(C)2011 5pb./Nitroplus 未来ガジェット研究所
「STEINS;GATE」(シュタインズ・ゲート)は2011年4月~9月に放送された想定科学アドベンチャーゲーム原作の作品、全24話。
2010年夏、過去へとメールを送れるタイムマシンを開発した岡部倫太郎。何気なく行った過去への干渉が世界を変え、その未来に抗い戦うSF作品。
◆ジャンル&キーワード
SF、タイムリープ、青春、恋愛、科学
◆お勧め度
★★★★★(星5)
◆こんな人にお勧め
- タイムリープ物が好きな人
- SF科学が好きな人
- 伏線回収ものが好きな人
目次
- 総評
- 各話ストーリー&感想(ネタバレあり)
- 全話ストーリーチャート
- 第1話:始まりと終わりのプロローグ
- 第2話:時間跳躍のパラノイア
- 第3話:並列過程のパラノイア
- 第4話:空理彷徨のランデヴー
- 第5話:電荷衝突のランデヴー
- 第6話:蝶翼のダイバージェンス
- 第7話:断層のダイバージェンス
- 第8話:夢幻のホメオスタシス
- 第9話:幻相のホメオスタシス
- 第10話:相生のホメオスタシス
- 第11話:時空境界のドグマ
- 第12話:静止限界のドグマ
- 第13話:形而上のネクローシス
- 第14話:形而下のネクローシス
- 第15話:亡環上のネクローシス
- 第16話:不可逆のネクローシス
- 第17話:虚像歪曲のコンプレックス
- 第18話:自己相似のアンドロギュノス
- 第19話:無限連鎖のアポトーシス
- 第20話:怨嗟断絶のアポトーシス
- 第21話:因果律のメルト
- 第22話:存在了解のメルト
- 第23話:境界面上のシュタインズゲート
- 第24話:終わりと始まりのプロローグ
- 最後に
総評
タイムリープ物の傑作。
過去にメールを送る事により過去改変が起こり世界線が移動する設定が優秀で、唯一無二の素晴らしい物語が構成されている。
次々と起こる過去改変が複雑に絡み、それを紐解いていく感じが尋常じゃない程盛り上がる。
前半はあまり何も起きないので退屈だったり、伏線をバラまく展開なので見ていて意味が分からなかったりする面がある。
さらに主人公岡部の語り口調が中二病全開で結構イライラする。
正直、何やら一人で喋っているが伏線なのかなんなのか分からず、「何言ってんだこいつ?」という感じになる。
しかし、中盤から物語が大きく動き、伏線を回収していく怒涛の展開が訪れる。
そして、岡部のイライラする中二病的な語りが最後にはとてもかっこ良く見えて痺れてしまうという魔法のような構成に脱帽。
ヒロインの牧瀬紅莉栖は天才科学者で実験大好きっ子、@チャンネルに入り浸るネラー。
会話の端々にでるネラー用語が何とも言えず可笑しくて可愛く、中二病な語りの岡部とネラーな紅莉栖のやり取りが聞いていて心地よく微笑ましい。
そしてお互いを罵倒しながらも信頼し難題へと取り組んでいく姿が素晴らしい。
この作品の全てを物語っているOP曲が作品の面白さと相まってとても名曲。
作品を見終わった後はOP曲を聞くだけで胸が熱くなり泣ける。
再放送版は全23話で、22話までは同じだが23話が「改変版(β版)境界面上のミッシングリンク」となっていて内容が異なる。
続編のシュタインズ・ゲート ゼロに繋がる話しとして、この作品で一番盛り上がる23話後半が丸々違う話になっているので注意がが必要。
(再放送版の23話は商業的な香りしかしないので個人的には嫌いです)
注意:ここからは、ネタバレありです。
各話ストーリー&感想(ネタバレあり)
全話ストーリーチャート
STEINS;GATE全話ストーリーチャート
画像が細かすぎて見えないと思いますので、詳細見たい方は以下からPDFファイルをダウンロードしてください。
PDFではなく画像がいい方はこちら。
第1話:始まりと終わりのプロローグ
7月28日。
ラジ館で中鉢博士の会見を聞きに来た岡部倫太郎と椎名まゆり。
岡部は天才科学者牧瀬紅莉栖が血まみれで倒れているのを発見。
ラボメンの橋田至(ダル)に「牧瀬紅莉栖が刺された」とメールを送ると世界が一変、ラジ館に人工衛星が激突し中鉢博士の会見は中止となっていた。
ダルへのメールが過去に送られたことを知った岡部は、元気な姿の紅莉栖と出会う。
感想:
タイムリープ物ならではの伏線だらけの序章となる第1話。
正直伏線だらけで何が起きたのか全く理解できないが、メールが過去に送られた事、死んだと思っていた紅莉栖が生きていた事で今後の展開がとっても気になる構成。
そして岡部の中二病前回な語りがくどくてイラつく。
第2話:時間跳躍のパラノイア
ラジ館で紅莉栖の講習を聞く岡部。
漆原るかのいる神社に寄った後ラボに戻り、天王寺が経営するブラウン管工房のバイト阿万音鈴羽と出会う。
