©赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
「かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~」6話ストーリー紹介&感想です。
ついに選挙戦の決着がつき新生生徒会がスタートする第6話。
先週と打って変わってギャグはかなり控えめで、真面目でカッコいい白銀と石上が楽しめる。
なんかちょっと良い話しでホロっときてしまう。
ギャグだけではない、こういう話もキチンと面白いのがこの作品の良い所。
最後は相変わらずのかぐや様で一安心。
目次
6-1:伊井野ミコを笑わせない
©赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
ストーリー
選挙当日。
事前調査で9割方勝利確定の白銀陣営。
そんな中、石上はミコに徹底的に勝ちたいと言い出し、白銀に普通の勝ち方以上の勝ちをお願いする。
全校生徒を前に体育館で応援演説をする大仏は、ミコの真っ直ぐさ、心の繊細さ純粋さ誰よりも正しくあろうとする人柄、風紀委員としての真面目さを力強く訴えるが、会場の生徒の意識は散漫とし反応は今一つだった。
白銀の応援演説のため壇上に上がったかぐやはマイクをわざとハウリングさせ、会場の意識を自分に集めた後演説を始める。
白銀の実績を資料と共に説明するかぐや。
かぐやは今後の活動方針として生徒主導による修学旅行の行先決定等生徒の心をつかむ演説を行い、ミコ陣営に圧倒的な差を見せつける。
次に立候補演説を行うミコ。
壇上のミコは緊張で声が出ず、会場からヤジが飛び始め皆から笑われてしまう。
ミコが選挙で勝てない原因はコレだと白銀に教える石上は、元々人前が苦手だったが選挙に負ける度に状況が酷くなってると言う。
堅物で融通の利かない糞真面目な学年一位が失敗する様をみて、ここぞとばかりにミコを笑いものにする生徒たち。
頑張ってる奴が笑われるのはむかつくと怒りを露にする石上。
そんな石上を見た白銀は「任せろ。伊井野ミコを笑わせない勝ち方をすればいいんだな?」と壇上へ向かう。
感想
選挙戦前後編の前編で、ミコが選挙で勝てない本当の理由が明らかになる「伊井野ミコを笑わせない」。
ほぼお笑い無しの回。
緊張をほぐすための掌に描いた「人」の字を飲めない大仏。
大仏「何だかこの人に感情移入してしまったわ。可哀そうで飲めない」
ミコ「何を言ってるの?」
大仏「この人にも親や家族がいるって考えたら・・・」
ミコ「いないよ」
大仏「天涯孤独」
ミコ「違うよ」
ミコちゃんの抑揚のない一言ぽつりと呟く冷静なツッコミが面白い。
ミコちゃんが虐められてたと言う事実が発覚!
登場から真面目で正義感の強い子って印象だったけど、このシーンでちょっと印象が変わる。
©赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
壇上で笑われるミコ。
石上は「僕だってあいつに恨みは多い」と言いながらも、「でもイラつくんすよ!頑張ってる奴が笑われるのは!」と怒りを露にする。
おいおい真剣に怒ってる石上カッコイイな。良い奴じゃねーか。
「任せろ。伊井野ミコを笑わせない勝ち方をすればいいんだな?」
おいおいこっちもカッコイイな、おい! 惚れてしまいます!
石上が徹底的に勝ちたかったのは、ミコを二度と壇上にあげたくなかったからなんだろうな。
なんだかんだ言って優しい男、石上。
石上の株がストップ高だ!
