【最終更新：2020年7月17日】
2020年夏アニメ【19作品】の1話を視聴しましたので感想をまとめておきます。
今期は新型コロナウィルスの影響で前期からの放送延期組と新規放送作品があり、感想は新規放送作品だけ記載してます。
前期に1話を放送した後延期した作品は2020年春アニメ1話感想の方に記載してあります。
今までに比べて大分新規の本数は少ないクールですが、面白そうなオリジナルアニメや大作の2期など豊富で楽しめそうな感じです。
正直、本数が多ければ良いってもんでもないような・・・数打ちゃ当たる理論はわかるんですけどね。
ランキングは掲載順になります。
面白かった
GREAT PRETENDER
©WIT STUDIO/Great Pretenders
「コンフィデンスマンJP」などで知られる古沢良太が初めて脚本を手掛け、コンゲーム（信用詐欺）を題材としたストーリーが描かれるオリジナル作品。
こんなん面白すぎるわ！
テンポ良く痛快な構成とオチに脱帽。
まさに最高の大人のエンターテインメントアニメーションだった。
人を楽しませる事をよく分かっている素晴らしい脚本で濃厚な30分を体験できる。
お洒落な音楽と軽快な会話、そして美しい作画で全体的に小洒落た感じが最高！
そして「かくしごと」でも使われてたが80年代風イラストのような背景画がおっさんホイホイで、もう見るしかない。
A.I.C.O. Incarnation
©BONES／Project A.I.C.O.
2018年3月9日からNetflixで配信されている日本のオリジナルアニメ作品。
謎が謎を呼び謎だらけで、何が何だか全く分からないけど、とにかく引き込まれる展開で最高の1話。
謎の生物との戦闘から一転してアイコの学園生活、からの転校生、からの逃避行と展開は凄く早いんだけど、破綻無く流れるように進む。
うまいなぁ。
これだけ謎だらけなのに置いてけぼり感が全くなくワクワク感しかない。
もうね先が気になってしょうがない！
作画も流石Netflixマネーって感じで綺麗で安定してる。
こういうの見ちゃうと、日本は同じようななろう産異世界転生ばっかりアニメにしてる場合じゃないと思う。
Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会
なろう小説が原作のアニメ作品の2期。
2期1話ではなく26話なので何の説明も無く続きから始まります。1期を見てない人は1期から見ましょう。
「レムって誰？」と云ういきなり凄い展開を見せ、30分が本当に早く文句のない1話でした。
相変わらずスバルへの絶望の与え方が巧いわ。
やっぱり初期の頃のなろう作品は最近の金太郎飴的な異世界転生モノと違ってオリジナリティーがしっかりあって面白い。
しかし、スバルの性格がどうやっても好きになれないんだよね。
久しぶりに見たスバルも「あ、やっぱり嫌いだわ」って思った（笑）
ウジウジしたり、ドヤったり、泣いたり喚いたり、情緒不安定な気持ち悪い奴って印象しかない。
そんな主人公でも見てて面白いって思うんだから凄い作品だ。
炎炎ノ消防隊 弐ノ章
©大久保篤・講談社／特殊消防隊動画広報課
人体自然発火現象によって全身が炎に包まれ変異し暴れ出すようになった「焔ビト」と呼ばれる怪物や、それによって引き起こされる脅威と戦う特殊消防隊の活躍を描いた消防士SF漫画原作アニメの2期。
1話は買い物イベントから焔ビト登場で消防隊員各々の能力の説明、そしてカレンダー作成から他の隊の登場人物を説明するといった流れで、戦闘からギャグまで1話の中で上手に見せており巧い構成だった。
謎を多く残し終了した1期を視聴し面白かった人は見るしかないでしょう。
彼女、お借りします
© 宮島礼吏・講談社／「彼女、お借りします」製作委員会
大学生の主人公が恋人代行サービスでヒロインをレンタルしたことから展開される漫画原作のラブコメ作品。
「レンタル彼女」って普通にあるのか・・・全く使いたいと思わないけど、デリヘルの発展系みたいなイメージなのかな？
1話の展開はベタではあるけれども、今後の展開が気になりワクワクできる。
ヒロイン千鶴の演技してる仕事中と素になった時のギャップが面白可愛く、そして最後の地味子な千鶴からのタイトルロゴという上手い引きの演出も良かった。