そして岡部はラボで10年前ネットで話題になった未来人ジョンタイターについて調べるも、情報がほとんど出てこない事に違和感を覚える。
7月29日。
岡部は街でレトロPCを探す桐生萌郁と出会う。
まゆりのバイト先でダルと会った岡部はレトロPCはIBN5100でありレア物だと教えてもらう。
ラボに戻りタイムマシンの実験を行う岡部の元に紅莉栖が現れる。
感想:
岡部が7月28日の出来事は何だったのか訳が分からないまま、るか、フェイリス、鈴羽、萌郁といった登場人物紹介的な第2話。
相変わらず岡部の言動が中二病的でイラつく。
第3話:並列過程のパラノイア
実験によりゲル状になったバナナに興味を持った紅莉栖にラボメンになる事を条件とし調査を認める岡部。
昨日岡部がメールした時にレンジから放電現象が起きていた事がわかり、実験を行うと過去にメールが送られた。
電話レンジ(仮)がタイムマシンであると確信する岡部だったが、その後実験しても同じ現象は起こらなかった。
7月30日。
SERNがタイムマシンを完成させると言っていたタイターの事を思い出した岡部は、ダルにSERNのハッキングを命じる。
鈴羽からタイターがIBN5100は独自のプログラム言語が読めるとネットに書いていた事を聞く岡部は、SERNのタイムマシン開発を辞めさせ世界をディストピアにしない為にIBN5100が必要だとチャットでタイターから教わる。
そしてダルがSERNのハッキングに成功する。
感想:
開発していた電話レンジ(仮)が過去にメールを送れるとわかり、タイターが話をしていたSERNを調べ始める第3話。
早速SERNをハッキングしてしまうスパーハッカーのダルは仕事が早い。
第4話:空理彷徨のランデヴー
SERNをハッキングするダルは、見慣れないプログラムコードを発見しそこから先に進めなくなった。
岡部はタイターにコードの画像をメールする。
7月31日。
タイターからそのコードはIBN5100が無いと読めないと教わる岡部。
街で紅莉栖と会った岡部は「父と同じ失敗を犯したくない」とタイムマシンを否定する紅莉栖にSERNの陰謀とIBN5100について話すが鼻で笑われる。
まゆりからバイト先のフェイリスがIBN5100を知っていると聞き、まゆりのバイト先に行く岡部。
フェイリスからIBN5100は小さい頃に父が持っていたが今は無く最後に見たのは神社だと教わる。
岡部は所属する大学からIBN5100の独自機能を聞き神社に来た紅莉栖と共にIBN5100をラボまで運ぶ。
感想:
SERNの機密文章を見るにはIBN5100が必要とわかり、神社でIBN5100を手に入れる第4話。
岡部の中二病的言動と紅莉栖のネットスラングっぽいやり取りが何やら微笑ましくてニヤニヤでき、喧々諤々言い合ってるけど仲良いなお前らって感じがとても好きです。
第5話:電荷衝突のランデヴー
ラボの下で紅莉栖を紹介された鈴羽は紅莉栖に攻撃的な態度を取る。
IBN5100を動かす為に必要なパーツを買いに出る岡部は鈴羽と会い買い物を手伝ってもらう。
鈴羽はIBN5100に詳しかった昔の知り合いは亡くなった事、紅莉栖には気を付ける事を言い、見た事が無いという花火を見に出かける。
IBN5100を使いSERNをハッキングする岡部達は、SERNが昔からタイムマシンの研究をしている事を知り、タイムトラベル人体実験の結果でゲル状になった人体を見る。
タイムトラベルに人体は情報量が多すぎる為ゲル状になると推測する紅莉栖。
岡部はSERNより先にタイムマシンを開発する意欲を高める。
感想:
ついにIBN5100を使いSERNをハッキングする第5話。
岡部達が実験しているバナナがゲル状になるのと同様に、人体がゲル状になる映像が発見され、情報量が多すぎるからだと推測する紅莉栖。
なるほどね。
やっとゲルバナの謎が解明されたような気がする。
泣いた紅莉栖についてなんで泣いたのかダルに聞く岡部。
ダル「今本人が全て説明した訳だが」。
岡部は全く人の話を聞いていないのか、女心が1mmも理解できないのか、どっちだ?
第6話:蝶翼のダイバージェンス
8月2日。
ラボメン4人で会議を行い過去に送るメールをDメールと名付ける。
岡部はDメールが送れる条件として送信時間が関係してると仮説を立て実験を行い成功する。
実験を繰り返す紅莉栖は、レンジのタイマー1秒で1時間遡る事と、送信文字数は半角36文字までである事を発見する。
8月3日。
IBN5100を貸して欲しいと萌郁がラボに訪れる。
貸す事は出来ないと断る岡部だったが、Dメールについて聞かれてしまい萌郁をラボメンにする。
感想:
紅莉栖によりDメールの使用条件が解明されていく第6話。
さすが天才少女牧瀬紅莉栖。
ダルも凄いが紅莉栖も凄い。
岡部は凄いシーンが出てこないんだけど、頭良いのか?
