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「ふらいんぐうぃっち」各話ストーリー紹介&感想:魔女がいる田舎の日常に心癒されるアニメ

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©石塚千尋・講談社/「ふらいんぐうぃっち」製作委員会

「ふらいんぐうぃっち」は2016年4-6月放送、漫画原作の日常系作品。全12話。

一人前の魔女になる為、青森に引っ越してきた木幡真琴を中心とした、魔女がいる世界の日常を描いたほのぼの日常系作品。

 

◆ジャンル&キーワード

日常、ほのぼの、田舎、子供、魔法

 

◆お勧め度

★★★★☆(星4)

 

◆こんな人にお勧め

  • のんびりしたい人
  • 心癒されたい人
  • ほのぼのしたい人

  

www.vap.co.jp

 

目次 

 

 

 

総評

本当にのんびりとした日常系。

魔女の話ではあるけれども、魔術要素はエッセンスとして登場する程度で、基本的に田舎で過す日常が描かれる。

魔女と言う普通じゃない人が出てくる割にとっても普通な日々が描かれるのが面白い。

特に事件とか何も起きないし、ギャグがふんだんにある訳でもなく、泣かせにきたりもしない。

ただただ淡々と日常を描いてるのに心癒され、見ているとあっと言う間に時間が過ぎる。

不思議だ、魔法にかけられたみたいだ。

普通の1日が最も最高な神様からのプレゼントだと思えるような、そんな作品。

 

魔女が使う魔術の設定が結構それっぽくて納得できる。

実在しないものに納得も糞もないかもしれないが、ここの説得性がある事が視聴者をこの世界に引き込むのに大事だと思う。

そして、魔術がある世界観と田舎ののんびりとした世界観が非常にマッチしている。

 

主人公は魔女の真琴だが、もう一人の主人公と言っても過言ではない小学生の千夏ちゃんがトコトンかわいい

あざとくない天然な子供らしい可愛さで、喜び、笑い、驚きといったリアクション表現が多彩で、見ていてニコニコしてしまう。

久しぶりに会った親戚の子供を見ているような感覚。毎回服装が違うのもポイント。

 

 

注意:ここからは、ネタバレありです。 

 

 

 

各話ストーリー紹介&感想(ネタバレあり)

第1話:6年振りの不思議

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©石塚千尋・講談社/「ふらいんぐうぃっち」製作委員会

青森県弘前にある親戚の倉本家に猫のチトと一緒に引っ越してきた木幡真琴は、いとこで同学年の倉本圭、小学生の倉本千夏と一緒に暮らすことになった。

 

引越し早々、真琴が猫のチトと会話してるのを聞いた千夏は、真琴を危ない人と思い警戒心を強くするが、ドーナッツで買収され真琴と近くのホームセンターに買い物に行く。

そこで箒を見つけた真琴は、箒を買うと言いまたがり宙に浮く。

 

圭が同級生の石渡那央と一緒に居ると、空から箒に乗った真琴と千夏が現れる。

真琴は驚く那央に「魔女の木幡真琴です」と自己紹介する。

 

高校の入学式。

真琴は那央に魔女はしきたりで15歳で家を出なければならないが、高校は出て欲しい親が親戚の家に預けたと、引っ越してきた理由を説明する。

 

那央と二人で帰る真琴は、空き地でマンドレイクという不気味に動く植物を発見。

毒抜きをすれば万能薬やお茶にもなると那央にプレゼントするが、那央は要らないと言い断る。

 

 

感想:

登場人物の人となりや世界観がよくわかる、緩くのんびりしているがあっと言う間の第1話。

魔女の設定の説明や登場人物の紹介が話の流れで自然と行われるのは上手い。

単なる田舎の日常ものかと思ったら、いきなり空飛んでビックリ。

飛び方ものんびりした感じで作風にあってる。

 

妹の千夏ちゃんがめちゃくちゃかわいい。

  • 真琴と会い、「この前お母さんが言ってた人?方向音痴の?」覚え方が酷い(笑)
  • 真琴を不審い思い、ご飯食べながらずっと真琴を見て警戒してるも「テレビ見てる」って嘘バレバレやんか。
  • ドーナッツを食べ「めっちゃまいうー」。言い方がかわいい。
  • 箒で宙に浮く真琴を見て、放心状態になってる。まあ、そうなるわな(笑)。
  • 箒に乗せてもらってスーパーハイテンションで走り回る姿がかわいい。

 

魔女の事を那央に話した後

「私達一般人に魔女の存在が知られてないってことは秘密にしてるんじゃないの?」

「そうですね、魔女って事は家族や親戚とか関係者以外には・・・あっ」

って遅すぎるだろー!

真琴はけっこう天然ちゃんか?。

マイペースだし。

 

マンドレイク不気味すぎ(笑)。

うにょうにょ動いてなんか声発してるし。

「お待たせしました~。とったどー。なんて」真琴はゆるゆるだが、これは怖い。

とったどーとか言ってる場合じゃない。

 

 

 

第2話:魔女への訪問者

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©石塚千尋・講談社/「ふらいんぐうぃっち」製作委員会

倉本家にお客が来たので千夏が出ると、そこには仮面をしたいかにも怪しい人物が立っていた。

警察に連絡しようとする千夏。

しかし、あの人は「春の運び屋」だという真琴。

 

春の運び屋はこの辺での仕事が終わったので、新米魔女に挨拶しにきたという。

そして千夏を驚かせたお詫びとして、小さな花の鉢植えをプレゼントして去っていった。

 

学校帰り、真琴と圭と那央は道端に生えている「ばっけ(ふきのとう)」を見つける。

食べた事が無いと言う真琴に、家に持って帰って料理しようと言う圭。

 

家に帰りばっけを調理する圭と真琴。

千夏が帰ってくるが、ばっけは嫌いといい、嫌な顔をする。

天ぷらにしたばっけを食べた真琴は美味しいと喜ぶ。

 

 

感想:

春の運び屋さんが家に来る話と、ばっけを料理し食べる話の第2話。

本当にそれだけ。

物凄く緩くて、何にも話が無いんだけど、こののんびりさがめちゃくちゃ癒される。

 

「ごめんくださーい」と家に来る春の運び屋さん。

えっと、あなた何番目の使徒ですか?

パターン青ですよね?

見た途端玄関を閉め鍵をかける千夏ちゃん。

うん、正しい反応だ。

そして「新聞屋さんだと思う」いやいや、あんな新聞屋はいないだろ。

「マコ姉。110番って何番?」ん?禅問答かな?

警察を「ひゃくとーばん」って名前だと思ってるんだろうけど、対応が可愛い。

 

春の運び屋さんを妖精みたいなものと説明された千夏ちゃん

「妖精・・・思ってたのと違う」

全身タイツに仮面だもんね。

私が思う妖精さんとも違います。

これが妖精ってトラウマレベルじゃね?

そして春の運び屋さんと二人っきりになった千夏ちゃん、結局走って逃げる。

かわいい(笑)

 

台所にいる圭と真琴、学校から帰ってきた千夏ちゃん「何つくってるのお菓子?」と笑顔だが、ばっけを見せられた時の顔(笑)。

そして真琴が試食するのを見てる時の嫌そうな顔も酷い。

自分が食べて不味かった時の事を思い出してるんだろけど、子供がやりそうなことをよく表現してると思う。

 

 

 

第3話:畑講座と魔術講座

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©石塚千尋・講談社/「ふらいんぐうぃっち」製作委員会

魔女の勉強の一環として野菜作りに挑戦する真琴。

倉本家の使われていない畑を借りるが、一面雑草だらけだった。

圭と千夏にも手伝ってもらい草取りを行うが、キジが出現。

キジが珍しい真琴は興奮し必死に捕まえようとするも失敗する。

 

そして土作りが終わり何の野菜を植えようか悩んでいると、様子を見に来たパパさんがキジを発見、真琴同様追い掛け回す。

 

ある日、倉本家に世界中放浪の旅をしている真琴の姉茜が真琴の様子を見に訪れる。

真琴があまり魔術を使っていないとチトから聞いた茜は、練習として真琴に簡単な魔術を教える事にする。

 

真琴、千夏、茜は近くの神社に行き、茜が千夏の黒髪を使ったカラスを呼ぶ魔術を見せる。

真琴も自分の髪を使いやってみるも、魔女の髪では魔力が強すぎてカラスが沢山集まってしまう。

そんな事はお構いなしに、茜は「もう帰る」と言い瞬間移動魔術で戻ってしまう。

 