ただ、主人公の男がちょっと・・・金で彼女買ったんだからツベコベ言うなよって感じで、見てて腹が立ち不快。
性格もうちょっと何とかできなかったのか？
Lapis Re:LiGHTs ラピスリライツ
©KLabGames･KADOKAWA/TEAM Lapis Re:LiGHTs
「魔法」×「アイドル」をテーマとして掲げているKLabとKADOKAWAによるメディアミックスプロジェクトのアニメ作品。
魔法学園を舞台にした美少女動物園で、面白かったかと訊かれれば、可愛かったと答えるそんな第1話。
キャラは可愛いけど、ワラワラと出てくるので顔と名前が覚えられそうにない感じがソシャゲアニメっぽい。
1話の掴みとしては在り来たりな感じで、主人公が転校してきて、学園を案内され、最後に衝撃の事実を知らせれて終わり。
ちょっと印象としては弱い感じするけど、街や学園の雰囲気、チョコチョコ入るギャグ等悪くなかった。
1話では全くなかったアイドル要素がどう絡んでくるのか、今後の展開に期待します。
ピーター・グリルと賢者の時間
©檜山大輔／双葉社・「ピーター・グリルと賢者の時間」製作委員会
15分枠
亜人が存在する異世界にて、「地上最強の男」となるピーター・グリルを主人公としたストーリーが描かれる漫画原作のコメディ作品。
くだらねぇ（笑）
心の底からくだらねぇ（笑）
やっぱり馬鹿エロって最高に面白いわ。
子宝脳筋のオーガ姉妹が可愛らしいし、子供はコウノトリが運んでくると思ってるルヴェリアの性知識がかぐや様レベルで酷い。
一気に修羅場が到来し、続きが気になってしょうがない引きも凄い。
なにもこの作品でそんな引きの演出しなくてもいいのに（笑）
これ、30分放送しても良いのよ。
ド級編隊エグゼロス
©きただりょうま／集英社・ド級編隊エグゼロス製作委員会
謎のエイリアン「キセイ蟲」に占領された地球を救うために戦う戦士集団「エグゼロス」の活躍をコメディタッチで描いた漫画原作のSFラブコメアクション作品。
馬鹿エロだ。
愛すべき馬鹿エロ作品だ。
ダイミダラーと同じ匂いがする。
ダイミダラーが戦隊モノになったイメージだな。
誰かが言った。HERO（ヒーロー）は「H（エッチ）」と「ERO（エロ）」でできていると・・・上手い事言ってる風でロクでもねぇ（笑）
もうちょっとギャグが面白ければ言うこと無しだけれども、少年漫画のような馬鹿なノリと男の子の欲望をこれでもかと混ぜ合わせた感じ、嫌いじゃない。
来週から脳内空っぽにして楽しみます。
まあまあ
デカダンス
©DECA-DENCE PROJECT
突如として姿を現した未知の生命体《ガドル》により、人類が滅亡の危機に陥った世界を舞台に、夢を諦めない前向きな少女と夢を諦めたリアリストの男の出会いから始まるSFアクションオリジナルアニメ。
1話は正直よく分からない・・・世界観が分かり辛く掴みとしては弱いけど、面白くない訳じゃない。
戦闘シーンが進撃ぽかったり、なんか世界観がダリフラぽかったりと既視感は否めないものの、なんだかとっても面白くなりそうな雰囲気はあるし、オリジナル作品だから期待してる。
都市が変形してマクロスかよっ！って思って、ビーム撃つのかと思ったらパンチだった。物理かよっ！ってツッコミが追い付かない（笑）
ペットのパイプが糞可愛くない・・・なんだよ、あれ。メイドインアビスのミーティっぽいんだけど・・・トラウマ蘇るから辞めて欲しいわ。
大人がOTONAしてる作品は良作が多いので、次回からも楽しみに視聴します。
宇崎ちゃんは遊びたい！
©2020 丈／KADOKAWA／宇崎ちゃん製作委員会
独りでいることが好きな先輩を「ぼっち」扱いしウザい位に絡む後輩宇崎ちゃんの姿を描いた漫画原作のドタバタラブコメディ作品。
オッパイがオッパイでオッパイなんだ！
宇崎ちゃんがとにかくウザい。
可愛いとか全く無くウザカワではなくウザい。
その辺の小学生の小僧のようにウザい。
でもオッパイだ！オッパイなんだ！
主人公可愛くなくて、ギャグはそんなに面白くなく、ラブ要素も大してない・・・でもオッパイだ！オッパイなんだ！
何と言うか、オッパイ要素が無ければ話題にもならなかったんじゃないかな～これ。
視聴してれば、そのうち宇崎ちゃんカワイイ！ってなるのかな？