あっ、送信条件に時間が関係するのではないかと言ったのは岡部か。
萌郁に挨拶するも無視されるダル。
悲しい、悲しいなぁ。
「メールしたけど見てない?5日も前に忠告しのに」と言う紅莉栖のギャグがかわいい。
第7話:断層のダイバージェンス
電話レンジ(仮)を改良し誰の携帯からでも送信可能となる。
ロトの当選番号を7日前に送り当たるかどうか確かめる事になり、メールを送信するも岡部以外はメールを送った事を覚えておらずメールを送った形跡もない。
そこにるかが1週間前に岡部に言われたロトの番号を一つ間違えたと謝りに来る。
自分だけが過去改変を認識していると考える岡部はタイターに連絡を取る。
タイターから世界線が変わったと教えられるが、世界線が変わった後に記憶を引き継ぐ人間は確認されていないと言う。
タイターは岡部に未来を変える力があると考え、救世主になって欲しいと言う。
感想:
宝くじの当選番号をめぐって世界線移動が起こる第7話。
過去が変わった結果、売っていなかった筈のドクターペッパーがラボにあると言う小さな改変が行われる。
1話でも起きた現象が再び起きて、岡部は世界線を越えて記憶を保持できる特異体質だとわかる。やっと話が動き出したかなって感じ。
解散した後もラボに残る紅莉栖が嫁っぽい。
第8話:夢幻のホメオスタシス
Dメールにより世界改変が起こったと紅莉栖とダルに教える岡部。
再び実験を再開するも過去が変わらない。
公園で今後の進め方について話す岡部と紅莉栖の元に、Dメールを使いたいと萌郁が現れる。
8月4日。
過去改変が分かるよう携帯の機種変更をしないように4日前の自分にメールすると言う萌郁。
Dメールを送るとラボから萌郁が消え、誰も萌郁を知らないと言う。
8月5日。
昨日Dメールの事を立ち聞きしたるかがラボを訪れ、女の子になりたいからDメールを使わせて欲しいと言う。
野菜を食べれば女の子が生まれやすいと言うるかの科学的根拠のない話に、本人が満足するならとDメール使用許可を出す岡部たち。
8月6日。
母のポケベルの番号を入手したるか。
「野菜食うと元気な子を産める」の文字を数字に直し17年前にDメールを送り、岡部は世界線移動を認識するが見た目るかに変化が無く、何が変わったのか分からなかった。
感想:
萌郁とるか、二人のDメールにより世界線移動が行われる第8話。
萌郁の方は、ラボメンが萌郁を知らないという改変が行われ、るかの方は何が変わったのか分からないという不穏な感じ。
どんどんと首を突っ込んでいく紅莉栖が根っからの研究者気質で実験大好きっ子。
やっぱり研究者はこうじゃないとね。
リーディングシュタイナーを「この造語恥ずかしい。変えた方がいいと思う」と言う紅莉栖。
まともな意見だ。
結構真剣に話をしてる中でさらっとこういう事を言うのが良い所だ。
第9話:幻相のホメオスタシス
まゆりのバイト先でフェイリスにDメールの話を聞かれる岡部。
ラボに戻りIBN5100が無い事に気付くも、そもそも無かったとラボメンから言われ、過去改変が起きた影響だと紅莉栖に言われる。
IBN5100の事を聞く為にフェイリスの家に行く途中、IBN5100を探す萌郁と会う。
萌郁を知っているまゆりに事実が少しずつ変化している認識を持つ岡部。
フェイリスの家は秋葉原の大地主で秋葉原に萌え文化を取り入れたのはフェイリスだと言う。
IBN5100の情報と引き換えにDメールを使わせて欲しいと言うフェイリスは10年前にDメールを送る。
フェイリスの父にIBN5100の事を聞くも随分前に手放したと言われ、ラボに戻る岡部は秋葉原から萌え文化が消え去っているのを目撃する。
感想:
IBN5100が手元から無くなり、フェイリスが送ったDメールによって秋葉原から萌え文化が消え去った衝撃の第9話。
ついに、もの凄く大きな過去改変が起き、IBN5100の行方もさっぱりわからない。
過去にいったい何が起こっているのか気になってしょうがない、そんな回。
紅莉栖の「ネラーって言うな!」が面白い。
でも今までの言動を見る限り完全にネラーですよね?ありがとうございました。
第10話:相生のホメオスタシス
8月8日。
るかが女性になっている事実を知る岡部。
鈴羽から父親を探してると聞かされ手掛りのピンバッジを見せてもらう。
鈴羽は明日父親が現れるかもしれない場所があると言い、それを逃すと行かなければいけない所があるので街を離れると言う。
岡部は鈴羽をラボメンにし、蒸発する前の父にDメールを送る事を提案する。
8月9日。
鈴羽の為にパーティーを企画する岡部。
タイムマシンオフ会に行ったダルを呼び戻し、まゆり達に料理をお願いし、自分は鈴羽を尾行すると言うが紅莉栖に尾行を却下される。
その夜、鈴羽はラボに来ず「さよなら」とメールが来る。
8月10日。
鈴羽を尾行しろと自分にDメールを送り、ラボの下で鈴羽と会う。
昨日はタイムマシンオフ会に行くも父と会えず、ラボでパーティーをしたと語る鈴羽は、もう少し父を探してみると岡部に言う。
感想:
Dメールは危険だと認識しながらも鈴羽との別れを食い止める為またしてもDメールを使う第10話。
アップルパイの付け合せでシイタケとゆで卵を使う紅莉栖。
その付け合せはどうなの?
