【最終更新：2021年7月5日】
2021年春アニメと2021年冬アニメの続き等（2クールもの）が終了したので、感想をまとめておきます。
今期は大作の続編が多かった前期に比べ、続編がほぼ無く新規作品の多いクールでしたが、中々にスマッシュヒットする作品が多く面白かったです。
まだまだアニメになっていない面白い原作はあるんだなぁと思ったり、面白いオリジナルアニメはまだまだ作れるんだなぁと思ったり良いクールでしたね。
まあ、つまらない作品は心底つまらないクールでもありましたが・・・。
以下作品は2クール物なので継続視聴中です。
・不滅のあなたへ
・EDENS ZERO
・BLUE REFLECTION RAY/澪
・東京リベンジャーズ
ランキングは掲載順になります。
★★★★★（星５）
オッドタクシー
© P.I.C.S. / 小戸川交通パートナーズ
タクシー運転手の主人公・小戸川を中心に街にいる擬人化された動物たちを描くオリジナルテレビアニメ。
全く関連性の無いような話が続き「なんなんだよ一体・・・」と思わせておいて、ラストに向かってそれらが一つの事件に集約されていく様が素晴らしい。
バラバラなピースが一つ一つはまっていきパズルが完成する気持ち良さ。
最初は癖の強いシュール過ぎる会話に困惑する場面も多かったが、そんな事は全く気にならなくなるほどに回を重ねるごとに面白さが増していく。
様々な伏線回収も鮮やかで、久しぶりに良い作品に出会え気分が高まる。
ネタバレになるから多くは語れないけど、シナリオ本当に巧かったなぁ。
灼熱カバディ
©2020武蔵野創・小学館／灼熱カバディ製作委員会
男子高校生らが部活動でカバディに打ち込む様子を描いた漫画原作の作品。
熱い熱い部活モノスポ根アニメだった。
カバディというネタでは知ってるけど、詳しいルールなんかは知らない人が多いだろう競技を、こんなに面白く魅せてるのが凄い。
カバディのルールやポイント、戦術等をストーリーに絡めながら上手に教えてくれるので、回を重ねるごとにカバディの知識が深くなっていく。
部活に打ち込む姿や、仲間との絆、ライバルの登場等々、スポ根モノに必要な要素が詰まっていて、練習試合しかしてないのに毎回毎回熱い展開が繰り広げられ、魂が揺さぶられる。
もうね「STRUGGLE」って言葉が耳から離れない。
さよなら私のクラマー
©新川直司・講談社／さよなら私のクラマー製作委員会
「四月は君の嘘」の作者が高等学校を舞台に女子サッカーの世界を描いた漫画原作の作品。
とても良く出来た部活モノ。
弱小チームがどんどん強くなっていくって感じのスポ根ものに良くある話ではなく、もっと等身大な感じで、女子サッカーに青春を捧げる女子高生の日常を描きつつ熱いストーリー展開が楽しめる、そんな作品。
登場人物がかなり多くライバルも多数出てくるんだけど、さあここからだって感じのプロローグ的な所で終わってしまうのがちょっと残念。
もっともっと彼女たちの戦いを見ていたかった。
脳筋な元日本女子代表のコーチや、有能なのに指導を放棄している監督とか登場する大人も悩みがあり魅力的なのが良かった。
シャドーハウス
©ソウマトウ／集英社・シャドーハウス製作委員会
訪問者のない不思議な洋館「シャドーハウス」を舞台に、顔のない一族「シャドー」と、それに仕え顔役を務める「生き人形」たちの暮らしを描く漫画原作のゴシックミステリー作品。
凄い独特な世界観や、常に不穏な感じがする雰囲気で作品に引き込まれる。
シャドーハウスとは何なのか？「シャドー」や「生き人形」とは何なのか？徐々に明らかになる謎にワクワクが止まらない。
そしてシャドーと生き人形の絆や、同期組との絆が良い感じ。
原作の漫画は現在も連載中と言う事で、ストーリーとしては何が解決する訳でもなく、俺たたENDっぽくなってしまうのは仕方のない所。
是非とも2期を、2期をお願いします！
★★★★☆（星４）
恋と呼ぶには気持ち悪い
Ⓒもぐす・一迅社／恋きも製作委員会
イケメンのエリートサラリーマンで女癖の悪い天草亮が、女子高生の有馬一花に恋をし、一方的にストレート過ぎるアプローチを続け、一花から罵倒される日々を送る漫画原作のラブコメ作品。
超有能なクズである天草亮の言動や行動、それに翻弄され慌てふためき恥ずかしがりながらも辛辣な返しをするヒロイン一花、二人の絡みが微笑ましくも面白く楽しい。
ただ、一花が恋心を意識し始める後半は、普通の恋愛モノっぽくなってしまって、亮の押しが弱くなったりコメディ要素が減ってしまったのがちょっと残念。
それでも、この手の作品にしては珍しく綺麗に終わってるので、見終わった後の満足度は非常に高い。
SSSS.DYNAZENON
©円谷プロ ©2021 TRIGGER・雨宮哲／「DYNAZENON」製作委員会
