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ゆるいキャンプが楽しめる日常系アニメ「ゆるキャン△」全話ストーリー紹介&感想

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©あfろ・芳文社/野外活動サークル

 

ゆるキャン△は、2018年冬(1-3月)放送の漫画原作アニメ、全12話。キャンプを趣味とする女子高生たちの日常を描いた作品。キャンプ器具のちょっとした説明もある。

 

ジャンル&キーワード

日常、ほのぼの、キャンプ

 

おすすめ度

★★★★☆(星4)

 

こんな人にお勧め

  • 日常系が好きな人
  • のんびりした気分を味わいたい人
  • 癒しの欲しい人
  • 自然を味わいたい人
  • キャンプが好きな人

 

yurucamp.jp

 

目次 

 

 

 

総評

ただただ女子高生がキャンプをするだけなんだけど、滅茶苦茶面白い。なんだろう?、何が面白いのだろう?と考えてみるがよくわからん。しかし、面白いのだ!!

のんびりした日常、美しい風景、ちょっとした会話やたまに入るギャグ、雰囲気のあるBGM、それらがミックスされキャンプと云うスパイスが加わり素晴らしい空気感となり作品が仕上がっている。

最近の日常系は、女の子同士が必要以上にベタベタする描写や、相手に対し依存に近いような描写が多いが、そういった事もなく登場人物達は適度な距離感があり好感が持てる。

これは相手の呼び方にも顕著に表れ、下の名前呼びだったり、苗字呼びだったり苗字にさん付けだったりと、皆相手との距離で違う呼び方をしているのが面白い。

登場人物同士は全員仲良しと言う訳でもなく、志摩リンは大垣千明の事を「こいつ苦手なんだよなー」と言っている。この辺も、最近の萌え日常系と一線を画する感じで、より現実味があり等身大な感じがしていい。

なお、「ソロでキャンプする女子高生なんて居ない」と言えばそれまでだが、そこはフィクションの世界なので気にしてはいけない。

なにより、

 

なでしこがいつも何か食べててアホかわいい

 

そして

 

志摩リンがクールかわいい

 

この二人の絡みがおもしろかわいいのである。

BGMも「ゆるキャン△」の世界観にマッチして素晴らしい。立山秋航さんって作曲家なんだけど、「けものフレンズ」のBGM手がけた人だった。なるほど、けもフレもBGMが非常に良かった。

 

注意:ここからは、ネタバレありです。

 

各話ストーリー&感想(ネタバレあり)

第1話:ふじさんとカレーめん

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©あfろ・芳文社/野外活動サークル

自転車に乗り山道を登り独り本栖湖にある冬のキャンプ場に向かう志摩リン(しまりん)。リンはキャンプ場手前にあるトイレのベンチで爆睡する少女各務原なでしこ(かがみはらなでしこ)を見かける。キャンプ場の受付を済ませ、テントを設営する志摩リン。

気温5度の中、寒さで焚火をする事にしたリンは、着火剤として使う松ぼっくりを拾い、薪を割る。受付にあるトイレに行くリンは、未だに寝ているなでしこを目撃する。学友の斉藤恵那(さいとうえな)とLINEをし、読書をしてくつろぐ。夜トイレに行ったリンは泣きじゃくるなでしこを見つけ話を聞くことに。

今日山梨に引っ越してきたばかり、自転車で富士山を見に来たが疲れて横になったら寝過ごし暗くて帰れないと言うなでしこ。電話は家に忘れてきており、引っ越してきたばかりで家の電話番号は分からず、自分の携帯番号は記憶にないと言う。

リンはお腹が空いてるなでしこにカレーめんをご馳走し、二人で月に照らされる富士山を見る。姉の電話番号を思い出し迎えに来た姉の車で帰宅するなでしこは、リンに姉から聞いた自分の携帯番号を渡し「今度はちゃんとキャンプやろうね」と夜のキャンプ場を後にする。

 

キャンプ知識:焚火
  • 松ぼっくりはマッチ1本で火が付く自然の優秀な着火材。笠が開いているものは乾燥していてよく燃えます。
  • 薪はなるべく乾燥した物を選びましょう。あまり湿った物は火が付かなったり、爆ぜたりします。買う場合は薪屋さんの物がお勧めで、一束300円~500円。でも、利用料を払えば薪はタダで使い放題と言う気前の良いキャンプ場もあったりします。
  • 焚火を起こすにはまず火種(松ぼっくり)にを付け、細い枝から載せて行きます。空気が通るように隙間を作りながら、段々と太い薪を並べます。空気を送る時は弱めに仰ぎましょう。

 

リンが読んでる本:超古代文明Xの謎 

 

感想:

志摩リンとなでしこの出会いを描いた第1話。もの凄くのんびりとした雰囲気の中、ただただ志摩リンがソロキャンしてるだけなのだが、面白い。そしてなでしこはラーメンを上手そうに食うアホの子だ。「けいおん」の平沢唯に近いものを感じる。なでしこ見てたらラーメン食べたくなってきた。

 

 

 

第2話:ようこそ野クルへ!