THE GOD OF HIGH SCHOOL ゴッド・オブ・ハイスクール
© 2020 Crunchy Onigiri, LLC
優勝すればどんな願いも叶えられるという最強の高校生を決める大会「ゴッドオブハイスクール」・・・ハンパない高校生たちのハチャメチャバトルを描いた韓国漫画原作の作品。
前半のひったくりを追いかける所は、スピード感がある中にギャグ満載で引き込まれ非常に面白い。
ただ、その後が「コロシアエー」的なバトロワになっちゃうのがどうも・・・またかよって感じ。
神の塔とやってる事同じじゃんって思ってしまう。
韓国ってバトロワしかないわけ？って気になるけど、日本も異世界転生しかないのかよって思われてる気がする（笑）
今後バトロワだけではない、魅せるストーリーとかあればいいけど・・・どうなんでしょう？
出てくるお札がウォンなのは斬新だった（笑）
モンスター娘のお医者さん
©折口良乃・Zトン／集英社・リンドヴルム医師会
人間と魔族が共存できる街リンド・ヴルムで魔族専門の医師として働く人間族グレンの活躍を描くライトノベル原作の作品。
なんだろう・・・思った以上にエロかった。
突然の喘ぎ声スタートとか辞めてもらえませんか？
本当にビビります（笑）
1話はケンタウロスだったので馬の蹄鉄の話しで、架空の種族の医療というよりは獣医のアルアルみたいな話し。
今後は架空の生物を面白おかしく描写する事になるのだろうか？
1話を見た限りだと「異種族レビュアーズ」+「はたらく細胞」って印象なんだけど、異種族レビュアーズみたいに突き抜けた馬鹿エロって感じじゃないし、はたらく細胞みたいに役に立つ医療って感じでもないので、中途半端感が凄い。
まあ、今後に期待かなぁ。
ノー・ガンズ・ライフ（2期）
©カラスマタスク／集英社・ＮＧＬ ＰＲＯＪＥＣＴ
身体の一部を機械化した人間「拡張者（エクステンド）」と生身の人間が共存する社会で、問題を解決する処理屋を生業としている頭部に巨大なリボルバーを持つ男・乾十三を主人公とした漫画原作のSFハードボイルド作品の2期。
分割2期なので13話から。
ちょっとした世界観の説明はあるけど、基本1期を見た人向け。
乾相談所が反拡張主義の「スピッツベルゲン」に襲撃されたり、メアリーの兄が出てきたりと新たな展開を見せる。
1期の最後は特に盛り上がり無く終わってしまったので、2期ではしっかりと話が盛り上がる事を期待します。
いまいち
ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld 2ndクール
©2017 川原 礫／ＫＡＤＯＫＡＷＡ アスキー・メディアワークス／SAO-A Project
ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworldの最終章2ndクール。
なげーよ（笑）
題も長いし話も長い。
「この先から面白くなる」だの「ここを超えてからが本番」だの「アリスが出てきてからが凄い」だの「アスナが参戦してからが神」とか色々言われて見続けているが、一体いつになったら面白くなるんだ？
本当、ネットの評判とか当てにならない。
淡々と起伏の無い物語を37話ほど見せられて心底退屈なんですけど（笑）
3行で終わる話を薄っぺらく引き伸ばした感が凄い。
今回（13話）もリーファの件とかいる？いらないよね？そんなんいいから話し動かせや！
最後キリトが無双してドヤる為の下準備としてのタメってのはわかるんだけど、タメが長すぎてもう疲れたよ。
駅までの道を尋ねたら「駅前のパン屋が美味しい」だの、さらには「パン屋の息子が大学合格した」だの関係ない事をひたすら聞かされてる気分。
俺が聞きたいのは「二つ目の信号を左」っていう道順だけだ！
たぶん、これはもう最後まで見ても面白かったという印象にはならないだろう。
どうせキリトが覚醒して敵倒してドヤって終わりでしょ？見なくてもわかるわ。
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完
©渡 航、小学館／やはりこの製作委員会はまちがっている。完
友達を作ろうとも思わず、いつも一人でいるひねくれた高校生が、それを見かねた教師によって「奉仕部」という部活に入れられてからの高校生活を描いたライトノベル原作ラブコメディ作品の3期。
いきなり始まり、2期の最後を覚えてないと何やらさっぱり分からない。
何でお前ら雪が降る中語ってんの？って感じだ。
まあ3期なんだから1期2期見てる前提だよね。
その後は主人公が妹とイチャイチャして終わり・・・はい？
うん、こんな作品だったような気がしてきた。
そう言えば、1期は八幡と雪乃の掛け合いが面白かったが、2期はそれが減り登場人物全員の感情と行動が全く理解できず苦痛だった。
特に主人公がひねくれ過ぎててキモイ。
この頃多かったボッチ拗らせた主人公って全く感情移入できないんだよね。
見ててイラつくし。
でも雪乃が可愛いから視聴は継続しますよ！
GIBIATE
©GIBIATE PROJECT
日本の有名クリエイターが「和」をテーマに集結した2018年に起ち上げられた日本のクロスメディア企画のアニメコンテンツ。
キャラデザの天野喜孝やタイトルデザインの紫舟、OP曲の吉田兄弟など知名度のある日本人クリエイターやアーティストを起用している作品なので褒めたいが・・・一流が集まった結果、B級の作品が出来てしまった感がある。
感染者は怪物（ジビエ）になり、年齢、性別、人種により姿が変化する「ジビエート」という病気が流行した未来の日本を描くんだけど、設定が安っぽく感じる。
それとモンスターのデザインがあまり好きになれない。
でも、江戸時代からタイムスリップしてきた侍がモンスターを倒すという所は面白いと思うので、今後のストーリー展開次第で化けるかもという気もする。
企画の趣旨からいって海外受けを狙ってるのだろうから、海外の評価が気になるなぁ。
アラド：逆転の輪
©1998-2020 TENCENT.ALL RIGHTS RESERVED. ©NEOPLE.INC.,ALL RIGHTS RESERVED.
中国にて2018年売上1位、登録ユーザー数8億人のネクソンが運営する大人気マルチプレイヤーオンラインRPG『アラド戦記』のアニメ新シリーズ第2弾。
（0話と1話を視聴後の感想です）
第1弾知らないな～っと思ったら2009年放送だった。
作画が綺麗でヌルヌル動く！
流石チャイナマネー！って感じ。
テンポ良く進むストーリーとちょっとしたギャグがあり、「え？この先どうなっちゃうの～！」って感じの引きで1話の出来は悪くない・・・けど、面白かったかと言われると微妙。
心に来るモノや印象に残るモノが少ないと言うか・・・
視聴者をアッと言わせる仕掛けが無いと言うか・・・
淡々と美しい作画を見せられたみたいな？
何だろう・・・単純に話しが私の好みじゃなかっただけかも（笑）
魔王学院の不適合者 ～史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う～
©2019 秋/KADOKAWA/Demon King Academy
二千年の時を経て転生し蘇った暴虐の魔王の活躍を描くなろう小説原作の作品。
なろう原作で長い題名・・・見る前から糞だとわかる。
で、見たらやっぱり糞だった（笑）
ぼくちゃんが考えた最強の主人公が強い強いするだけの話しに、クスリとも笑えず見てるこっちが真顔になってしまう程スベリ倒すギャグ。
相変わらずなろう原作は内容が中学生レベルなんだよなぁ。
この作品を見ると「さすおに」って今から考えると、あれでも面白かったんだなって思える。
たぶんこの作品はスマホいじりながら適当に見る事になりそうだ。
異常生物見聞録
©2018 bilibili/Journal of the Mysterious Creatures
ひと癖やふた癖もある異常生物の入居者たちとともに、主人公が次から次へと発生する無理難解な事件に立ち向かう中国のWeb小説原作の作品。
1話前半は真面目な雰囲気で進むも、後半からギャグテイストになっていき面白さが増す。
だけど面白かったかと言われると・・・う～ん。
人狼や高級血族のキャラは可愛いし特に不満は無いんだけれども、ちょっと展開が雑でなんか安っぽいというか、胸に刺さるものが何もないというか、無味無臭な感じ。
主人公が淡々とし過ぎてるせいかな？
あとBGMが五月蠅過ぎてセリフが聞こえない。
セリフの周波数はイコライザーで音量落とすとか、もうちょっと調整しましょうよ。