2018年に放送された『SSSS.GRIDMAN』と同様に円谷プロの特撮ドラマ『電光超人グリッドマン』を原作とする完全新作アニメーション。
一応SSSS.GRIDMANを見てる事が前提。
見てなくても楽しめるかもしれないが、面白さは下がると思う。
怪獣が現れるちょっと不思議な世界観の中で、南さんのお姉さんの件や、怪獣使いとの戦いを通じて登場人物たちが過去と向き合い未来へと進んでいく青春モノという感じ。
怪獣との戦闘は熱くて、往年の怪獣SFモノ好きにはとても楽しめる。
全体的には非常に面白かったけど、世界観の謎があまり明かされなかったのが残念だったかなぁ。
まあSSSS.GRIDMANも似たような感じだったけど。
続編もあるようだし、全ての謎の解明はそっちを期待かな。
何と言ってもヒロイン南ちゃんが最高だった！
スーパーカブ
©Tone Koken,hiro/ベアモータース
何にも興味を持たない没個性的なひとりの少女がスーパーカブと出会い世界を広げていくライトノベル原作の作品。
すげぇな！何も起きないのに面白い。
「ゆるキャン△」見た時も何も起きねぇって思ったけど、それの比じゃないくらい何も起きない。
さらに登場人物も２、３人で会話はあまりしないし、会話してもギャグとか言わない。
日常系をもっと何も起き無くしたような感じの、ある意味究極の日常系で話しの中心は全てスーパーカブ。
いやぁ、驚きだ。
何で面白いんだろう？これ。
正直説明できない（笑）
途中で色彩が明るくなる演出は良いんだけど、何度も使われてちょっと飽食気味な点がマイナス。
この演出は1話だけで良かったかなぁ
Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-
©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO
AIと歌の2つを主題としており、異なる使命をもった2体のAIを中心としたSFヒューマンドラマが描かれるオリジナルアニメ。
AIと人類の戦争を回避するため、戦争が起きた100年後の未来からやってきたAIマツモトが、自律人型AIヴィヴィと共に未来を変えるために活躍するって話で、正直設定とかは使い古された感が強く安っぽい印象で目新しさは全くない。
SF考察がされてないのか要所要所で「いやそうはならんやろ」とツッコみたくなる。
じゃあ面白くないのかと言えば、ツッコミどころが非常に多いが面白かった。
どちらかと言うとSF部分は舞台装置でしかなく、色んな時代で繰り広げられるヒューマンドラマがメインという印象。
ヴィヴィの100年の旅、そしてその結末を見てみたくなるドラマとしての面白さは十分にあった。
擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD
© 擾乱製作委員会
94歳となった徳川慶喜が絶大な権力を握り続ける明治64年を舞台に、政府お抱えの処刑人組織と政権打倒を掲げる反体制派組織の争いが描かれるオリジナルアニメ。
独特な世界観を持つダークファンタジー物で硬派なストーリーが楽しめる。
割り切れない思いはあるけれども家族として生活する咲羽と浅陽の関係とか、処刑人組織ならではのドライな振舞いとか、暗く切ない感じの展開が多く胸に込上げて来るものがある。
ストーリーは綺麗に12話で纏められており、毎回続きが気になる作りで作品に引き込まれる。
ネタバレになるからラストは語らないけれども、個人的には切なさと希望があって好きな終わり方だった。
バック・アロウ
©谷口悟朗・中島かずき・ANIPLEX／バック・アロウ製作委員会
壁に囲まれた世界「リンガリンド」を舞台に、主人公であるバック・アロウが失った記憶を取り戻そうと壁の外を目指すオリジナル作品。
「コードギアス 反逆のルルーシュ」シリーズなどを手がけた谷口悟朗と、「天元突破グレンラガン」シリーズ構成などの中島かずきによる作品って事で、期待して視聴しましたが、まあハードルを上げなければ悪くない位の出来。
どちらかと言うとギアスよりもグレンラガンのノリに近いかな。
最初に小さな村から始まる話しが、物語が進むにつれどんどんとスケールが大きな話になって、最後は世界の成り立ちにまで発展する辺りは、往年のSFロボアニメ好きにはたまらない展開。
さらには、キャラの濃い敵武将たちが次々と仲間になっていく、少年漫画のノリも熱くて盛り上がる。
特にゼツ・ダイダン。あんた何者や！凄すぎるぞ！
全体的には悪くないんだけど、ロボがカッコ良くないのと、壁の謎や世界の成り立ちといった部分がちょっと安っぽい感じだったかなぁ。
もう一工夫なにかもっと驚きみたいのが欲しかった。
★★★☆☆（星３）
ゴジラ Ｓ.Ｐ＜シンギュラポイント＞
©2020 TOHO CO., LTD.