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©あfろ・芳文社/野外活動サークル

学校の部室棟にある野外活動サークル(通称:野クル)に向かうなでしこ。誰もいないうなぎの寝床のような狭い部室に入り中を探索していると、部員である大垣千明(おおがきちあき)と犬山あおい(いぬやまあおい)が現れなでしこは野クルに入部する。

野クルメンバーは校庭に焚火をしに行くが落葉が無いので、買ってから放置していた980円テントを中庭で建てることに。図書委員のリンは図書室の窓の外でテントを建てているなでしこを発見する。

なでしこ達がテントを組み立てているとポールが折れてしまう。それを見ていたリンと恵那。なでしこに見つかったらめんどくさそうと云う理由で動かないリンに代わり、恵那が応急処置用のパイプを持っていく。応急処置をリンから教わったと図書室にいるリンを指さす恵那、なでしこはリンを発見し喜んで駆け寄る。

自転車で富士山の目の前の麓キャンプ場へソロキャンに行くリン。アウトドアごはんを作るつもりだったが、スーパーが無く結局カレーめんとなる。恵那とLINEしながら読書を楽しむリン。夕方、リンがなでしこから野クルに誘われたが露骨に嫌な顔をした事を少し後悔していると、恵那からリンの居場所を聞いたなでしこが食材と鍋を持ってやってくる。

 

キャンプ知識:980円テント、芝生サイトのキャンプ場
  • 平らでペグが刺さる柔らかい地面を探します。場所が決まったらテント本体を広げ、畳んであるポールを伸ばします。テント上部のスリーブにポールを通し、ポールの端をテント本体の4隅にある穴に固定し完成。
  • 芝生サイトのキャンプ場では直に焚火すると芝が焼けてしまうので、基本的に焚火台を使用します。

 

リンが読んでる本:はじめてのアウトドアめし、九龍城からの使者、徳川埋蔵金の謎

 

感想:

なでしこが野外活動サークル(通称:野クル)に入部する回。学校でリンを発見、野クルに誘うも、リンの嫌そうな顔が笑える。後半はリンのソロキャンになでしこが乱入して終わり。ほんと、大した事やってないのに面白いな。

 

 

 

 

 

第3話:ふじさんとまったりお鍋キャンプ

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©あfろ・芳文社/野外活動サークル

家の物置でテントを探すなでしこ。そこに恵那からリンの居場所の連絡が入り、なでしこは姉の車でキャンプ場に向かう。そしてリンと会い夕食の簡単餃子鍋の準備をするなでしこ。

今後の活動資金確保の為、酒屋のバイトの面接に行く千明は、面接終了後同じく他の店のバイト面接をしていたあおいと落ち合い、この冬にキャンプをやると意気込む。

野クルに誘われ嫌そうな顔をした事をなでしこに謝るリン。あおいからリンは静かにキャンプする方が好きなんじゃないかと言われたなでしこは、気が向いたらみんなでキャンプしようと言う。

早朝は霧と朝日で幻想的な富士山が見られるとリンから聞いたなでしこは、翌朝、同じ車で寝る姉に起こされながらも早起きをする。富士山の日の出を見た後、リンのテントに潜り込み再び眠るなでしこ。目を覚ますリンは隣に寝るなでしこを見て「まあ、いいや」と再び眠りにつく。

図書室でなでしことのキャンプの写真を見てニヤつくリンは恵那に声をかけられ焦る。次に行くキャンプの場所を聞く恵那は、黙って見つめるリンに「もう、なでしこちゃんには言わないから」と言う。そんなリンのスマホには寝顔のなでしこの写真が写っていた。

 

キャンプ知識:貼るカイロ
  • カイロを貼る時は首の付け根、みぞおち、肩甲骨の間など太い血管が通っている所に貼って上からマフラーやダウンを着こむと効果的です。

 

感想: 

志摩リンのソロキャンになでしこが乱入しキャンプ飯を食べる回。ほんと、それしかしていないが、幻想的な風景と音楽、淡々としながらもどこか面白い会話で癒される。

なでしこの姉は妹に優しすぎる。車で一緒に行ってあげて、キャンプ場の金を出し、車で一晩付き合い、早朝なでしこを起こし、朝食を買いに行く。これはなでしこがダメ人間になるのではないだろうか?

スマホの写真を見ていて突然恵那に声をかけられ驚くリン。君はムーミンの子孫か何かなのかな?恵那「さっきから何ニヤニヤしてんの?」、リン「な、なんでもない」、恵那「なにかある時の言い訳じゃん、それ」。恵那がリンを追い込んでいく。恵那は裏で全てを操る人か何かなのか?(笑)

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©あfろ・芳文社/野外活動サークル

驚きムーミン顔になるリン

リンが冬にキャンプをする理由。「虫が居ない、汗かかない、人が居なくて静か、焚火と温泉が気持ちいい、景色が遠くまで綺麗に見える、汁物が旨い」。でもクッソ寒いよね?

 

 

 

 

第4話:野クルとソロキャンガール

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©あfろ・芳文社/野外活動サークル

野クルメンバーでキャンプに行く事になり持っていく物の確認する。夏用シュラフ(寝袋)しかない野クルメンバーは、アルミホイルやプチプチ、段ボールを使って寒さ対策の実験をするが千明を梱包しただけという結果に終わり、それぞれシュラフを購入する。

休日、免許を取ったリンは原付バイクで長野にキャンプへ、野クルメンバーは電車でイーストウッドキャンプ場へそれぞれ向かう。キャンプ場への道を元気に歩くなでしこ。千明とあおいは疲れて、野クルメンバーは笛吹公園で一休み、カフェで甘いものを補給し、キャンプ場に行く前にほっとけ温泉へ行く事にする。

一方、途中のカフェで一休みするリン。バイト代が入ったからと奮発して1300円の昼ご飯を食べるリンは、なでしこにお土産を買って行く事を考える。なでしこからのLINEでどこにいるのか聞かれたリンは、霧ヶ峰ライブカメラのアドレスを送り、カメラの前で手を振る。アドレスの霧ヶ峰カメラを見るなでしこは、千明とあおいに「リンちゃんがテレビに映ってる」と言い興奮する。

 

感想: 

野クルメンバーでキャンプ、志摩リンはバイクでソロキャンに行く回。原付バイクで遠出は色々大変そう。

出だしの千明に質問攻めしてるなでしこが、「けいおん」の唯にしか見えない。「部長!いつキャンプやるんですか?部長!どこでキャンプやるんですか?部長!キャンプ御飯は何にしますか?部長!おやつは」、千明「お前ちょっとだっまてろい」、なでしこ「んっ」。って最後に口をつぐむなでしこがかわいい。

野クルメンバーが校庭でジャージに上履きなのが気になる。なぜ上履きなのか?まあ、細かい事はいいか。

笛吹公園の景色に元気いっぱい走り回るなでしこ。歩き疲れて座る千明とあおい。なでしこから中のカフェでスイーツが食べられると聞いた後の千明とあおいの爆走が笑える。さすが女子。

ライブカメラに映るとかリンちゃんは小洒落たことをする。

本編終了後の「へやキャン△」でキャンプの練習をする3人がかわいい。なんだあの「ん」ってした口。

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©あfろ・芳文社/野外活動サークル

 

 

 

 

第5話:二つのキャンプ、二人の景色

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©あfろ・芳文社/野外活動サークル

温泉に入りくつろぐ野クルメンバー。温泉からあがり、温玉揚げを買い休憩所で一休み。

リンは150kmを走り切り高ボッチ高原に到着。ひとまず6km先の温泉を目指すが温泉は閉店していた。キャンプする場所を探して散策するリンは高台にテントを設営し、キャンプで初めての自炊スープパスタをつくる。

スープパスタ美味いと云うリンからの連絡で目を覚ますなでしこ達は、急いでキャンプ場に向かう。テントを設営、焚火をし、晩御飯の煮込みカレーをつくる。

夜、テントで独りのなでしこはリンに連絡。夜景が見える場所まで歩いて行き写真をリンに送る。それを見たリンはお返しに高ボッチ高原山頂からの夜景をなでしこに送る。二人は夜景を見て「綺麗だね」と呟く。

 

キャンプ知識:スープパスタ
  • 今日の夕飯はコッフェル一つでできるスープパスタ。茹で汁が出ないのでキャンプや山などでお勧めです。
  • あらかじめ切って持ってきた具材(玉ねぎ、ベーコン、アスパラ、しめじ、etc)をオリーブオイルとおろしニンニクで炒めます。
  • そこに水150ccとコンソメ1個を投入し沸騰させます。
  • パスタはこのままでは鍋に入らないので、二つ折りにして投入。標高が高い所では沸点が低く、茹ででも芯が残ってしまう事があるので、そういう時は細いパスタを使います。
  • パスタが水分を吸って段々お湯が減ってくるので、ここで牛乳200ccとスライスチーズ2枚を入れてもう少し火にかけ、最後に黒コショウとパセリで仕上げて完成。

 

リンが読んでる本:UFO遭遇ファイル

 

感想:

前回の野クルメンバーでキャンプ、志摩リンのソロキャン続き。ほんとキャンプしてるだけ。おかしい、全く事件も起きないし淡々としてるのに時間があっという間に過ぎる。なんの魔法なんだ、これ。

温泉出てから買った温玉揚げ、リンが作るスープパスタ、なでしこが作る煮込みカレー。どちらも温かくて美味しそうだ。なんという飯テロアニメ。しかもその辺の料理アニメよりも美味そうに食べる。

最後の夜景のシーンが美しい。別々の場所にいるリンとなでしこがあたかも同じ夜景を見ているかのような描写、とてもいい演出だった。

そしてEDが次の日の出来事ダイジェストな特殊EDで、思い出を振り返るかのような演出。このED曲にこの演出は合うよね。最後にリンちゃん温泉入れて良かったね。

 

 

 

第6話:お肉と紅葉と謎の湖

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©あfろ・芳文社/野外活動サークル

なでしことクラスも違い長野のお土産が渡せないでいるリンは、図書委員の仕事の傍ら、朝母から渡されたリン宛の荷物を開ける。中身は長野に行く前に注文していたコンパクト焚火グリルだった。それを見た恵那と焼肉話に話が弾むリン。

野クルのノリが苦手で部室にお土産を持って行くのを躊躇するリンだったが、恵那が帰った後図書室の奥で寝ているなでしこを発見する。二人が楽しそうに話してるので入りづらく、そのまま寝てしまったと言うなでしこ。リンはなでしこにお土産のチョコまんじゅうを渡し二人で食べる。コンパクト焚火グリルを発見したなでしこは、今度それで肉を焼いてみるかと言うリンに焼肉キャンプを提案する。

なでしこの姉の車で四尾連湖キャンプ場に向かうリンとなでしこ。肉を買いにスーパーに行くとバラとカルビしか置いてなく絶望するリンだったが、気を取り直して焼き鳥やハンバーグを買い、レジでバイトをしているあおいと会う。

次回の野クルキャンプに向けてキャンプ場の下見をする千明は、スキレットでステーキを焼く渋いソロキャンプ老人を発見し肉を一切れ貰う。その美味さにスキレットが欲しくなる千明。

キャンプ場に着いたリンとなでしこは姉と別れ、キャンプの準備に取り掛かる。

 

キャンプ知識:キャンプ場の種類
  • 林間キャンプ場
  • 臨海キャンプ場
  • 芝生キャンプ場
  • 展望キャンプ場
  • 河川・湖畔キャンプ場 

 

リンが読んでる本:宇宙と数学、南極への道、ソトメシ

 

感想: 

リンがソロキャン用の新アイテム・コンパクト焚火グリルを手に入れて、なでしこと二人でキャンプにいく回。やっぱり焼肉はタンからだよな。

キャンプで焼肉を想像しニヤニヤしているところに恵那が現れ慌てるリン。相変わらずムーミンになる。志摩リンムーミンかわいい。

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©あfろ・芳文社/野外活動サークル

驚きムーミン顔になるリン

キャンプ場にリンとなでしこをを乗せていく姉。相変わらず妹に甘い姉だ。車出して、次の日も迎えに行くとかどんだけ妹を愛しているんだ?ドライブが好きで「運転してる時も楽しそうだったよ」とリンに言うなでしこ。「そうなの?」と若干驚き気味のリン。あれ、楽しそうに運転してたのか・・・全く分からん。なでしこと真逆で喜怒哀楽が顔に出ないタイプの人なんだな。

スーパーで会うリンとあおい。「犬山さん、バイト頑張ってね」「志摩さんもキャンプ楽しんできてな」。友達じゃないから会話が妙によそよそしいのがリアル。普通の日常系だとみんな仲良しで必要以上にベタベタする描写が多いけど、この作品は皆の距離感が近くないのが魅力的。リンが野クルのノリが嫌いと言って近づかなかったり、リンと恵那で話をしている時になでしこが入り辛かったり。6話はみんなの距離感を色々描いてた回だと思う。

 

 

 

第7話:湖畔の夜とキャンプの人々

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©あfろ・芳文社/野外活動サークル

四尾連湖に伝わる幽霊の話を聞き怖がるなでしこ。 テントを設営し、ココアを飲んでくつろぐ二人。リンはアウトドア好きの祖父の影響で中一からキャンプを始めたと語る。

周りの写真を撮りに行ったなでしこが、お隣でキャンプをする酔っぱらった女性と料理をする男性のキャンパーたちに挨拶しテントに戻ると、炭に火が付かずにリンが落ち込んでいた。お隣キャンパーに成型炭で助けてもらい、夕飯の準備を始める二人。肉を焼き、鍋を作り、さっきのお礼としてお隣さんにお裾分けする。

食事をする二人。なでしこは山梨に来る前は浜名湖の近くに住んでおり、引越しの時は車で寝ていて富士山が見れなかったと話す。リンは富士山が見れていたらなでしこが本栖湖に来なかったかもしれないのかと偶然の出会いを噛み締める。

幽霊が怖いので一緒のテントで寝ようとするが却下されるなでしこ。夜中トイレに行くリンは酒に酔ったお隣さんを幽霊と勘違いし、怖くなりなでしこのテントに潜り込み眠る。朝目覚めたなでしこはなぜかリンが隣で寝ている状況に少し喜ぶ。

 

キャンプ知識:テント、グランドシート、成型炭、炭火グリル
  • テントには主に本体をフレームに吊るして設営する吊り下げ式と、本体にポールを通して設営するスリーブ式の二つがあります。細かい違いはありますが、普通のキャンプで使うものならあまり差はありません。慣れれば設営の手間も大体同じです。物によっては片側からポールを入れるだけで反対側が固定されるスリーブ式テントや、フック箇所を減らして速く設営できる吊り下げ式テントなどもあります。お高いですが。
  • グランドシート。敷いておくと汚れないし片付けるのが楽。あと、テントの破れ防止。500円くらいのレジャーシートでも十分。
  • 成型炭(着火加工タイプ)。おがくずや炭の粉末を固めたもの。ライターで簡単に火が付きます。日持ちは少し短いですが、これだけでも十分バーベキューを楽しめます。
  • 炭火グリルでは場所毎に炭の量で火力を調整しましょう。

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©あfろ・芳文社/野外活動サークル

炭火グリルの火力調整説明図

 

リンが読んでる本:三ツ星心霊スポット

 

感想: 

なでしこと志摩リンの二人キャンプ続き回。やべー、ほんとにキャンプして飯食ってるだけだ。でも、なぜかずっと見ていたい面白さ。なでしこと本栖湖で出会った偶然を喜ぶリン、3話とは逆でなでしこのテントに潜り込むリンを見て喜ぶなでしこ。ほんわかとした二人の関係が描かれ、全体の空気感がとても心地良い。

千明がキャンプ場の下見で会った渋いじいさんは、志摩リンのおじいちゃんだったか。

秘密結社ブランケット。なんだそれ。唐突に結成された秘密結社に吹いた。

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©あfろ・芳文社/野外活動サークル

秘密結社ブランケット

最後、やっぱりボートに乗らないリン。ボートに乗って楽しむなでしこ。この距離感がゆるキャン△なんだなぁ。そしてボートで燥ぐなでしこに優しく微笑み手を振るリンが聖母様みたいだな。

 

 

 

第8話:テスト、カリブー、まんじゅううまい

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©あfろ・芳文社/野外活動サークル

千明に見せたいものがあると言われ部室に行くあおい。ミニテーブル、木皿、スキレットを一式揃えたと言う千明は、テスト前にも関わらず木皿の塗料はがしとスキレットのシーズニングをやると言う。理科室で千明とあおいが作業をしていると、恵那が来てシーズニングを手伝う。

なでしこからテストが終わったらクリスマスキャンプに行こうと連絡が来て、あおいは恵那を誘うがテスト終わってから決めると回答を保留される。

テストが終わり野クルメンバー3人はアウトドアの店に行く。店の中の商品を色々と見て回り楽しむ3人。

帰宅したリンはアウトドア店にいるなでしこから連絡をもらう。一気にアウトドアにはまったなでしこを見るリンは、次のキャンプの事を考える。

産休の先生の代わりに来た鳥羽先生の話をする3人。千明はバイト先の酒屋で鳥羽先生が「ぐび姉」とあだ名が付けられていると言う。なでしこは鳥羽先生と前にどこかで会ってる感じがしてしかたなかった。3人でみのぶまんじゅうを買い河原で食べながら、なでしこはバイトしてキャンプ道具を買う決意をする。

ネットで地元の地図の3Dビューが見られるようになっているのに気付いたリンは、写真に写るなでしこを発見する。

  

キャンプ知識:木皿、シーズニング、マット
  • 熱い物がダメと書かれている木皿は、汚れ防止にラッカー塗料が塗られているので、熱湯などを注ぐと熱で塗料が溶け出してしまいます。サラダなどに使いましょう。塗料をはがしたアカシア製木皿には独特の匂いがあります。お酢を混ぜた水に浸け置き良く脱臭して使いましょう。
  • シーズニングとは表面の錆止めを落とし、オリーブオイルを馴染ませる、鉄鍋を買ったらはじめに行うならし作業です。しっかり洗った後、乾拭きをしてオイルを塗ってを繰り返します。取っ手が超熱くなるので気を付けましょう。4、5回空焼きを繰り返しオイルが馴染んで来たら野菜の切れ端などを炒め、次にお湯を沸かしてたわしでしっかり洗います。最後にもう一度空焼きをし、オイルを薄く塗って完了です。
  • マットは大まかに分けるとフォームタイプ、エアータイプ、インフレータブルタイプの3種類がある。それぞれ色んな特徴があるが、インフレータブルタイプはコンパクトに畳めて一番寝心地が良いらしい。マットは地面からの冷気を防ぐ効果もあり冬キャンプでマットは必需品。

 

感想: 

木皿とスキレットのお手入れ&お買い物回。キャンプ用具の説明と日常だけで終わり、今まで以上にゆるいゆるキャン△だった。最後のストリートビューになでしこが映ってるので大爆笑。

クリスマスは彼氏と過ごすからキャンプに行けないと言うあおい。千明の「彼氏いたのか貴様~!」に、「うそやでー」と返すあおい。クリスマスは家族と過ごすと言い、千明の「家族いたのか貴様~!」に、「なんじゃわれー!」と返すあおい。中々のボケとツッコミが面白い。

恵那ってみんなから「斉藤」とか「斉藤さん」とか苗字で呼ばれてるな。それなりにみんなと仲は良いけど、下の名前で呼びにくいタイプなんだろうか?。

テストが終わり、あおい「余裕」、なでしこ「まあまあ」、千明「ギリギリ」。なでしこはアホの子だけど、勉強できない訳じゃないんだな。千明は・・・まあ一夜漬けしてるようだから順当だろう。

キャンプ椅子で寛ぐ野クルメンバー。千明「私、バイト代入ったらキャンプ椅子買うんだ」、あおい「死亡フラグやめーや」。なでしこ「ごはん食べたらお風呂に入るんだ~」、あおい「それで死んだら死に切れんわ」。3人の会話、そしてあおいのツッコミが面白い。これぞ日常系って感じのゆるいギャグだ。

 

 

 

第9話:なでしこナビと湯けむりの夜

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©あfろ・芳文社/野外活動サークル

二日前リンはなでしこをキャンプに誘ったが、翌日なでしこが風邪をひき寝込んでしまう。なでしこは「私に構わずキャンプ行って、私の屍を乗り越えてー」と泣き、リンはソロで長野の上伊那にキャンプに出かける。朝、熱が下がったなでしこはキャンプに行こうとするが姉に止められる。

目的地に向け順調に進んでいたリンだったが、近道に選んだ南アルプス林道はマイカー規制で年中通行止めだった。落ち込むリンは登山客と話をし、別れ際にほうじ茶を貰う。

諏訪湖南の杖突峠で休むリンは、伊那と駒ケ根のスポットを調べて欲しいとなでしこにお願いする。なでしこのお見舞いに来た千明も加わり、リンにわんこ寺を教える。

なでしこにせがまれお見舞いの品として持ってきたほうとうを作る事になった千明。台所に立つ千明は、現れた母、父、姉の分のほうとうを用意する事になってしまう。

わんこ寺である光前寺を観光し、早太郎温泉で温泉に入り一休みし昼食を取るリン。千明の元に恵那からクリスマスキャンプ参加の連絡が入り、なでしこはリンも誘おうと言う。なでしこの夢を見るリン、目が覚めると辺りは暗くなっていた。

  

キャンプ知識: マイカー規制区間
  • 観光地の環境保全の為自家用車の通行を禁止し、代わりにシャトルバスなどを運行している区間の事。

 

感想: 

リンとなでしこがキャンプに行くことになったが、なでしこが風邪をひきリンのソロキャンになった話。LINEで面白おかしいやり取りをしながら、リンとなでしこが一緒にキャンプ地に向かっているかのような感覚が楽しめる。

今回のリンのソロキャンを命名する恵那「私の屍を越えてゆけキャンプw」。ナイスなネーミングだ。

千明に対するリンの対応が冷たい。「大垣千明・・・苦手なんだよなこいつ」。やっぱり苦手なのか(笑)。野クルのノリが苦手って言ってたし、合わないんだろうな~。日常系ではっきりと苦手な人が居るのもとても珍しい。

