポ根モノに似た熱い展開を期待します。
白い砂のアクアトープ
©projectティンガーラ
沖縄県南城市の水族館を舞台に、2人の少女の絆や葛藤、成長を描く青春群像劇オリジナルアニメ。
無難で地に足の着いた感じのする1話。
最近のアニメの1話にしてはかなりスロースタートで、特に奇をてらった仕掛けみたいのは無く、淡々と進む話ではあるけど、ほど良いテンポで見ていて飽きるという事はなく作品に引き込まれる。
この辺の運び方は流石老舗って印象。
なにやら名作になりそうな雰囲気がプンプンするつくりで、「色づく世界の明日から」の監督って事でなんか納得。
「色づく世界の明日から」は名作臭を撒き散らしながら尻つぼみだったので、これはどうなるか若干不安が残るけど、期待して2話以降視聴したい。
死神坊ちゃんと黒メイド
©イノウエ/小学館・死神坊ちゃんと黒メイド製作委員会
触れたもの全てを死なせてしまうという呪いを魔女によってかけられた貴族・坊ちゃんと、逆セクハラを仕掛けるメイド・アリスの純愛を描いた漫画原作のラブコメ作品。
1話は坊ちゃんとアリスの関係や、坊ちゃんが置かれた境遇、家族との関係を綺麗に纏めていて見易く面白い。
坊ちゃんへ逆セクハラしまくるアリスがエロ可愛く、惚れてしまいそうになる(笑)
逆セクハラされても手が出せない坊ちゃんの境遇は、かなり可哀想で流石に同情してしまうレベル。
あの状態だと毎日悶々として死んでしまうわっ!
二人の関係が今後どういう風に発展していくのか、目が離せ無くなりそう。
マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd SEASON -覚醒前夜-
©Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners
「魔法少女まどか☆マギカ」をベースにしたソシャゲ「マギアレコード」のアニメ化作品の2期。
まどか、ほむら、さやかがメインで登場する1話で、久しぶりに画面狭しと動き回る3人を見て興奮が抑えられない。
ちょっとおかしくなったマミさんは、出てくるだけでなんか笑ってしまう。
いつの間にかマミさんの中二病面白キャラが定着してしまった感がある(笑)。
2期の掴みとしてのファンサービスっぽい感じのつくりで、まどか☆マギカファンには最高の1話だったのではないだろうか。
ただ、1期を見る限り旧作の登場人物が出てこない回は全く面白くなかった「マギアレコード」。
2話以降はマギアレコードの登場人物で話が展開されると思うので、正直あまり期待していない。
平穏世代の韋駄天達
©天原・クール教信者・白泉社/「平穏世代の韋駄天達」製作委員会
「韋駄天」と呼ばれる神々が、世界を破滅へと導いた魔族を封じ込め800年が経った世界を舞台にした、漫画原作のダークファンタジー作品。
なんか一昔前のジャンプに連載してそうな雰囲気で、世界観は悪くない。
リンの激しすぎる修行も、ドラゴンボールを見ているかのような感じで微笑ましい。
敵のオオバミも、何と言うかちょっとふざけた感じの悪役で、タイムボカンシリーズの敵のような印象を受け懐かしい感じがする。
痛快な感じのストーリーと、ちょっとした謎みたいのがあり面白い1話だった。
でも、後半の戦闘シーンでの色使いは見てて疲れるかなぁ。
ジョジョもやってたけど正直あまり好きじゃない。
探偵はもう、死んでいる。
©2021 二語十・うみぼうず/KADOKAWA/たんもし製作委員会
巻き込まれ体質の少年・君塚君彦を主人公としたライトノベルが原作のミステリ&ラブコメ作品。
シエスタと君塚の会話が良いね!
まあ、昔からラノベでよくあるタイプの会話なので、ありがちと言えばありがちだけど嫌いじゃない。
なんだかシエスタ可愛いし、アクション凄いし見応えはある。
けど、探偵モノとして考えると謎解き部分は非常にチープでガバガバ。
一歩間違えると言いがかりみたいなもんで、謎を解いてるって感じじゃない。
あと人造人間とか化け物みたいのがいきなり出てくるので、なんだこれ?感がある。
で、衝撃のラスト!
タイトルはそういう事なのか・・・来週から何やるんだ?