ゴジラの新たなプロジェクトとしてボンズおよびオレンジの共同制作による完全新作TVオリジナルアニメ。
前半はいつゴジラが出てくるんだろうとワクワクが止まらないんだけど、話しが進むにつれて空想SF設定をひたすら語るようになり「何言ってんだ？」状態がずっと続く。
そのままラストになだれ込むので、正直最終回は意味が分からんかった。
最終回が意味分からなくて、さらにラストで博士とメカゴジラ出てくるから「あれ？来週も続きあるのか。2クール物だったんだな」って思ったら終わりだった（笑）
うん、SF大好きじゃないとかなり厳しい。
これゴジラでやる必要あったのかなぁ？って感じだけど、駄作とまでは思わないし、続編があれば見たいと思う。
ゾンビランドサガ リベンジ
©ゾンビランドサガ リベンジ製作委員会
ゾンビとして生き返った少女たちがプロデューサーに導かれながら、佐賀県を救うためにご当地アイドルとして活動する様子を描いたオリジナルアニメの続編。
まあ、相変わらずぶっ飛んでてゾンビランドサガって感じだった。
1期が好きだった人は見て損しないと思う。
1話の落ちぶれた幸太郎から始まり、フランシュシュを再び大きな舞台に立たせるまでの話しにしたのは、話の持って行き方が上手いなと思った。
最終回のライブはゾンビランドサガの集大成って感じで気合入ってて、アイドルもの好きな人は必見って感じ。
でも、個人的に2期は1期のインパクトには勝てなかったかなぁって印象かな。
で、ラストの全てを無に帰すあれ何なの？（笑）
戦闘員、派遣します！
©2021 暁なつめ, カカオ・ランタン／KADOKAWA／「戦闘員、派遣します！」製作委員会
「小説家になろう」上で連載された同名のWeb小説をリメイクするかたちでライトノベル化された小説原作の作品。
世界征服目前の秘密結社が、今後起こるであろう戦闘員のリストラ問題解決のために、新たな惑星を侵略するというブッ飛んだ設定。
最近のなろうは「スライム倒してデスマーチから始まる神達に拾われたありふれた八男の孫が俺だけ入れる不適合者な無職チート魔術師で2回攻撃だった件、ですがなにか？」って感じなんだけど、この作品は古き良き時代の、まだなろう作品が面白かった頃の雰囲気がある。
くだらねぇが褒め言葉になるような感じで、ノリとしては完全に「このすば」（作者が同じなので当然と言えば当然だけれども）
テンポもノリも良く軽い感じで、クズな主人公とクズな仲間たちの活躍が楽しめる、そんな作品。
でも、登場人物のキャラの濃さが「このすば」には全然及んでなかったかなぁ
86-エイティシックス-
©2020 安里アサト/KADOKAWA/Project-86
星歴2139年を舞台とし、レギオン戦争の最中、最前線で戦うエイティシックスの少年と指揮するエリート才女の物語を描くライトノベル原作の作品。
なんかとんでもねぇ希望もクソもないBAD ENDな終わり方だなぁと思ったら、分割2クールものでした。
出だしは面白かったんだけど、結局戦争に駆り出された86が無残に死んでいくだけ、レーナが苦悩するだけって感じで、面白いかと言われると悪くはないけど微妙。
差別される人間や戦争の悲惨さを描きたいんだろうけど、なんかちょっと回を追うごとに安っぽい感じに見えてしまった。
なんだろう話の底の浅さが垣間見れるっていうのかな・・・そんな感じ。
まあ、それでも2クール目にどういう話が展開されるのか楽しみにしてます。
バクテン!!
©バクテン製作委員会
宮城県岩沼市を舞台として高校生男子新体操部の青春ストーリーが描かれるオリジナルアニメ作品。
部活モノとして悪い所は特にない。
部内の友情、過去を持つコーチの葛藤、強いライバルの登場等々、大体部活モノに必要なピースを全て兼ね備えている感じのストーリー展開。
非常に良く出来てるんだけど、良く出来過ぎていて小さくまとまり、この作品ならではのパンチ力っていう部分は弱い感じがする。
作品としての魅力もあるし、面白いし、悪い部分は特にないんだけどね。
もうひとつまみスパイスが欲しかったかなぁ。
究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲ―だったら
©土日月・株式会社KADOKAWA刊／究極進化した製作委員会
リアルを極めすぎてクリア不可能で「めんどくさい」とされるクソゲーVRMMORPGにダイブしてしまった主人公を描くライトノベル原作の作品。
出てくるヒロインが全員残念だったり、ゲームはクリアさせる気が無い程に糞だったり、色々と設定は面白く、テンポよく進んでいく展開や、軽い感じのノリは悪くない。
でも、ドタバタは多いけどギャグがイマイチ笑えなかったり、話自体が面白いかと言われると・・・まあ普通でつまらなくはないけどって感じ。
レオナさんは年増のクズだったけど、結構好きよ（笑）
NOMAD メガロボクス２
高森朝雄・ちばてつや／講談社／メガロボクス２プロジェクト
「あしたのジョー」の作品世界を再構築し、近未来を舞台にギアを装着して闘う格闘技“メガロボクス”に関わる人間たちの熱いドラマを描いた2018年春に放送された作品の続編。
完全に前作を見てる人向け。
作品の雰囲気とか世界観とか前作と同じなので、前作が好きだった人にはお勧めかな。
前作の7年後の世界を描き、環境が大きく変わったジョー。そのジョーと仲間の間に何があったのかを、小出しにしながら進んでいくストーリーや、その中でのヒューマンドラマは悪くない。
だけど、前作みたいに大会で優勝するって目標があってボクシングする感じじゃないから、盛り上がりに欠け蛇足感が否めないのが残念。
最高に楽しい！って訳じゃないけど、それなりにスッキリする終わり方だったり良い所も多い作品だった。
イジらないで、長瀞さん
©ナナシ・講談社／「イジらないで、長瀞さん」製作委員会
主人公である先輩と、先輩をイジって、ナジって、はしゃぐスーパー“ドS”な後輩長瀞さんとの関係を描く漫画原作のラブコメ作品。
1話は本当に単なるイジメの現場をひたすら見せられたようで最悪な気持ちになったが、長瀞さんが先輩への恋心を出してからはそれなりに面白くなる。
1話最後に長瀞さんが先輩の写真でも見て顔を赤らめるだけで全然印象違ったのに勿体ないなぁという印象。
後半の長瀞さんは、先輩にセンシティブなちょっかい出して恥ずかしがったり、先輩が他の女と居るとヤキモチを焼く描写があって、結構可愛い面が出てくる。
でも個人的にクソガキのギャル感が強すぎて、そこまで可愛いと思えないのが残念。
まあ、こういうキャラ好きな人には良いのかもしれない。
高木さん未満、宇崎ちゃん以上って感じかなぁ。
MARS RED
© 藤沢文翁／SIGNAL.MD／MARS RED製作委員会
大正12年を舞台に陸軍零機関と呼ばれるのヴァンパイア部隊の活躍を描く藤沢文翁原作の音楽朗読劇をアニメ化した作品。
全体的にカッコよく、独特な雰囲気があって悪くない。
1話はちょっと難解だったけど、2話以降はそれほど難解なシーンは出てこずにストーリーとしてわかり難いって事はなかったし、1クールで綺麗に纏まったちょっと物悲しいストーリーは、ビターな終わり方も含め良く出来ていた。
でも、飛び抜けたものがある訳ではないので、良く出来た佳作って印象かな。
前田さん、あんた最後までカッコ良かったよ！
★★☆☆☆（星２）
ましろのおと
©羅川真里茂・講談社／ましろのおと製作委員会
津軽三味線を題材にした漫画原作の作品。
音楽系の部活モノと言う事で「響け！ ユーフォニアム」や「この音とまれ！」みたいのを期待してたけどちょっと違った。
「ユーフォ」にしても「この音とまれ」にしても部活モノならではの熱い展開っていうのがあるんだけど、この作品は主人公が天才的なので、皆で頑張って練習して大会で賞を取るとかっていう分かり易い熱さが無い。
主人公が暗いし天才過ぎて何について悩んでるのか共感できないし、最後は打ち砕かれて終わるというBAD ENDっぽい終わり方。
原作は連載中で12話で終了するならここで切るしかなかったんだと思うけど、あんまり気持ちの良い終わり方ではなかったなぁ。
まあ、2期とか計画されてるかもしれないから、続きを期待して待ちます。
フルーツバスケット The Final
©高屋奈月・白泉社／フルーツバスケット製作委員会
人気少女漫画フルーツバスケットのファイナルシーズン。
シリーズ全部を通しての感想になります。
有名な版権だし、1話を見た時に面白い作品だなぁと思ったし、恋愛学園モノは好きなのでとても期待していたんだけど、回を重ねるごとに話が暗くなり視聴する気が無くなっていったのが正直な感想。
草摩関係の話になるとどうしようもなく暗く、透の出番も激減するし、恋愛関係の話しも吹っ飛ぶしで楽しめない。
最後はハッピーエンドで良かったねって感じだけど、そこに辿り着くまでの道中がう～んって感じ。
只々、長く暗い話しが続いたので作品としてはイマイチかなぁ。
聖女の魔力は万能です
©2021 橘由華・珠梨やすゆき／KADOKAWA／「聖女の魔力は万能です」製作委員会
異世界に聖女として召喚された女性が主人公の「なろう様」の異世界モノ。
結局なろう様なので、桁違いの魔力を持った主人公が、私SUGEEEで周りからチヤホヤされるっていうお決まりパターン。
この作品の場合は主人公が女性なので、周りにイケメンの男性がワラワラと登場し、主人公を囲う展開。
まあ、それでも女性主人公で物腰も優しく嫌味もないので不快な気持ちにはならない。
強力な魔力が発動する条件が恋心だったりして、普通の恋愛要素もありニヤニヤできる点は悪くない。
もうちょっと「なろう臭さ」みたいのが無ければ良かったかなぁ。
セイのキャラデザはかなり好みだったのでちょっと残念かな。
美少年探偵団
©西尾維新／講談社・アニプレックス・シャフト
主人公の瞳島眉美がとある事件で関わった「美少年探偵団」の5人と共に、様々な事件を美しく解決する西尾維新作の青春ミステリー小説が原作の作品。
う～ん・・・微妙。
シャフト✕西尾維新という黄金コンビだけれども、なんだろう正直色々と飽きた。
ひたすらに回りくどい言い回しの会話と、ほらオシャレだろって感じの演出。
やってる事は化物語の頃と変わってないけど、さらに煮詰まってエンタメから離れてしまった何か的な感じ。
化物語の後半でも同じような印象だったなぁ。
話しはつまらない訳じゃないけど、ちょっと強引なんじゃないの？って気がして腑に落ちない事もしばしば。
でも、あくまでも私が色々と飽きたってだけなので、西尾維新の作品を見た事ない人なら楽しめるかもしれない。
すばらしきこのせかい The Animation
©SQUARE ENIX／すばらしきこのせかい製作委員会・MBS
スクウェア・エニックスより2007年に発売されたNintendo DSソフトのアニメ化作品。
う～ん、面白さが分からない。
なんだか結局世界観もよく分からんかった。
最終回で色々と判明するんだけど・・・ん？で？って感じ。
ゲームやってれば印象違うのかなぁ？
★☆☆☆☆（星１）
ひげを剃る。そして女子高生を拾う。
©しめさば・KADOKAWA／『ひげひろ』製作委員会
20代のサラリーマンと家出した女子高生が出会い、共同生活を送るさまを描くライトノベル原作の作品。
1話視聴後に「気持ち悪い」って思ったけど、全話視聴した後の感想も「気持ち悪い」だった。
未成年を家に連れ込んで、俺は周りのクズと違いS〇X要求しないぜってドヤってる主人公が心底気持ち悪い。
それを知り主人公を応援してしまう会社の同僚がまたまた気持ち悪い。
マジで意味分からん！そうはならんやろ！
さらに取って付けたようなクズ親の設定が気持ち悪い。
沙優ちゃん以外の登場人物が全員イカレてて気持ち悪いんだから凄いわ。
嫌悪感しか湧かない最低な作品だった。
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω
©むらさきゆきや・講談社／異世界魔王Ω製作委員会
なろう様の異世界転生モノの2期。
中身なんてない、只々エロやりたいだけ。
1期見た時はここまでつまらない印象無かったけど、その後同じようななろう様の異世界転生を嫌々ながら見過ぎたせいか、全く話を覚えてないレベルでつまらなかった。
覚えてるのは主人公が素になった時の語りが気持ち悪すぎる事ぐらい。
スマホ弄りながらエロシーンになったら見る・・・それぐらいで十分だな。
ドラゴン、家を買う。
Ⓒ多貫カヲ・絢 薔子／マッグガーデン・「ドラゴン、家を買う。」製作委員会
一族から勘当された臆病なドラゴンが、安心して住める家を探す旅に出る漫画原作の作品。
ナレーションが森本レオな事が全てのピーク。
魔王と出会ってからが本番だからと、期待しつつ2話以降視聴したが、別に面白くなる訳じゃなかった。
テンポは凄く良いんだけど、そこで繰り出されるギャグが面白くないのよ！
面白くないギャグをテンポ良く繰り出してくるから、見てる方は虚無になってしまうのよ！
ドラゴンが不動産屋の魔王と家を探すっていう設定は面白いんだけどね、うん。
幼なじみが絶対に負けないラブコメ
©2021 二丸修一/KADOKAWA/おさまけ製作委員会
ライトノベル原作のラブコメ作品。
なんだろう、作画がめちゃくちゃ不安定な感じで、ヒロイン達が全員微妙に見える。
一枚絵だとそんな事ないから、動かすとおかしく見えるのかなぁ？
不気味の谷をひたすら見せられてるような印象なんだけど・・・。
この幼馴染は何がしたかった訳？
いや、まあ付き合いたかったんだろうけど行動がサイコで理解できない。
で、あの病室での謎ラストって何だったの？
う～ん、わからん。
スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました
©森田季節・SBクリエイティブ／高原の魔女の家
なろう様の異世界転生モノ。
俺TUEEEで俺また何かやっちゃいました？系と日常系のミックスみたいな内容。
登場人物が可愛いと思えて萌られるなら面白いんじゃないだろうか？
お子様も安心して見られるような絵本よりも中身の無い内容で、私にとっては只々ひたすらに虚無な時間が流れる苦痛の30分間だった。
視聴中止作品
転生したらスライムだった件 転スラ日記
1話だけ視聴して辞めました。
やっぱり転スラ興味ないし、そのスピンオフは更に興味が湧かない。
セブンナイツレボリューション-英雄の継承者-
1話だけ見て視聴辞めました。
1話の内容は既に全く覚えていないし、なんで視聴辞めたのかも覚えていない。
まあ、その程度だったと言う事。
オやくならマグカップも
1話だけ見て視聴辞めました。
陶芸を題材にした日常系ってイメージだけれども、キャラはそんなに可愛くないし、ギャグも滑ってて面白くないし、15分枠って事で全く興味をそそられなかった。
蜘蛛ですが、なにか？
1クール目だけ視聴して辞めました。
毎回毎回蜘蛛がひたすらギャーギャー騒いで戦ってレベルアップするだけ。
毎週再放送かのように同じことが繰り返されうんざりして嫌になってしまった。
やっぱりなろうは糞。
バトルアスリーテス大運動会 ReSTART!
8話で視聴辞めました。
頑張って視聴したけど、なんか古臭いし、話しが面白い訳でもないし、苦痛になって来たので辞めました。
憂国のモリアーティ
1クール目で視聴辞めました。
分割2クール物だったけど、2クール目が始まってるのをすっかり失念し視聴してなかった。
1クール目は面白かったので、時間がある時にこの作品は視聴するかもしれません。