まあすぐに下がるだろうけれども。
6-2:伊井野ミコを笑わせたい
©赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
ストーリー
小学生時代。世の中に悪い人が多いから両親が忙しく家にいないと考えるミコは、真面目で優等生であり児童会長に立候補するが、その窮屈すぎる正しさ故に落選する。
中学生時代。風紀委員に入り相手が誰だろうと取り締まりを行うミコは、ミコを疎ましく思う人も多く虐めにあうこともあった。
時間の無駄だと壇上に上がる白銀は、ミコの公約をアホらしいと吐き捨て反論があるなら自分の眼を見て話せと煽る。
ミコは会場の視線を気にすることなく白銀と対峙しマイクを取り自分の公約の正当性を訴え始める。
生徒のモラル低下による秀知院のブランド力低下をデータをもって説明し、風紀ある秀知院の重要性を説くミコ。
そして、白銀とミコの討論は30分以上オーバーし続けられた。
投票の結果、落選し落胆するミコ。
しかし今までと違い同級生から励ましの声を受けミコは笑顔を見せる。
そんなミコを見て感激した大仏は涙する。
感想
選挙戦前後編の後編で、ミコとの選挙戦に終止符が打たれる「伊井野ミコを笑わせたい」。
なんかちょっと感動しちまったよ。
小学校、中学校と大仏によるミコちゃんの回想。
小学生のミコちゃんがおかわわわわ。
負けキャラの回想でドラマに深みを持たせるのは王道だけど、かなり切なくなる回想だったな。
©赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
白銀に「ん、言ってみ」と言われた後のミコちゃんが・・・。
おいおいおい恋に落ちた美少女か?作画が開放してるぞ。
©赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
坊主はやりすぎだとツッコむ白銀。
「かっこいいでしょ!坊主頭は!一周してお洒落でしょ!あのクリクリはキュンキュンします!」
ミコちゃん単なる坊主フェチだった(笑)
風紀関係なかったのか・・・。
熱いディベートの後での落選・・・まあ知ってた。
©赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
そして笑顔のミコちゃん。守りたいこの笑顔。
ごめん、ちょっと泣けてきた。
歳取ると涙腺が緩んでいかんわ・・・。
©赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
おいおい白銀!かなり僅差まで追い込まれてるじゃねーか!(笑)
なかなか良いオチだった。
6-3:かぐや様は呼ばれない
©赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
ストーリー
選挙戦の心労でここ数日ろくに寝ていないかぐやは、白銀の当選に喜び校内で倒れてしまう。
ミコと大仏を生徒会に誘う白銀だったが、大仏は生徒会に興味がないと断る。
ミコは初めての事で嬉しいが少し混乱し回答を待ってもらうことにする。
白銀はその場にいた藤原と石上を書記と会計に任命し、新生徒会初仕事である体育館のイス片付けに向かう。
保健室のかぐやは白銀が見舞いに来ないことで、白銀が自分を生徒会に入れるつもりがないのではと疑心暗鬼になっていた。
選挙に勝つため裏に手をまわしていた事がバレたんじゃないかと、どんどん落ち込んでいくかぐやに呆れる早坂。
誰にでも優しく救いの手を差し伸べる白銀を見て自分が特別なわけではなったと更に落ち込むかぐやの元に白銀が見舞いにやってくる。
白銀はかぐやに「俺にはお前が必要だ」と副会長就任のお願いをし、かぐやはOKする。
生徒会室に集い掃除をする白銀、かぐや、藤原、石上。
そして生徒会入りを決意したミコが生徒会室の扉を開ける。
今回の選挙戦:白銀陣営の勝利
感想
選挙戦の後日談としてミコを含めた新生徒会発足までを描く「かぐや様は呼ばれない」。
かぐや様の独り芝居炸裂で笑い、白銀の言葉と最後のミコちゃんのシーンで感動する涙あり笑いありな話し。
選挙には負けたが壇上に乱入してきた白銀に礼を言うミコ。
白銀「だがな、それ感謝してっるって顔じゃないぞ」
大仏「感謝しても悔しいものは悔しいみたいです」
なんという負けず嫌い・・・ミコちゃん可愛い。
©赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
保健室のかぐや様・・・
「私が倒れたとなれば何をおいても看病に駆け付けるべきなんじゃあ。
もしかして会長、私を生徒会に入れるつもりはないんじゃ。
だって、私性格こんなじゃない。
私が他の候補者を裏で蹴落としてたことに会長は気付いたのかもしれない。
いくつかの部を丸め込んで票集めしてたことも。
選挙管理委員が既に私の傀儡だってこともバレてるんじゃ」
めんどくせー!(笑)
相変わらずのめんどくささなかぐや様。
そこがお可愛いのだけれども。
しかし、かぐや様がこれだけ裏に手をまわしてあの票差って事は実質負けてたんじゃ・・・・。
あぶねぇあぶねぇ。
できること全部やって疑心暗鬼になってたら世話ないと早坂に呆れられるかぐや様。
「所詮、汚い手段しか使えない最低な女。
そんな人生徒会から外しても仕方な・・・仕方ないってほどじゃないでしょ!
あんまりだわ。
第一、私たちが集めた票を不意にしかねない行動をして!
これって私の頑張りなんてどうでもいいからできる行動でしょ!
んもー!まるで妻が夜な夜な内職してコツコツ稼いだお金で働きもせず飲む・打つ・買うをする典型的にダメな旦那のようじゃない。
誰が妻よ、もーーー!」
なんだこのノリツッコみ(笑)
目まぐるしく表情を変えるかぐや様がめんどくさ可愛すぎるぞ。
©赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
かぐやの見舞いに来る白銀。
「四宮、副会長になってくれ!俺にはお前が必要だ!」
からの小田和正BGMキターーーー!
勝ち確定BGMですよね。
そして最後に生徒会の扉を開けるミコちゃん。
あぁ、ここだけでなんかちょっと泣ける。
(´;ω;`)ウゥゥ
良かった・・・良かったねミコちゃん!
©赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
まあ、コント部屋に一人追加されただけなんだけどね(笑)
次の話:
前の話: