【最終更新：2021年1月15日】
2021年冬アニメの1話を視聴しましたので感想をまとめておきます。
今期は有名タイトルの続編が非常に多く嬉しい悲鳴を上げそうなクールになりました。
その代わり新規作品の1話で面白かった作品が少なく、その点では盛り上がりに欠けたのが残念です。
Re:ゼロから始める異世界生活2nd season（後半）は視聴してますが、連続2クールの分割扱いとして今回1話感想に入れてません。
ランキングは掲載順になります。
面白かった
のんのんびより のんすとっぷ
©2021 あっと・KADOKAWA刊/旭丘分校管理組合三期
とある田舎の学校「旭丘分校」に通う生徒たちの日常を描いたコメディ漫画原作作品の3期。
変わらぬ雰囲気に心が和み、またあの日常を見られると思うと嬉しくてしょうがない。
「地球に生まれてよかった」（by織田裕二）って気持ちがわかるわ。
いきなりバス停にたたずむ新キャラ篠田あかねちゃんは可愛かったし、あかねちゃんに絡むいつもの暴走気味なれんちょんは名付けのセンス含め最高に面白かった。
相変わらず、なんてことない1日を描いてるけど心温まり最高に幸せな気分になれる。
ありがとう！のんのんびより！
ゆるキャン△ SEASON２
©あfろ・芳文社／野外活動委員会
キャンプを趣味とする女子高生の日常を描いたゆるキャンの2期。
待ちに待ったゆるキャン△2期だぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！
緩くのんびりとした独特な空気感、たいして会話もしない緩いコミュニケーション。
あぁ、ゆるキャン△が帰って来たんだなって感じがする1期と変わらずのノリで癒される。
りんちゃんの昔話と、皆の正月の予定を話すだけの1話なんだけど、やっぱり面白い。
なでしこが最後に差し出すカップ麺が、りんちゃんの回想の母にかけてていいね！
ゆるキャン△はこういうちょっとしたほっこりエピソードも上手い。
約束のネバーランド Season2
©白井カイウ・出水ぽすか／集英社・約束のネバーランド製作委員会
孤児院で育てられた子供達が過酷な運命に抗っていく姿を描く漫画原作のダークファンタジーサスペンス作品の2期。
頭脳戦が繰り広げられる孤児院からの脱出劇までを描いた1期の続きから始まり、特に登場人物の紹介や今までのあらすじは語られないので、初見さんお断り。
孤児院の外の世界は何もかも目新しく、ハラハラドキドキが止まらない1話。
見たこともない生物に、追ってくる鬼達、そしてエマたちを助けてくれる謎の存在の登場。
孤児院の中とはガラッと変わった世界で先の読めない物語が楽しめ、2話以降を早く視聴したくなる出来だった。
ホリミヤ
©HERO・萩原ダイスケ／SQUARE ENIX・「ホリミヤ」製作委員会
クラス一のモテ女子とネクラ男子の出会いから始まる漫画原作の青春が詰まった超微炭酸系スクールライフ作品。
最初の教師の件から既に面白い。
教師と生徒物か？と思ったら、その後教師全く絡まないっていう（笑）
予想大外れでした。
そこからは堀さんと宮村くんが出会い、仲良くなっていく様をテンポ良く見せてくれて作品に引き込まれる。
宮村くんさぁ「気付いたら彫っちゃってる時ってあるじゃん？」って、いやいや絶対ないから。
ちょっと天然で何考えてるのか分からない宮村くんが面白すぎる。
堀さんとの友達以上恋人未満みたいな感じがたまらなくいいね。
青春だなぁ。最高！！
はたらく細胞!!
ⓒ清水茜／講談社・アニプレックス・davidproduction
人間の体内細胞を擬人化し、赤血球と白血球を中心に体内で起こる様々な怪我や病気をコミカルに描く漫画原作作品の2期。
文句なく1期と変わらず安定の面白さ。
「たんこぶ」が題材の1話は、あざとい位に血小板ちゃん達が可愛い。
その血小板ちゃんたちが頑張る姿を見て、お父さん目線で後方から応援、みんなが金メダルを貰うのを見てニコニコしてしまった（笑）
今回、外の人がどんな病気になるのか、楽しみでしょうがない。
はたらく細胞BLACK
©原田重光・初嘉屋一生・清水茜／講談社・CODE BLACK PROJECT
「はたらく細胞」のスピンオフ漫画が原作の作品で、細胞が働く劣悪な環境（不健康・不摂生な成人男性の体内）をブラック企業に喩え、はたらく細胞より過酷な世界を描く。
飲酒、喫煙、ストレス、睡眠不足でこんなに環境は悪化するのか・・・。
はたらく細胞の世界がのほほんとしすぎてると感じる位にブラックだった。
何だ？あの劣悪で殺伐とした環境。
血小板ちゃんもやさぐれてるじゃねーか！
おいおい、血小板ちゃんの可愛さはどこへ？（笑）
はたらく細胞と一緒に見ると環境の違いに笑いがこみ上げてくる。
女性の白血球がカッコ可愛かったな。
Ｄｒ．ＳＴＯＮＥ 第２期
©米スタジオ・Boichi／集英社・Dr.STONE製作委員会
週刊少年ジャンプ連載中の漫画原作作品。人が突然石になり3700年後、石化が解けた超人的頭脳を持つ科学少年千空が文明をゼロから作り直す冒険サバイバル物語の2期。
いよいよ始まった司王国との戦いにワクワクが止まらない。
あの文明でカップラーメンは無理だろって感じだけど、ファンタジーにツッコむのは野暮なので気にしない事にする（笑）
相変わらずテンポ良く進むストーリー展開に、ギャグが合わさって30分が短く感じる面白さ。
最初に昔話として1期を軽くおさらいするのは上手いやり方だったなぁ。
BEASTARS（2期）
©板垣巴留（秋田書店）／BEASTARS製作委員会
擬人化された肉食獣と草食獣が生活・共存をする世界を舞台に、全寮制の学校「チェリートン学園」へ通う動物たちを描く漫画原作作品の2期。
13話として続きから始まるので初見さんお断り。
相変わらず3DCGで描かれた動物のキャラたちが魅力的に動く。
レゴシはハルちゃんと幸せそうで何よりだったけど、行方不明から戻って来たルイを筆頭に周囲が色々と不穏だな。
レゴシに聞こえていた音の正体は何だったのか？次回が気になる。
今期も肉食獣と草食獣が共存する複雑な社会を楽しませてもらえそう。
たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語
©サトウとシオ・SBクリエイティブ／ラスダン製作委員会
魔王を倒した勇者たちの子孫が暮らす村から軍人を志望して都会に出てきた主人公と、彼をとりまく人々が巻き起こす騒動を題材とするライトノベル原作の作品。
見る前から糞だとわかる長いタイトルにゲンナリし、ゴミを見る目で視聴したが面白かった。
アルカとマリーの漫才や、マリーのツッコミ芸、ロイドに恋したセレンの暴走加減とか30分見ていて飽きない。
ギャグをふんだんに織り交ぜながらテンポ良く進み、最後に「え？」って感じで終わる1話は良い出来だった。
ドラゴンボールの孫悟空の様に世間知らずで自分の強さが分かっていない俺TUEEEEEな主人公だけど、「俺また何かやっちゃいました？」的な嫌味が無く好感度が高いので面白く視聴できる。
まあまあ
五等分の花嫁∬
©春場ねぎ・講談社／「五等分の花嫁∬」製作委員会
1人の貧乏男子高校生が家の借金返済のために、金持ち五つ子女子高生の家庭教師を務めるという漫画原作青春ラブコメディの2期。
特に登場人物の紹介もなくそのまま1期の最後から続いてるので、初見さんお断り仕様。
1期はなんだか作画が怪しくて、5人姉妹を可愛く思えなかったんだけど・・・なんか登場人物の顔変わった？
1話は皆可愛くラブコメしてたので、今後作画が崩れない事を祈ります。
アニメはネタバレを見ずに視聴するのが好きなんですが、この作品は結末だけ知ってるので、誰とカップルになるのかのドキドキが無くイマイチ盛り上がれないのが残念。
ネタバレ知らずに真っ新な気持ちで視聴したかったなぁ。
ウマ娘 プリティーダービー Season 2
© 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会
2018年春に放送された萌え擬人化した競走馬たちの活躍を描くアニメ「ウマ娘」の2期。
主人公がスペシャルウィークじゃなくなってる？？？
スペちゃんの熱い戦いがまた見られるのかと思ってたら違ったので、ちょっと拍子抜け。
今作はトウカイテイオーとメジロマックイーンの話しなのね。
1話はトウカイテイオーが日本ダービーを制するも足がちょっと不穏な感じで終わる。
相変わらず最後のライブは意味分からない（笑）けど、ライブからのエンドロール演出はカッコ良かった。
1期同様「実際の競走馬の物語をモチーフとし、事実に基づいた表現を心掛けたフィクション」と言う事で、競馬を知っていると色々と小ネタが分かったりしてかなり楽しめると思う。
私は馬の名前は聞いた事あるって位なので、小ネタは分からないけど、前作は熱い展開で面白かったので期待してます。
ＳＫ∞ エスケーエイト
©ボンズ・内海紘子／Project SK∞
スケボーレースバトルを題材にし、登場人物たちの青春を描くオリジナルアニメ作品。
歴と転校生ランガの出会いを描きながら、お洒落でカッコいい雰囲気にレースバトルの熱さが加わって綺麗に纏まった1話。
引き込まれるってモノはないけれども悪くない。
熱い感じの歴、クールだけど天然な感じがするランガは、どちらも良いキャラだった。
今後、どんな熱い青春物語が展開するのか楽しみ。
ちなみに、私はスケボーもスノボーも経験者だけれども、足をボードに固定したスケボーとか怖くて絶対乗りたくない（笑）
バック・アロウ
©谷口悟朗・中島かずき・ANIPLEX／バック・アロウ製作委員会
壁に囲まれた世界「リンガリンド」を舞台に、主人公であるバック・アロウが失った記憶を取り戻そうと壁の外を目指すオリジナル作品。
コードギアス 反逆のルルーシュ」シリーズなどを手がけた谷口悟朗と、「天元突破グレンラガン」シリーズ構成などの中島かずきによる作品で期待度は高い。
颯爽登場って言いそうな雰囲気のある主人公なんだけど、とにかくお前はパンツを履け！話はそれからだ（笑）
謎のパンツ推しで視聴後の印象がパンツしかない。
1話は設定と主人公の紹介みたいでアッと言わせる展開が無く淡々とした印象。
さらに、キャラデザがなんか古い感じだったり、ロボ（？）がカッコよくなかったり、残念面は多い。
久しぶりのロボもの2クールなので、しっかりとしたストーリー展開を期待したい。
装甲娘戦機
©2020 EXNOA LLC/LEVEL-5/装甲娘戦機製作委員会
アニメ、プラモデル、漫画、カードゲームなどのメディアミックス作品「ダンボール戦機」の派生作品で、DMM GAMESが提供するPCブラウザおよびスマートフォン用ゲームのアニメ化。
日常を奪われ、その肢体に「ＬＢＸユニット」と呼ばれる戦術兵器を纏う５人の少女「装甲娘」たちの活躍を描く。
ちなみに私はダンボール戦機を全く知らないので、どの辺にダンボール戦機要素があるのか分かりません。
1話ではいきなり別時空へ転移してしまったリコのドタバタした戦闘や、他の装甲娘たちの活躍を描きながら、かなりテンポ良く話が進む。
アッと言わせる展開ではないけれども1話としては無難な感じ。
2話以降にどういう風に話が動くのかが楽しみ。
謎の所沢推しは何なんだ？
怪物事変
©藍本松／集英社・「怪物事変」製作委員会
人と関わり合って生きる怪物（けもの）という存在。そんな怪物たちが起こす怪事件を追う探偵事務所を営む隠神と仲間の活躍を描く漫画原作の作品。
1話は隠神と夏羽の出会いを描き、隠神と夏羽の正体や事件の真の依頼内容などを絡ませながら飽きる事無く楽しめる。
織と晶と事務所で出会った所で終わるという、続きが気になる引きも良かった。
ただ、設定は良くある怪異もので、1話の中にこの作品ならではの特出したものが感じられなかったのが残念。
本格的に話が始まる2話以降に期待かな。
ゲキドル
©ゲキドル製作委員会
オッドエンタテインメントによるメディアミックスプロジェクトで、謎の災害・世界同時都市消失から5年後の世界を舞台に、演劇に魅せられ、光り輝くステージを目指す少女たちの姿を描くオリジナル作品。
単なるアイドルものかな？と見始めたら、いきなり都市に大穴が空いていて驚いた。
面白い世界観だなぁ。
それ以外は守野せりあの性格や特技などを見せつつ劇団に入るまでを描いて、特に凄い展開とかは無く無難な印象。
謎の災害と演劇がどう繋がってくるのか？繋がらないのか？
オリジナルなだけに今後の展開に期待。
IDOLY PRIDE -アイドリープライド-
© 2019 Project IDOLY PRIDE／星見プロダクション
サイバーエージェントグループとミュージックレインストレートエッジが協力してメディアミックス展する大型アイドルプロジェクト作品。
アイドルものらしくキャラは結構可愛くて悪くない。
1話はプロローグ的に星見プロダクションのマネージャーである牧野航平の回想が語られるんだけど、上手に纏められていて、トントン拍子だけどダイジェスト感なく楽しめる。
そして最後に「え？」となり「えぇぇぇ！」となる展開は想像つかなかった。
何だこれ？アイドルものだよね？
長瀬麻奈は姿の見えないツッコミ役みたいになるのかなぁ。
WAVE!!～サーフィンやっぺ!!～
©MAGES.／アニメWAVE!!製作委員会
サーフィンにすべてを賭ける若者たちの青春を描く、メディアミックスプロジェクトの作品。
サーフィンをする転校生ショウに影響されマサキがサーフィンを始める第1話は、特に何か驚きの仕掛けがある訳でもなく淡々と話が進み、まあ青春って感じ。
登場人物たちが14歳の割に大人びてないか？とか、一発でボードに立てるなんてどんなセンスだ？ってちょっと気になる部分もあるけど、概ね悪くはない。
悪くはないけど、良い部分も特にないって感じでTHE普通。
波乗りはちょっとやった事あるけど、初めて波に乗った時は「気持ちいい～！」って興奮するよね。
2.43 清陰高校男子バレー部
©壁井ユカコ／集英社・アニメ「2.43」製作委員会
福井県の高校を舞台に全国大会を目指す男子バレー部員たちの活躍を描く小説原作の作品。
東京の強豪中学バレーチームで深刻なトラブルを起こしてしまった灰島公誓が、幼少期を過ごした福井に転居し、幼なじみの黒羽祐仁と再会、バレーを二人で始める第一話。
福井に戻って来た灰島公誓が心を開いていないので、ちょっと全体的に雰囲気暗めで、面白かったかと言われると・・・掴みとしてはまあ普通。
熱血スポ根ものならば今後も楽しみに視聴するんだけど、1話のちょっと暗い雰囲気がずっと続くようなら辛いかも。
全国大会目指すってなってるから、グダグダ暗い事ばっかりやらないと信じてるぞ。
怪病医ラムネ
©阿呆トロ・講談社／「怪病医ラムネ」製作委員会
心に棲みつく怪異により「怪病」と呼ばれる奇妙な症状を発症する人々を治療する専門医・ラムネと弟子のクロの活躍を描く漫画原作の作品。
1話は亀裂の入った親子の絆を復活させる話で、割と良くある怪異ものという印象。
母親の改心が掌クルックル過ぎて雑過ぎないか？
つまらなくはないけど、使い古されたネタって感じで目新しさは全くない。
なんとなく小中学生が喜びそうな作風だなぁって感じ。
いまいち
ワンダーエッグ・プライオリティ
©WEP PROJECT
野島伸司が初めてアニメ原案および脚本を手掛け、悩みもがく少女たちを描いたオリジナルアニメ作品。
突然の異世界でのドタバタとか映像的に良く動き、色合いが綺麗で美しい作画だけど、いたる所が暗い。
話しのテンポは良くて悪くないんだけど、いじめや自殺を題材にしてるので、とにかく暗さが滲み出てて流石野島伸司って感じ。
この人の脚本って不幸な人が更に不幸になっていく物語が多いって印象なんだけど、これはどうなんだろうか？
1話の印象はあまりよくなかったけど、今後の展開に期待かなぁ。
裏世界ピクニック
©宮澤伊織・早川書房／DS研
「理解の及ばない異世界でのお宝探索」というコンセプトに、インターネット上で流布される実話怪談をモチーフに組み込んだ小説原作の作品。
突然始まり、訳が分からないまま終わる。
・・・・なんだこれ？
現世ではない世界で化け物退治したのはわかるけど、ん？・・・で？って感じ。
裏世界の世界観も不明、何で敵が倒せたのかもイマイチ不明・・・
二人しか出てこないのに紙越空魚と仁科鳥子の会話が面白くないのが致命的。
淡々と話が進んで特に見どころも何もなかった。
この先面白くなるのかなぁ？
弱キャラ友崎くん
©屋久ユウキ・小学館／「弱キャラ友崎くん」製作委員会
学園のヒロインから、人生をゲームとして攻略するべく「リア充」になることを大きな目標として与えられた主人公が、周りの人間を巻き込んで物語が展開していくラノベ原作の学園ラブコメ作品。
兎に角、主人公がネガティブ思考で気持ち悪い。
男のくせにグチグチグチグチと陰キャ丸出しで、ぶん殴ってやりたくなるほどにイライラする。
よくラノベやなろう系に出てくる陰キャ系主人公は全く共感できないから本当に嫌い。
ヒロイン葵の存在が無ければ15分で切ってた。
葵が可愛いから視聴はするけれども、2話以降も主人公がこの調子なら耐えられないなぁ。
ログ・ホライズン 円卓崩壊
Ⓒ橙乃ままれ・KADOKAWA/LHP
MMORPGのルールが現実化している剣と魔法の世界「エルダー・テイル」を舞台とする小説家になろう原作作品の3期。
今では「なろう」っていうだけで鼻で笑うようになってしまったけど、初期の「なろう」は斬新で面白い作品が多く、この作品もその中の一つ。
1期2期は視聴済みで面白かったんだけれども・・・申し訳ない、全く内容憶えてない。
キャラが出てくるたび位に「あ～なんか居たなぁ・・・で、誰だっけ？」って感じだったので、全く話についていけなかった。
評価が低いのは作品が悪いのではなく、私が以前のストーリーを憶えてないだけなので、きちんと話を覚えてる人は楽しめると思う。
1期2期の50話を見返す気も起きないし、どうしたものか・・・
転生したらスライムだった件 第2期
©川上泰樹・伏瀬・講談社／転スラ製作委員会
なろう様の異世界転生モノ「転生したらスライムだった件」の2期。
1期は全く面白いと思わなかった作品。
主人公がスライムなだけで有象無象のなろう様の異世界転生作品との違いが微塵も分からない。
2期1話（25話）は1期の回想を軽く入れたりして、2期1話の作りとしては良かったと思う。
面白かったかと聞かれれば、やっぱりなろうは糞だと再認識した1期の続きを面白いと思う訳もなく（笑）
所詮、なろう様の異世界転生はこんなもんなんだよなって感想しかない。
天地創造デザイン部
©蛇蔵＆鈴木ツタ・たら子・講談社／天地創造デザイン部製作委員会
万能の神から依頼を受けて動物をデザインする、天地創造社の個性豊かなデザイナーや、試作を担当する技術者たちの模索や葛藤の日々など、動物の完成する過程を描いた漫画原作のファンタジーコメディ。
「なるほど、そうきたか」って感じで発想は面白い。
神様がOEM先に丸投げとかちょっと笑ってしまった。
様々な生き物がどうしてそういう進化をしたのかとか、生物の勉強にもなり知識と笑いが融合した感じは悪くない。
でも、コメディとして笑えたかと言われると、ちょっとギャグが子供っぽい印象を受け笑えない。
う～ん「群れなせ！シートン学園」と同じような印象かな。
つまらなくはないけどなぁって感じ。
EX-ARMエクスアーム
©古味慎也・HiRock／集英社・「EX-ARM」製作委員会
2030年の近未来を舞台に、超常的な能力を持った兵器「EX-ARM」を巡る犯罪組織と警察の戦いを描く漫画原作のSFバトル作品。
ストーリーは面白そうなんだけど、糞しょぼい3DCGとアクションで萎える。
ちょっと酷すぎない？
言っちゃ悪いが同人並みの映像クオリティ。
どれだけ予算ケチったんだろう。
本当に残念な出来だった。
こっから映像が良くなる事はないだろうから、ストーリー展開にだけ期待かな。
なんか勿体ないなぁ。
回復術士のやり直し
©2021 月夜 涙・しおこんぶ／KADOKAWA／回復術士のやり直し製作委員会
魔王を倒すも自らの幸せを掴み取るべく世界を4年前に巻き戻した主人公の復讐劇を描いた小説家になろう原作の作品。
あのさぁ、魔王を倒せるほどの絶大な力があるんだったら、その後どうとでもできるでしょ？
時間巻き戻して小娘に復讐とか意味分からん。
主人公は馬鹿なのかな？
いちいちニヤける主人公が気持ち悪いったらありゃしない。
復讐がてらエロてんこ盛りにするんだろうけど、面白くなるのかねぇ？
う～ん、所詮なろうだからな・・・。
無職転生 ～異世界行ったら本気だす～
©理不尽な孫の手/MFブックス/「無職転生」製作委員会
なろう様の異世界転生モノ。
1話は結構しっかりと転生した主人公の成長を描き、いきなり俺TUEEEとかじゃないのは好感が持てるが、ひたすらに続く前世の男の語りはあまり面白くない。
何か特出した面白さがあればいいけど、1話を見た限り有象無象の歴代なろう様と変わらないかな。
「デスマーチから始まる神達に拾われたありふれた八男の孫が不適合者な無職チート魔術師で2回攻撃だった件」にならない事を祈る。
プレイタの傷
©GoHands,Frontier Works／Praeter-Project
国による経済特区予定地である東京の暁特区を舞台として、ディヴァイン・タトゥーと呼ばれる神獣の力を持った人間のスカードの活躍が描かれるフロンティアワークスによるメディアミックス作品。
綺麗な映像でグリグリ動くのは圧巻。
でもキャラは皆ヒョロヒョロホスト系のハンコ絵で、カッコイイはカッコイイけど皆同じに見えて何かイマイチ。
まあ、ターゲットがこういうのが好きな女子なのでしょうがない。
ラストの咥え煙草エイジさんカッコ良かったよ。
全てがカッコいい男達を魅せる為の舞台装置にしか見えなくて、何でみんな戦ってたのかもよく分からんかったなぁ。
Levius -レビウス-
© 中田春彌／集英社 ポリゴン・ピクチュアズ
人体と機械を融合させて戦う『機関拳闘』という格闘技が存在する世界で、人間の尊厳と文明の未来が火花を散らす漫画原作のスチームパンク作品。
2019年11月28日よりNetflixオリジナルアニメシリーズとして全世界独占配信され、アニメ版は原作版から大幅に改変されており、キャラクター、設定、ストーリーなどが大きく異なっている。
3DCGの映像は綺麗だし、ボクシングのシーンは迫力満点で見応えはある。
でも、次も見たいと思えるような引き付けられるものは何もなかった。
正直、綺麗な「メガロボクス」って印象しかなく、味の無いガムを噛んだような、何とも言えない気持になる。
WIXOSS DIVA(A)LIVE
©LRIG/Project WDA
トレーディングカードゲーム「WIXOSS」をベースとするオリジナルアニメ。
誰も幸せにならないやるだけ損なルールだった「selector」「Lostorage」シリーズから雰囲気ががらりと変わり、アイドル衣装を身に纏い戦うその姿に驚愕。
ノリも非常に軽くなって頭空っぽで見られ、今までみたいに少女が不幸になるのを胃を痛めながら見なくていいのでお気軽。
1話は主人公の乱入、観客の寝返り、何か凄いカードで勝ちと色々ツッコミどころ満載で乾いた笑いが出てくる出来で結構残念。
今後のストーリー展開に期待かなぁ。
まさかここから「selector」や「Lostorage」みたいな鬱展開しないよね？
俺だけ入れる隠しダンジョン
©瀬戸メグル・講談社／俺だけ入れる製作委員会
ライトノベル原作の作品。
異世界転生してないだけで有象無象のなろう様と同じ匂いしかしない。
ゲームのチュートリアルの如く説明口調でひたすら喋るキャラ、クスリとも笑えないギャグ、無理矢理ねじ込まれた不自然なお色気、ラストはお約束の「俺なんかやっちゃいました？」（笑）。
満点です。
ここまで綺麗にテンプレをなぞってくれるとある意味気持ち良いですね。
間違いなく「デスマーチから始まる神達に拾われたありふれた八男の孫が俺だけ入れる不適合者な無職チート魔術師で2回攻撃だった件」だな。
オルタンシア・サーガ
©オルタンシア・サーガ製作委員会
f4samuraiより配信されているスマートフォン・タブレット向けゲームアプリのアニメ化。
戦乱の世で様々な運命に翻弄されていく騎士たちの、宿命と継承の戦いを描いた物語。
反乱が起きて父を失った若き領主が戦う決意をするという何の面白味も魅力もない1話。
RPGとかに良くあるプロローグでオリジナリティの欠片も見られない。
う～ん、ソシャゲアニメに当たり無し。
1話使った壮大なプロローグで、本編は2話からちゃんと始まるんですよね？
蜘蛛ですが、なにか？
©馬場翁・輝竜司／KADOKAWA／蜘蛛ですが、なにか？製作委員会
なろう様の異世界転生モノ。
既視感の塊で開始5分でスマホをいじり始めました。
現世では根暗でした、転生したら蜘蛛でした、クラスの仲間も転生してました、生きる為に戦って食べます。
ｻﾞﾝｼﾝﾀﾞﾅｰ、ｲﾏﾏﾃﾞﾐﾀｺﾄﾓﾅｲｾｯﾃｲﾉｶｽﾞｶｽﾞﾀﾞﾅｰ、ｽｺﾞｲﾅｰﾋﾞｯｸﾘﾀﾞﾖ！
はい、茶番はこれくらいにして、量産型なろう様の異世界転生の設定を色々つまみ食いした「デスマーチから始まる神達に拾われたありふれた八男の孫が俺だけ入れる不適合者な無職チート魔術師で2回攻撃だった件ですが、なにか？」でしたね。
さようなら、お元気で。