カノジョも彼女
©ヒロユキ・講談社/カノジョも彼女製作委員会2021
優柔不断な主人公が、複数いるヒロインからひとりを選ぶことができず多重交際状態となる漫画原作のラブコメ作品。
いや~凄いわ。
凄いアホ全開な展開で駆け抜けるテンポ抜群なラブコメだった。
アホ全開なので合わない人は合わないかもしれない。
主人公が人の良い真面目で熱い正直者なんだけど、突き抜けすぎて頭おかしい単なる浮気者になってるのが笑える。
有り得ない展開の連続だけど、ここまで突き抜けてくれれば、そんな些細な事は全く気にならない。
ノリと勢いは凄いし、作画も良いし、このままの勢いでアホラブコメを貫いてほしい。
それにしても、女性目線でこの主人公がどういう風に見えるのかとても気になる(笑)
ピーチボーイリバーサイド
©クール教信者・ヨハネ/講談社/「ピーチボーイリバーサイド」製作委員会
魔物や亜人を始めとした様々な人種や、魔法や魔力などの概念が存在しているファンタジー世界を描く漫画原作の作品。
最初のウサギの亜人が倒れてるシーンから既に面白い。
出オチと言えば出オチなんだけど、この1シーンだけで視聴継続しようという気にさせてくれる。
その後の流れは普通と言えば普通でよくあるファンタジー物。
世界観の説明が一切ないからちょっと戸惑うけど、dアニメに【時系列版】と言うのがあり、本放送は時系列を無視してシャッフルしてる「プリンセス・プリンシパル」方式らしいので、説明が無い点も後々わかるんじゃないかな?たぶん。
サリーの胸がデカすぎ協調されすぎでちょっと気持ち悪いのが難点だけど、ラストのサリーが覚醒するシーンはカッコ良かった。
まあまあ
RE-MAIN(リメイン)
© RE-MAIN Project
山南高校の弱小水球部を舞台とした水球のストーリーが描かれるオリジナルアニメ。
部活物アニメとしては珍しく、いきなり記憶喪失状態から始まる1話。
凄い選手だったけど、記憶喪失になって寝たきり状態から復帰、一から弱小チームで再び競技を始めるって設定は今まであるようで無かった感じで上手い。
1話は主人公の背景の説明が主で、高校に入り水球部の勧誘を受けるまでで、特に面白い展開とかはないけど、スッと設定が入ってくるので見易い。
そう来たかって感じのラストの引きは上手く、大きな特徴はないけど次回も視聴したくなる程には魅力的な1話だった。
部活物アニメ好きなので期待してます。
NIGHT HEAD 2041
© 飯田譲治/NIGHT HEAD 2041 製作委員会
超能力をもつ兄弟の過酷な運命を描いた1992年放送のドラマ「NIGHT HEAD」の設定を2041年に変更し、新たな登場人物を追加したオリジナルSFアニメ。
あまり説明が無いのでキョトンとしてしまう場面もあるが、ついていけないと云う程でもなく悪くはない出来。
ただ、Bパートが始まった時は場面が違い過ぎて、Aパートと繋がらずかなり頭が混乱した。
SF要素満載な超能力モノって事で、この手の世界観が好きな人は楽しめるのではないだろうか。
1話は舞台背景の説明や、双方の兄弟の顔見せって感じで、ストーリー的にはあまり進んでいないので、2話以降の話の展開が楽しみではある。
魔法科高校の優等生
©2021 佐島 勤/森 夕/KADOKAWA/魔法科高校の優等生製作委員会
「さすがはお兄様です」のセリフで有名な「魔法科高校の劣等生」主人公の妹である深雪を主人公としたスピンオフ漫画が原作の作品。
別にギャグアニメじゃないんだけど、お兄様が出てくるだけでちょっと笑えてしまう。
流石に深雪が主人公なので、お兄様が俺TUEEEする事はなかったけれど、お兄様出てくるだけでちょっと面白い。
ノリとしては「魔法科高校の劣等生」そのまま。
出てきた敵役も分かり易く頭おかしくて、ヘイトを買い深雪に叩きのめされるっていうお決まりパターン。
見てれば慣れるんだろうけど、キャラデザがオリジナルと違うのがちょっと気になるかなぁ。
SCARLET NEXUS
©BNEI/SUNRISE
超能力を持った人類と、人間の脳を狙う「怪異」との戦いを描いた同名のゲームが原作のアニメ。
1話は主人公の生い立ちや、登場人物の紹介、皆の能力の説明、怪異との戦闘で綺麗に纏まっており、特出する所は無いが無難な出来。
「この時の俺達は知らない事が多すぎた・・・」と、この世界の謎に迫るセリフを主人公が語るが、この辺はセリフで語らずに映像と演出面で魅せて欲しかったのでちょっと残念。
SF好きなら悪くないし、色々謎が多そうな感じなので今後の展開に期待かなぁ。
ジャヒー様はくじけない!