アップルパイの匂いも岡部から異臭と言われるし、鈴羽からは殺人的な不味さと言われてるし。
理系女子に料理は無理なのか?
ブレーカーが落ちたラボ。
岡部と紅莉栖の距離が近くてイチャイチャしやがって、見てるこっちはニヤニヤが止まらんぞ。
第11話:時空境界のドグマ
1階の42型ブラウン管がリフターの役割として機能していた事でDメールは送られていたと判明する。
Dメールの仕組みについてほぼ理解した中、紅莉栖は物理的タイムトラベルは無理だが記憶を過去に送るタイムリープは可能性だと考え、タイムリープマシンを作成することに。
街で萌郁と会った岡部とまゆりはタイムリープマシンについて話す。
タイムリープマシン作成に躊躇する紅莉栖は科学者である父との確執について岡部に語り、気持ちを楽にする。
8月11日。
ラボのPCがSERNと勝手に繋がっていた事が判明する。
感想:
Dメールの不明であったシステムが解明し、今度はタイムリープマシン製作を始める第11話。
記憶を圧縮してDメールの要領で過去に送ると・・・なるほど、物理が無理なので記憶だけって事か。
@チャンネルに書き込んでいる紅莉栖。
岡部が話すネラー用語に「意味が分かる自分が憎い」と嘆くやり取りが面白い。
そして紅莉栖のプリンを食べてしまう岡部。
言い争いする二人だが・・・仲良いな、お前ら。
第12話:静止限界のドグマ
8月13日。
タイムリープマシンが完成する。
SERNとPCが繋がっている事を利用しSERNのブラックホール生成を用いてデータを圧縮し最大48時間前まで送る事が可能と説明する紅莉栖。
人体を使わないと実験ができない事もあり、発明を世間に公表し然るべき研究機関に託すと岡部は言い、岡部の決断に安堵するラボメン。
ラボで会う紅莉栖と鈴羽。
鈴羽は紅莉栖をSERNのスパイと言い因縁をつけるが、まゆりが間に入り場を収める。
夜、突如ラボが銃を持った数人の男に襲撃を受ける。
そして現れた萌郁は「タイムマシンはSERNが回収する」と言い、まゆりを銃で撃ち殺す。
感想:
衝撃のラストにビックリする第12話。
まさか銃が出てきてまゆり死亡とか、予想してなかった。
しかも相手は萌郁。
まあタイムマシンとかをとても気にしていて怪しい描写は多々あったが、まさか銃で人を殺すとは。
料理を始める紅莉栖。
ダルの「俺、この食事が終わったら故郷に帰って結婚するんだ」って死亡フラグが笑える。
そんなに酷いの?紅莉栖の料理。
と思ってたら、ラボが襲撃されてフラグが笑いじゃ済まされなくなった。
鈴羽と紅莉栖「なんで牧瀬紅莉栖がいるわけ?」「ここのラボメンだからだけど」。
怖い、女性の喧嘩ほんと怖い。
第13話:形而上のネクローシス
まゆりが撃たれて動揺するラボメン。
そこに鈴羽が現れ襲撃者達を倒しながら、下の42型ブラウン管のスイッチを入れたと言い、岡部は紅莉栖の手を借りタイムリープする。
3時間半前へのタイムリープに成功した岡部は紅莉栖とダルを帰しまゆりを探す。
まゆりを発見するもまゆりは車に轢かれて死亡してしまう。
再びタイムリープする岡部。
先回りしてさっきよりも早くまゆりを発見。
別の逃走ルートを使うが駅のホームで突飛ばされてまゆりは死亡してしまう。
感想:
タイムリープを使いまゆりを助けようとするも必ずまゆりが死んでしまう第13話。
ラボに飛び込んでくる鈴羽がとてもかっこいい。
鈴羽つえぇぇぇ。
そこからのタイムリープ。
隣の紅莉栖が銃で撃たれる中での「とべよぉぉぉぉぉぉ!」の叫びは痺れた。
からのオープニング。
一連の流れに鳥肌が立つ。
電話に出た直後に岡部の態度が変わるのを見た紅莉栖。
タイムリープしてきたのではと直感で当てる。
さすがは嫁。
素晴らしい洞察力だ。
最後まゆりを突飛ばしちゃうのがミスターブラウンの娘なのが哀しい。
ってか子供が不幸になる描写は見ていて辛いので正直嫌い。
第14話:形而下のネクローシス
タイムリープを繰り返す岡部。
しかしどうやってもまゆりは死亡してしまう。
タイムリープした岡部は萌郁を呼び出し正体を吐かせる。
萌郁はSERNではなくラウンダーでありIBN5100の回収が任務であると言い、岡部達を襲う理由は知ってはいけない事を知った、タイムマシンを作り上げた、世間に公表しようとした事で指示はFBから来ると言う。
タイムリープしてきた岡部の異変に気付いた紅莉栖は岡部を元気付け、マシンが完成した直後にタイムリープ時間をセットし直し、タイムリープしたら自分に話をするように言う。
タイムリープした岡部がラボで紅莉栖に事情を説明していると鈴羽がやってくる。
鈴羽は世界線の話をし、ラジ館に激突しているタイムマシンの所に二人を連れて行き、2036年から来たジョンタイターが自分であると言う。
感想:
まゆりの死亡ループから抜け出す為、紅莉栖の力を借り、鈴羽の正体が明かされる第14話。
お前ジョンタイターだったのか!