なでしこのお見舞いに来た千明が、なでしこ家族全員のほうとうを作る羽目に。なでしこ家族大らかすぎるだろー。この家族にしてなでしこありって感じだな。ほうとうを美味しそうに食べるなでしこ父母・・・なでしこが飯を美味そうに食べるのは遺伝だな。

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©あfろ・芳文社/野外活動サークル

千明が作ったほうとうを食べるなでしこ家族

姉は美味いのにその表情・・・判り難い。車の運転が楽しそうっていうのも判り難かったし、顔に出にくい人なのね。姉の食べ方だけ親と全く似てないが、姉には遺伝しなかったのね。

 

 

 

第10話:旅下手さんとキャンプ会議

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©あfろ・芳文社/野外活動サークル

寝過ごしてしまいキャンプ場に急ぐリンは、通行止めに合う。愕然としなでしこに写真を送るリンは、千明から通行止めは置きっぱなしになってる奴で通れるとアドバイスを貰う。無事に道を抜けキャンプ場に到着したリンは、テントを設営し晩御飯を食べ貰ったほうじ茶で一息吐く。

千明から電話がきて、なぜ通行止めが通れると判ったのか聞くリン。千明は家族旅行の時に業者が通行止め看板を片づけ忘れてて、同じような事があったからと答え、その勢いでリンをクリスマスキャンプに誘うが断られる。恵那から野クルのクリスマスキャンプに行く事になったと連絡を貰うリンは、恵那からも誘われクリスマスキャンプに参加することにする。 

クリスマスキャンプに向けて校庭で焚火をしながら会議をする野クルメンバーと恵那。富士山が見えて芝生で近くに温泉があるキャンプ場がないかリンに聞き、リンは祖父に教えてもらった朝霧高原を紹介する。 

校庭での焚火を鳥羽先生に注意されるが、登山部の大町先生に許可貰ってると答える千明。大町先生の元に行き確認を取る鳥羽先生は、そのまま野クルの顧問にさせられてしまう。顧問ができて喜ぶ野クルメンバー。なでしこは鳥羽先生が四尾連湖にいたお隣の酔っぱらいだと気付く。

 

キャンプ知識:テント設営

風が強い所でテントを建てる時はペグを打ちつつ設営していきましょう

 

感想: 

前半は前回の続き、後半はクリスマスキャンプ準備&鳥羽先生が四尾連湖の酔っぱらいと判明する回。最後のクリスマスキャンプに向けての日常が描かれる。

リンがクリスマスキャンプに行く事になるくだりが面白い。千明に助けられ、電話でお互いの信頼が生まれたかのように見せてからの、誘いはあっさり断るあたりがリンっぽい。やっぱり苦手で若干嫌いなんだろう。なでしこも強引に誘わない当たり、リンのソロキャン好きな性格をよく分かってのことなんだろう。

恵那からのもう寝ると連絡を貰うリン。「まだ寝るのかよ。もう布団と結婚してしまえ」「だめよ私は既にこたつと結婚しているの。そんなコトいけないワ」「斬新な昼ドラやめろ」。なんだ?そのドロドロ展開そうなドラマ。恵那の返しが上手すぎて笑える。

あおいちゃんが手に入れた肉に、大喜びする千明となでしこ。「一人4000円」と言われた後の顔が・・・爆笑したわ。あれ、反則だろ(笑)。凄い飛び道具だ。

高級シュラフを親に買ってもらった恵那。財力の差が明るみに。プレゼント交換はやらないのかと聞く恵那。野クルメンバーの目が点に。金がない野クルメンバーは考えてもいなかったらしい。ここでも財力の差が顕著に現れる。

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©あfろ・芳文社/野外活動サークル

恵那からプレゼント交換の話をされ目が点になる野クルメンバー

 

 

 

 

第11話:クリキャン!

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©あfろ・芳文社/野外活動サークル

鳥羽先生の車でキャンプ場に到着した千明とあおいは、テントを張る場所を決め、受付を済ませる。牧場スイーツを食べに先生に車を出して貰おうとする二人だったが、既にビールを飲みベーコンを焼いている鳥羽先生。

キャンプ場にバイクでやってきたリンは、千明とあおいを探すが見つからず、とりあえずテントを設営する。そして、姉の車で来たなでしこがリンと合流する。牧場スイーツを食べている連絡が千明とあおいからあり、リンとなでしこはスモアを作って食べる。

安い薪を発見した千明はリンにバイクで運搬を頼む。既に酔って寝ている鳥羽先生を悪戯するリンとなでしこの元に飼い犬のちくわを連れた恵那が到着。全員集合しテントを設営、各々のキャンプ道具を見せ合い、近くにいた子供達と一緒にちくわを交えフライングディスクで遊ぶ。

祖母に特別な日はすき焼きと言われたあおいが夕飯の準備をする。みんなですき焼きとトマトすき焼きを食べ、締めのチーズパスタを作ろうとした所でコンロのガスがなくなってしまう。コンロのガスをバイクで買いに行くリンは、楽しかった皆との1日を思い出し微笑む。

 

感想:

5人+顧問の6人でクリスマスキャンプをする回。最後の今日1日の出来事を思い出すリンのデレ方が絶妙。11話にしてようやく登場人物5人が一堂に会する。最高に面白いんだけど、冷静になって考えるとキャンプ準備して飯食ってるだけで後半はグルメ番組のようだった。なのに体感時間がとても短く感じる、不思議だ。

キャンプ場の受付をする千明。「しまりんって苗字なんだっけ?」「前半が苗字やで」というあおいちゃんの適切なツッコみに笑った。本当にあだ名が「しまりん」と思っていたのか、ボケたのか分からないが相変わらずこの二人の漫才は面白い。

勢力を拡大する秘密結社ブランケット(笑)

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©あfろ・芳文社/野外活動サークル

鳥羽先生の行動が酷い。さすがグビ姉だ。キャンプ場に着いてすぐにビールと焼きベーコン。昼寝して起きてココアにラム酒。夕飯はすき焼きを食べ日本酒を忘れたと涙し、トマトすき焼きを食べワインが合うのにと悔し涙する。ダメ人間、ダメ教師じゃねーか!買い物に行くリンに日本酒を頼み「未成年だから買えません」と正論を返すリン。生徒に酒買わせちゃ駄目でしょ。

コンロのガスが無くなり「近くにコンビニあったはずだから、ちょっと買ってくる」と言うリンが男前過ぎてかっこいい。イケメン彼氏でこれは惚れてしまいます。

 

 

 

第12話:ふじさんとゆるキャンガール

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©あfろ・芳文社/野外活動サークル

夕食を終え順番に温泉に入る。千明とあおい、恵那で温泉に入り、恵那を野クルに誘う千明だったが帰宅部が辞められないと断られる。一方、なでしことリンは四尾連湖で鳥羽先生とキャンプをしていたのが妹だと聞いて驚く。

風呂から上がり、皆で千明の準備した動画観賞を楽しみ眠りにつく。翌朝、なでしこは早起きして朝食の準備をし、皆で食べながら富士山から昇る朝日を拝む。

リンのバイト先の本屋を訪れる恵那。部室の年末大掃除をする野クルメンバー。 中々バイトが見つからないなでしこの元にリンから連絡が入り、なでしこは恵那から年賀状の短期バイトに誘われる。

春、本栖湖に自転車でソロキャンに来たなでしこ。ソロキャンしているリンから連絡が入り、お互いキャンプしている場所の写真を送る。なでしこがリンから貰った写真には風景写真を撮るなでしこが写っており、なでしこが振り返るとそこにはリンが立っていた。

 

感想: 

クリスマスキャンプ続き回。 最後は春になりソロキャンプに行ったなでしことリンが偶然出会って終わる。ほんわかしながらも1話と繋がるちょっと感動的な終わり方。

1話でのリンがキャンプに行きテントを設営するまでの流れを、なでしこが同じ行動をすると云う1話との対比が素晴らしい出来。部室に飾られたクリスマスキャンプの写真が1話アバンで皆で撮った写真になっているのも構成が巧みな感じで良かった。

OPでなでしこが「リンちゃん!一緒にキャンプいこう!!」と誘うシーン。最初は「やだ」。7話から「考えとく」。最終話が「いいよ」と変化し、リンのデレ具合が分かって面白い。

 

 

各キャラ呼称表

 

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リンが読んでいた本まとめ

1話:超古代文明Xの謎  

2話:はじめてのアウトドアめし、九龍城からの使者、徳川埋蔵金の謎 

5話:UFO遭遇ファイル

6話:宇宙と数学、南極への道、ソトメシ

7話:三ツ星心霊スポット

 

最後に

見ていて何も事件が起きてないのに時間が過ぎるのがとても早い作品でした。 ほんと、何の魔法なんだろう?体感時間がはやすぎてとても不思議です。

脚本、演出、キャラ、背景、BGM、これらが高いレベルでまとまった良作品で、何よりも目には見えない空気感が素晴らしかったと思います。

そして最終回12話が1話との繋がりが多く感動できました。きちんと最後まで見越して1話から組み立てている構成が巧いなぁと感じます。