©昆布わかめ/SQUARE ENIX・「ジャヒー様はくじけない!」製作委員会
人間界へ堕ちてしまった魔界No.2のジャヒー様が、家事とバイトに勤しむ貧乏暮らしを送る様を描いた漫画原作のコメディ作品。
主人公を女性にした「はたらく魔王さま!」だ。
それ以外の感想が出てこない程、設定が「はたらく魔王さま!」だ。
ジャヒー様は不遇で可愛いし、ギャグもつまらなくはない感じでそれなりの作品。
軽い感じで適当に視聴するには良い作品かなぁ?
特に面白い訳じゃないけど、虚無になるほどつまらなくもない、THE佳作・・・そんな印象。
ひぐらしのなく頃に卒
©2020竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会
「ひぐらしのなく頃に」新シリーズの2期目。
まあ、正直言って業シリーズ以降は蛇足感が否めない。
面白くない訳ではないんだけど、何度も同じ事をちょっとだけ変えて再演してるみたいな感じなのでちょっと萎える。
回答編だから仕方ないとしても、また話戻るのかぁって感じで、なんだかなぁって印象。
まあ、でもこれがひぐらしの醍醐味なので最後までしっかり見ますけどね!
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X
©2021 山口悟・一迅社/はめふらX製作委員会・MBS
ゲームの世界に転生した主人公が破滅エンドを回避するために奔走するなろう小説が原作のコメディ作品の2期。
相変わらずの明るく楽しいノリで、男女問わずのハーレムを形成するカタリナ様で安心した。
1話は登場人物のおさらいが主で、正直すっかり忘れてる身としてはありがたい。
2期も軽い感じで楽しめそうではあるが、破滅フラグは回避してしまってるので、何をやるストーリー展開になるのかなぁ?
ヴァニタスの手記
©望月淳/SQUARE ENIX・「ヴァニタスの手記」製作委員会
吸血鬼が存在する19世紀のフランスを舞台に、吸血鬼の専門医と吸血鬼の青年の活躍を描く漫画原作のダークファンタジー作品。
1話は吸血鬼の青年ノエと、吸血鬼の専門医ヴァニタスの出会いを、カッコよく、そしてコメディタッチで描き悪くはないし、サイバーパンク感のある世界観はいいね!
だけど、ちょっと専門用語が飛び交うので見難さはあるかなぁ。
うおぉぉぉぉって思うような引きがある訳でもなかったし、1話のインパクトはちょっと弱い感じで、今後のストーリー展開次第と言った所。
いまいち
ぼくたちのリメイク
©木緒なち・KADOKAWA/ぼくたちのリメイク製作委員会
成功していないゲームディレクターの主人公が、10年前に戻って人生をやり直し奮闘する姿を描くラノベ原作の作品。
う~ん、1話は1時間あるんだけど淡々と話が進むだけで、引き込まれるような展開が無い。
河瀬川英子と出会い会社に入れてもらいバリバリ働き、周りからの信用も一気に勝ち取るんだけど、なろう様の陳腐な描写そっくりで萎える。
入って直ぐにそんな事なりませんから!
で、10年前に戻るんだけど、驚いたりせずにあっさりと新生活を始めるとか意味分からん。
それにせっかくタイムリープしたなら、特許取るとか株やるとか簡単に金稼げるんだから、それで会社でも立ち上げて自分がやりたかった事やればいいんじゃねーの?
なんで学校行ってんだよ(笑)
他にやる事あるだろ!
正直ツッコミどころしかなくて面白くないんだけど、志野亜貴ちゃんはメチャクチャ可愛い。
2話以降もっと話が動けば面白くなるのかなぁ?
Sonny Boy
©Sonny Boy Committee
突如学校が異次元に飛ばされ、サバイバル生活を余儀なくされる生徒たちの姿を描いたオリジナルSF作品。
う~ん・・・とても評価し辛い。
面白いかと言われると全く面白くなかった。
じゃあ、つまらないのかと言われるとそうでもなく、とってもとっても微妙・・・そんな感じ。
なんの説明も無く突然始まるストーリー。
まあ意味は分かるけど・・・うんって感じ。
江口寿史さんのイラストは大好きなんだけど、アニメとして動くとちょっと違う。
くっそ下手糞な感じに見えて、なんだこれ感が強い。
あのデザインを違和感なく綺麗に動かすのは無理があるのでは?って感じ。
色々微妙ではあるけど、2話以降にどんな話が展開するのか気になる作品ではある。
うらみちお兄さん
©久世岳・一迅社/「うらみちお兄さん」製作委員会
子供向け教育番組に出演する、31歳の体操のお兄さん・表田裏道および番組に関わる人物の日常をブラックジョークも交え描く漫画原作のコメディ作品。
これはひどい(褒め言葉)
無邪気な子供の笑顔が眩しすぎる裏で、終始裏道お兄さんが病んでてブラックだ!
お兄さんだけじゃなくお姉さんもブラックだ!
皆、口を開けば毒を吐いてるじゃねーか!
この内容を作品にしようとした原作者の発想は素晴らしいと思うけど、出オチの飛び道具感が強い。
私的にこのブラックジョークはあまり笑えなかったけど、好き嫌い別れそうで、好きな人にはたまらないだろうなって感じの作品。
15分アニメでも良かったんじゃないかなぁ?
女神寮の寮母くん。
©2021Ikumi Hino/女神寮
女子大の学生寮となった中1男子のハプニング続きの生活を描く漫画原作のラブコメハーレム作品。
よくあるラッキースケベのエロを前面に押し出したラブコメ作品ではあるけど、主人公が中1と若すぎる設定の為、いやらしさをそこまで感じない。
それと、主人公が真面目な子なので全体的にバカさが足りない。
エロやるなら、もっとハッチャけたバカさを増やしてくれないと楽しめないかなぁ。
「なんでここに先生が!?」くらい突き抜けたバカエロを期待してたけど、ちょっと期待と違ったというのが正直なところ。
2話以降のエロとラブコメ要素に期待したい。
迷宮ブラックカンパニー
©2021 安村洋平/マッグガーデン/ライザッハ鉱業デトモルト支部
異世界に転移した後ブラック企業に勤めることになった主人公が、安定したニート生活を手に入れるべく策謀を巡らせる姿を描いた漫画原作の社畜的ダンジョンファンタジー作品。
う~ん、そこら辺のなろう様の異世界転生みたいなもんだけど、特に凄い能力を与えられてる訳ではない分、こっちの方がマシって感じ。
話しのテンポは凄く良くて飽きさせないような作りで、ノリや主人公の性格としては「旗揚!けものみち」とか「戦闘員、派遣します!」とかそんな感じ。
で、面白いかと言われると・・・テンポは良いけど、トントン拍子加減がなろう様みたいで萎えるし笑えるシーンは無かったなぁ。
それでもノリと勢いはあるので、今後はなろう様と違う所を存分に見せてもらいたい。
出会って5秒でバトル
©2021 みやこかしわ,はらわたさいぞう,小学館/出会って5秒でバトル製作委員会
日常に退屈していた成績優秀でゲームが趣味の16歳の主人公がデスゲームに巻き込まれる漫画原作の作品。
見慣れた「コロシアエー」。
何の説明も無く突然戦闘に巻き込まれ、特殊な能力で能力者バトルを繰り広げる・・・何度目だ?この設定。
なろう様の異世界転生と同じくらいよく見る設定だ。
1話は面白い所は全くなく「いつものかー」って感想しかない。
この作品は主人公の能力がちょっと特殊で、この能力をどうやって使っていくのか?って所がポイントなので、今後その辺で頭脳バトルをしてくれるなら楽しめるかもしれない。
ゲッターロボ アーク
©永井豪・石川賢/ダイナミック企画・真早乙女研究所
「ゲッターロボサーガ」シリーズの最後として執筆された漫画原作の作品。
勢いは凄い。
何が起こっているのか理解できないが、兎に角勢いは凄い。
北斗神拳の伝承者が歩いてそうな世界観、なんだか分からないけど登場して戦うゲッターロボ、ノリと勢いが凄い無骨なキャラ達。
うん、ゲッターロボって感じだ。
1話は訳分からなったけど、2話以降の話の展開に期待したい。
若い人が見たらゲッターロボってどう見えるんだろう?ちょっと気になる。
D_CIDE TRAUMEREI THE ANIMATION
©D_CIDE TRAUMEREI PROJECT/DCTM製作委員会
「ウィアード」と呼ばれる、現実世界に侵食している悪夢と戦う主人公たちの活躍を描いたメディアミックス作品。
またまた渋谷で戦闘が行われるアニメだ。
渋谷を舞台にするの好きだよねぇ。
何だかよく分からないけど現実に干渉してくる敵を、特殊能力で打ち負かすという見飽きた展開。
逃げ回っていたけどいきなり覚醒する主人公・・・うん、見てて気恥ずかしくなるな、これ。
3DCGアニメなのでアクションシーンは良く動く。
でも、この作品ならではのオリジナル感は皆無で、よくある設定を適当に集めました感が強い。
現実主義勇者の王国再建記
© どぜう丸・オーバーラップ/現国製作委員会
異世界に召喚された主人公が財政難の国を立て直すため奮闘する小説家になろうが元の異世界内政ファンタジー作品。
これは主人公が能力持ちじゃないだけで100点満点に近い「なろう」ですね。
主人公が異世界に召喚されるシーンとか、もう見飽きたので1枚絵とナレーションだけで良いんじゃないかな?時間と作画の無駄だし(笑)
なぜか上から目線でヤレヤレ感を出しながら語る主人公が気持ち悪い。
周りの大人を小学生レベルの学力にして、頭高校生並みの主人公がマウント取るなろうにありがちなシーンの連続!正直見飽きたわ。
これ見て主人公SUGEEEEって思う奴いるの?
ビジネス書みたいな作品にすると読者離れちゃうから、購読層に合わせた結果こうなっちゃってるんだろうけどさ。見るに堪えない。
まあ、なろうだしツッコみだしたらキリがないし、なろうはなろうとして割り切って楽しむものだよな。
あ、そういえばラストの遊戯王パロも寒かった。
月が導く異世界道中
©あずみ圭・アルファポリス/月が導く異世界道中製作委員会
なろう様の異世界転生モノ。
冒頭で普通の異世界転生と違うみたいな事言ってたけど、1話はごくごく普通の異世界転生モノでした。
俺TUEEEEに笑えないギャグ、それに一昔前の少年誌でよく見たような古臭く見えるキャラデザ・・・100%テンプレ異世界モノで面白さは皆無。
本当にもう見飽きた展開だ。
チート薬師のスローライフ~異世界に作ろうドラッグストア~
©ケンノジ/一二三書房, チート薬師製作委員会
なろう様の異世界転生モノ。
なろう様お得意の起承結、起承結の繰り返し。
う~ん、絵本か童話を読んでいるかのようだ。
絵柄はとても可愛く、特にストーリーも大したものが無いので、日常系として楽しめるかもしれないけど・・・これを視聴する事によって、自分の人生が豊かになる事があるのかと自問自答したくなる。
主人公が異世界転生する件が「異世界転生した」の一言で片づけられており、その割り切り方は好感が持てる。
もうテンプレ過ぎて見たくもないシーンだしね。
あとは、本当に中身が無さすぎて語れることが無い(笑)
精霊幻想記
©北山結莉・ホビージャパン/『精霊幻想記』製作委員会
なろう様の異世界転生モノ。
うん、なんの魅力もない1話。
で?だから?って感じ。
凄い能力を与えられ俺TUEEEEするって事はなかったけど、毒にも薬にもならない淡々と進むストーリーに何の驚きも感じない。
味の無いガムを噛んだようだ。
女の子は可愛かったね、感想はそれぐらい。
次も見たくなるような仕掛けは欲しかったかなぁ。
天官賜福
©bilibili
架空の古代中国を舞台として描かれた中国のWeb小説原作のファンタジー作品。
作画とか凄く綺麗で驚いた。
さすがチャイナマネーと言った所か。
でも、話しに魅力的な所は感じられず、1話で惹きつけようとする仕掛けも特になく、う~んイマイチ。
何かちょっとわかり難いし。
声優的に阿良々木君とかに重なるのもあって、主人公のキャラは嫌いじゃない。
中韓のアニメも増えてきたけど、面白いと思った作品は今の所ないので、これはどうなんだろう?