そしてラジ館にぶつかっていたのはタイムマシンだったのね。
タイムリープしてきて落ち込んでる岡部と話す紅莉栖。
「無論だ。ふぁぁぁぁぁはっはっはっはぁぁ」って岡部の真似を照れながらやるのがかわいい。
頼りになる心強い相棒だ。
岡部をタイムリープで送り出す紅莉栖。
「5時間前の私はさ、知らないんだよね。あんたが紅莉栖って呼んでくれた事」って、おいおい切ないなー。
ちょっと胸がキュンとするお話しだったのに、タイムリープ後の岡部へのそっけない対応。
「俺は5時間後の未来から来た」「は?何そのバカっぽいセリフ」っておいぃぃぃぃ紅莉栖。
岡部の「この女殴りたい」って笑える。
事前に決めていたマイフォークが欲しい話をする岡部。
「恨むぞ5時間後のわたしぃぃぃぃ」。
本当にこの二人のやり取りは聞いてて気持ちいい。
ロープを軽々登っていく鈴羽。
紅莉栖「阿万音さんって・・・」、岡部「確実にプロだな、何かの」。
相変わらず、お前ら息ピッタリだな。
何のプロなんだよ(笑)
第15話:亡環上のネクローシス
2036年、世界は紅莉栖の貢献によりタイムマシン開発に成功したSERNによって支配されていた。
2010年にSERNが最初のDメールを通信傍受した事が始まりであり、SERNのデータベースからDメールを削除すれば世界が変わるという。
レジスタンスとして戦う鈴羽は1975年に行きIBN5100を手に入れ岡部に託す為に父が作ったタイムマシンに乗ったと語り、2010年に寄ったのは父を探す為だという。
4日前の夜の雷雨によりタイムマシンが壊れており、修理する為に限界である48時間前にタイムリープする岡部。
8月11日。
ダルにタイムマシン修理を依頼。
まゆりは鈴羽の父を探すと言う。
8月12日。
形見のバッジを手掛かりに鈴羽の父を探す。
感想:
未来での出来事が判明し、世界線を変える為にはIBN5100を使って最初のDメールをSERNのデータベースから消す必要があると分かる第15話。
鈴羽の身体能力の高さはレジスタンスだった為、紅莉栖を敵視するのはSERNのタイムマシン開発で絶大なる貢献をし、SERNからタイムマシンの母として崇められている為と分かり話が繋がってきた。
紅莉栖は@チャンネルに「栗悟飯とかめはめ波」の名で書き込んでいた。
@チャンネル内で鈴羽と紅莉栖と岡部は話をしていたのかー、なるほど面白い。
そして紅莉栖のネーミングセンス(笑)。
岡部は 「鳳凰院凶真」の名で書き込んでいたと言うものの「それは知ってる」って二人から突っ込まれる。
いやーほんとそれは知ってるわ。
第16話:不可逆のネクローシス
ダルからタイムマシンが過去にしか行けないと聞く岡部。
8月13日。
タイムマシンの型式を見たまゆりは鈴羽の父がダルだと言い当てる。
そして過去に旅立つ鈴羽。
ラボに戻った岡部は天王寺から鈴羽の手紙を受け取り、10年前に自殺し亡くなった事を知る。
手紙にはタイムマシンの修理が不完全で記憶喪失となり1年前記憶が戻ったがIBN5100の入手に失敗した事と、オフ会に行った日の雷雨でタイムマシンが壊れたので、その日の自分を引き止めないで欲しい事が書かれていた。
落ち込む岡部は「尾行はSERNの罠」と過去の自分にDメールを送り世界線が変動、天王寺から鈴羽は10年前に病気で亡くなったと話を聞く。
そして、その日まゆりが死ぬ事はなかった。
感想:
鈴羽の父がダルだと判明し、過去に行った鈴羽がIBN5100の入手に失敗、岡部がDメールで世界線を移動する第16話。
鈴羽の手紙の「失敗した、失敗した、失敗した」が衝撃的で泣ける。
そして、鈴羽が天王寺に言った言葉「巡り巡って人は誰かに助けられて生きている。君もいずれ誰かを助けてあげなさい」。
レジスタントして戦い、岡部達と仲間になり、一人1975年に飛んだ鈴羽のこの言葉が胸にしみる。
ダルのネーミングセンスがキーとなり鈴羽の父親が見つかるとか、変なネーミングセンスも捨てたもんじゃない。
中二病臭いセンスに「なんなんだ?」と若干イラついていたが、伏線で使われるとは思わなかった。
第17話:虚像歪曲のコンプレックス
8月14日。
ラボが襲撃されまゆりが死亡し、岡部タイムリープ。
8月13日夕方。
紅莉栖に相談した岡部はDメールを取り消していき世界線を移動していけばIBN5100が手に入るのではないかとアドバイスを貰う。
岡部タイムリープ。
8月13日。
フェイリスのDメールを取り消す為にフェイリスを探す岡部は、「雷ネット・アクセスバトラーズ」の大会で負かしたヴァイラルアタッカーズに腹癒せの為に追われるフェイリスを発見する。
フェイリスのDメールは10年前の飛行機事故で亡くなった父を飛行機に乗せない為、自分の誘拐を偽装する内容だった。
ヴァイラルアタッカーズに襲われ怪我をした岡部はフェイリスの父に助けられる。
フェイリスの父にIBN5100の事を聞くと、鈴羽からIBN5100預かるが誘拐事件の身代金として売ってしまったと語る。
まゆりの命を救う為Dメールを出すことを決意するフェイリス。
8月14日。
10年前のフェイリスの父に誘拐は嘘とメールを出す。
秋葉原に萌え文化が戻り、神社にIBN5100を貰いに行くも去年まであったが今は無いと言われる。
感想:
まゆりの死亡が1日延び、フェイリスのDメールを取消し秋葉原に萌え文化が戻るもIBN5100は未だに見つからない第16話。
Dメールにより父親を生き返らせたフェイリスが、もう一度父親を失う悲しいお話し。
世界線が戻った後のフェイリスの明るさが見ていてとても辛い。
フェイリス本人は記憶ないんだろうけど。
第18話:自己相似のアンドロギュノス
8月13日。
るかに実は男であると告げる岡部。
男に戻る代わりに1日恋人になってデートして欲しいと言うるか。
デートをした事が無い岡部はダルと紅莉栖に相談しデートプランを考える。
8月14日。
ダルと紅莉栖が尾行する中、デートをする岡部とるか。
デートを意識する岡部は上手く会話ができない。
ぎこちないデートも終わりるかから母のポケベル番号を入手する岡部。
「肉肉野菜肉肉野菜」と母が前のメッセージを悪戯だと思うように文面を作成。
デート中の自分は自分らしくなかったと後悔する岡部は、もう一度るかの元へ行き普段通り接し、IBN5100は去年るかが壊してしまったと聞く。
そしてDメールを送信、世界線移動が起こる。
感想:
るかの淡い恋心が物悲しい第17話。
岡部と紅莉栖とダルでデートの相談をする。
童貞と処女と恋愛ゲームマスターの3人で話ししても解決しないと思うのだが・・・。
案の定、岡部はぎこちなく全く普段通りに接する事が出来ないし、一生懸命尾行する紅莉栖も岡部の為なのか、自分の為なのか分からない状態。
皆の初々しい姿見れて楽しめるそんな回。
第19話:無限連鎖のアポトーシス
8月15日。
紅莉栖は事情を話し明日まゆりが死ぬと言う岡部に協力を申し出る。
8月16日。
まゆりを紅莉栖に任せ、萌郁を探す岡部。
萌郁の家を発見するも萌郁は昨晩自殺していた。
夜、まゆりが死んだと紅莉栖から連絡を貰い岡部はタイムリープする。
8月11日。
紅莉栖に事情を話した後、萌郁の家に行く岡部。
萌郁から携帯を奪い機種変更するようにDメールを出すが世界線移動が起きない。
実際に送ったメールが「レトロPCは神社にある」と言う内容だった事がわかり、これを取り消すメールを出すも萌郁はFBの指示しか受けない為世界線が移動しない。
岡部は4日後に萌郁が自殺する事や、まゆりを殺害する事を話し、FBに利用されていると萌郁を諭し、IBN5100はコインロッカーにあると萌郁から聞く。
感想:
この世界線でのまゆりの死亡を確認し、IBN5100を盗んだのが萌郁とわかるも、萌郁のDメールが取り消せない第19話。
萌郁の自殺を知るも、まゆりの死亡時刻確認までタイムリープをしない岡部が辛い。
そしてまゆりの死を目撃する紅莉栖も辛い。
萌郁が出したDメールの内容で嘘をついていたり、「神社には行くな、これ罠だ」と取消メールを出してもFBからの指示ではない為萌郁が動かずに世界線が移動しない。
なかなかやっかいだ。
そもそも内容を確認せずにDメールを送らせていた過去の岡部が悪いのだが、こんな事になるとは思ってないから、まあしょうがない。
岡部から事情を聞きラボに残りDメール取消の補助をする紅莉栖。
本当に良い助手だ。
第20話:怨嗟断絶のアポトーシス
8月12日。
コインロッカーを壊しIBN5100を入手しようとする岡部だったが、紅莉栖に世界線を変えないとIBN5100は手に入らないと諭され、FBを探すことにする。
コインロッカーの前でIBN5100を見張る岡部の前に萌郁が現れ一緒にFBを探すことにする。
8月13日。
コインロッカーからIBN5100が持ち出される。
幾人もの手を渡り運ばれるIBN51000を見失う度にタイムリープし追いかける岡部。
そして天王寺の家にIBN5100が運ばれる。
8月14日。
天王寺の家を出たIBN5100は飛行機でフランスへ。
合流した紅莉栖と共に天王寺に会いに行く岡部。
天王寺がFBだと判明し、天王寺は萌郁を撃ち殺し自殺。
岡部はFBの携帯から萌郁にDメールを送り、神社からIBN5100を入手する。
8月13日。
タイムリープしてきた岡部は紅莉栖とダルに今までの事を話す。
IBN5100を使いダルがSERNをクラッキングしようとするも、岡部は元の世界線で紅莉栖が死ぬ事に気付く。
感想:
IBN5100を囮にFBの正体が天王寺と分かり萌郁のDメールを取り消すことに成功するも、最初のDメールをSERNのデータベースから消す世界線は、紅莉栖が死ぬ世界線だと気付く第20話。
FBの正体が天王寺だったのが衝撃的。
そしてあっさりと萌郁を撃ち殺し自殺すると言う、組織には血も涙もない感じの終り。
綯ちゃんが一人で食事するシーンがとても切ない。
すぐに世界線移動し、親子仲良しの二人を見られるのが救い。
α世界線ではまゆりが死に、β世界線では紅莉栖が死ぬという岡部にとって究極の2択。
第21話:因果律のメルト
SERNへのクラッキングを中止する岡部。
8月17日 。
まゆりと一緒にコミックマーケットに行く岡部。
SERNへのクラッキングをせずにまゆりを救う方法を考える岡部だったが、夜まゆりが死亡し、タイムリープする。
8月15日。
様子がおかしい岡部の事を心配する紅莉栖は、岡部からβ世界線に行くと自分が死ぬ事を教えられる。
最近岡部と疎遠になっているまゆりは墓参りをし自らの想いを語る。
いつまでもこのままじゃいられないと言うまゆり。
それを聞いていた岡部はこのままでいいと言い、話せる時が来たら全てを話すとまゆりに約束し二人で帰る。
感想:
まゆりの死亡日時が1日変わるだけで、死ぬ事が変わらない。
しかし紅莉栖が死ぬ世界線にも行けない岡部が悩む第21話。
もう、まゆりが死ぬのは何回目か分からないくらいだ。
岡部の代わりに死んでいくまゆりはいい女だし、岡部が心配で声をかける紅莉栖はいい女だし、どちらかを選ばないといけない立場の岡部は非常につらい。
第22話:存在了解のメルト
8月16日。
ラジ館屋上で話をする岡部と紅莉栖。
紅莉栖はまゆりを助けるべきだと言う。
タイムリープマシンを使おうとする岡部だったが、追ってきた紅莉栖に逃げても苦しくなるだけと止められる。
元の世界線に戻るのが岡部の為であり、自分の為でもあると岡部に話す紅莉栖。
岡部は紅莉栖への想いを語り、紅莉栖は世界線が変わってもたった一人岡部が忘れなければ私はそこにいると言う。
そして岡部は紅莉栖に告白しキスをする。
8月17日。
早朝街を出る紅莉栖を見送る岡部。
SERNにクラッキングしDメールのデータを見つけた岡部はそのデータを消去し、紅莉栖が居なくなった事を確認する。
8月21日。
鈴羽から第3次世界大戦を止めて欲しいと電話が入る。
感想:
紅莉栖に説得され恋人のような一時を過ごした後β世界線に移動する岡部。
しかし鈴羽から第3次世界大戦を止めて欲しいと電話が来る第22話。
紅莉栖との別れが非常に悲しい。
ラボに紅莉栖が飛び込んできての世界線移動。
そして紅莉栖に縫ってもらった白衣が元に戻っているのを見て無理して虚勢を張る姿が何とも言えず悲しく、まゆりの「もういいんだよ」が涙を誘う。
とてもしんみりとしたEDへの入り、そこからの鈴羽の電話。
「はぁ?!」ってなる瞬間。
素晴らしい演出だった。
ラジ館屋上で雨に打たれる紅莉栖の「なんぞこれ~」がかわいい。
その後の破れた白衣を直すやり取りが見ていて本当に微笑ましい。
第23話:境界面上のシュタインズゲート
鈴羽に呼ばれラジ館屋上に行く岡部。
未来の岡部とダルが立てた計画として「牧瀬紅莉栖を救い唯一の世界線を目指せ」と言う鈴羽。
岡部はタイムマシンに乗り7月28日にジャンプする。
岡部は紅莉栖と紅莉栖の父親である中鉢博士の言い争いを目撃、二人の仲裁に入るも紅莉栖を刺殺してしまう。
8月21日に帰ってきた岡部と鈴羽。
鈴羽は中鉢博士が紅莉栖から奪った論文がタイムマシン開発競争の引き金となり戦争が起こると語る。
紅莉栖を岡部が殺害してしまうのは7/28に岡部の元に届いていたビデオメールを見られるようにする為のもので計画の内だったと明かす鈴羽。
そのビデオメールは15年後の岡部からだった。
論文を葬り去る事と紅莉栖を救う事が唯一の世界線に行く道だと言う未来の岡部は、過去改変を起こさず紅莉栖を救う為「生きている紅莉栖を過去の自分に死んでいると観測させろ」と言う。
感想:
第3次世界大戦を止める為、そして紅莉栖を救うためにタイムマシンに乗るも、自ら紅莉栖を殺してしまい落ち込む岡部。
しかし全てが計画の内であると明かされ唯一の世界線シュタインズゲートに行く方法が分かる第23話。
第1話の伏線を回収しながら二転三転する怒涛の展開が素晴らしすぎる。
鈴羽が受けた指令「牧瀬紅莉栖を救いアトラクタフィールドの干渉を受けない唯一の世界線シュタインズゲートを目指せ!」からのOPが痺れるほどカッコいい。
そしてOPが2番の歌詞。
「仲間との約束無かった事にしてはいけない」っていうのが泣ける。
まゆりのメタルウーパー、15分前に会ったという紅莉栖、紅莉栖の父の謎、紅莉栖の死の真相全てが明らかになり、見ていてワクワクが止まらない。
15年後の岡部がもの凄くカッコいい。
「目的の世界線をシュタインズゲートと名付けたのは何故か?」
「特に意味はない」
「最初のお前を騙せ、世界を騙せ」
「健闘を祈る。エル・プサイ・コングルゥ」
中二病全開で最初の頃はちょっとイラついていた岡部の口調が凄くカッコいい物にしか聞こえない。
第24話:終わりと始まりのプロローグ
もう一度7月28日にジャンプする岡部は、メタルウーパーが金属探知機にかかり火災から論文を守る為、まゆりより先にガチャガチャを行いメタルウーパーをまゆりが入手しないようにする。
その後、紅莉栖と中鉢博士の言い争いの場に行くも、用意した血糊が固まっており足りない事が発覚。
岡部は紅莉栖と中鉢博士の仲裁に入り、中鉢博士を挑発し自分を刺させる。
中鉢博士が逃げた後、紅莉栖を電気ショックで気絶させ、自分の血で最初に自分が観測した死んでいる紅莉栖の現場を偽装する。
昔の自分が紅莉栖を観測したのを確認し、鈴羽とタイムマシンで帰るが、途中世界線が変動しタイムマシンと鈴羽は消える。
岡部はラボメンバッチを作り、今までラボメンになった全員にバッチを送る。
そしてラジ館前で紅莉栖とすれ違う岡部は、紅莉栖にラボメンバッチを渡す。
感想:
岡部が紅莉栖の死を偽装しシュタインズゲートにたどり着く最終話。
とても長かった岡部の夏の終わりに紅莉栖と再会し幕を閉じる物語。
見てきて本当に良かったと思える素晴らしいハッピーエンドだ。
昔の自分を確認し「頑張れよ、これから始まるのは人生で一番長く、一番大切な3週間だ」と言う岡部がかっこよく、涙が出てくる。
最後に
「STEINS;GATE」最高ですね!
様々な世界線が複雑に絡み、Dメール、タイムリープマシン、タイムマシンと時間跳躍アイテムを使いこなし正解の世界線に辿り着くストーリー。
そして岡部と紅莉栖の恋の物語。
タイムリープ物の傑作だと思います。
12話の最後でまゆりが撃ち殺されるという衝撃の展開。
そして、そこから最終話まで駆け抜けるの怒涛の展開。
22話でβ世界線到達後、ED中に鈴羽からかかってくる電話、紅莉栖を殺害したのが岡部であると言う事実、未来の岡部からのメール・・・
本当にビックリしっぱなしで作品の構成の優秀さに痺れました。