 

感想:

畑づくりと真琴の姉登場で珍しく魔術を使う真琴が見れる第3話。

 

パパさんに畑の相談をする真琴。

やっべー、パパさん何言ってるか全然わからん。

千夏ちゃんの通訳なかったら本当に分かんないな。

 

あんな広い土地の草刈りとか手でやりたくない。

体力が持たないわ。

 

キジを追い駆ける真琴、その後に追い掛けるチトさん。

チトさん猫なのに真琴と同レベルとは。

猫の概念を覆しに来てるな。

 

真琴の姉登場。

千夏に声をかけるも、砂漠に居たので恰好がもの凄い。

目が点になる千夏。

これは110番案件ですわ。

「大きくなったね千夏ちゃん、元気してた?」

「元気ですが」

千夏ちゃんの言い方(笑)、完全に不審者に対する反応だ。

 

茜のお土産が、カカオの身、岩塩、原油って未加工品の原材料でどうしていいのか分からない。

お土産センスゼロってレベルじゃないな、これ。

もらってどうするんだろう?

 

「千夏ちゃん、この辺で人目につかない所ってあるかな?」

「人目につかない所?・・・たいがいつかないよ。人いないから」

なるほど、人目以前に人がいないのね(笑)。

 

真琴の魔術が失敗して「ああそうかあれだ!魔女の髪でやっちゃったからだ!力強すぎんのよ。駄目よちゃんと人の髪使わなきゃ」っておい、姉が黒髪なら何でもいいって言ってなかったか?

そして唐突な「じゃあそろそろ戻るわ」

うわー、自由人だ。

世界放浪の旅してるって言ってたから自由人なんだろうけど。

嵐のように現れて、嵐のように去っていく。

なかなか強烈なキャラだな茜。

 

 

 

第4話:桜の中の占い師

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©石塚千尋・講談社/「ふらいんぐうぃっち」製作委員会

さくらまつりに遊びに来た真琴、千夏、圭の3人。

母から貰った5千円で食べ物を買い、お化け屋敷やくじ等で祭りを楽しむ3人。

 

真琴は真っ黒なローブに身を隠した占い師「犬養」と出会い、魔女の勉強になるからと占ってもらう事に。

犬養は紙に描いた真琴の名前を見て豹変、茜の妹か確認した後、自分も魔女だと言い、ローブを脱ぎ犬のような姿を見せる。

 

1年前、妹の下見でこの街を訪れた茜は、犬養とさくらまつりでお酒を飲んでいた。

茜は人が動物になる効果を持ったチョコを作ったと言い、それを悪ノリで食べさせられて犬養は昼間のみ犬の姿になるようになってしまった。

それから茜と連絡が付かず、また戻ってくると思いここで占いをしていたと言う。

 

犬養を倉本家に連れて行く3人。

真琴は動物を人の姿にする魔術で治そうとするが失敗。

そこにさくらまつりに遊びに来た茜が現れ、犬養が酔ってチョコを勝手に食べたと言い、犬養もそれを思い出す。

そのうち効果は切れるだろうと言う茜。

夜になり人間の姿に戻った犬養は倉本家を後にする。

 

 

感想:

素顔がとても可愛い犬の姿になった犬養さんの酒は飲んでも飲まれるな的な第4話。

 

祭りを楽しむ千夏ちゃんが可愛い。

何気に毎回服が違うんだな。

そして「くじはやらなきゃ当たらない」ってギャンブラーの発想だな。

将来は廃課金者かな?

お化け屋敷を嫌がる圭を無理やり捕まえて、お化け屋敷に入るも、キャーキャー言いながら走って出てくる3人が可愛い。

楽しそうやねー、君たち。

 

占い師に質問攻めする千夏「占い師さんは女の人?」

「ええそうよ」

「どうしてそんな格好してるの?」

「占い師っぽいから」

「暑くないの?」

「別に」

「何歳?」

「あなたより年上」

「なんで占い師になったの?」

「できるから」

「鼠触ってもいい?」

「駄目。ハムスターだし」

「じゃあどうして・・・」

「君は赤ずきんか何かなの?」

って質問しすぎ。子供ならではの質問攻めだ。

 

倉本家に来る犬養さん。

ママさん犬養さんの姿を見ても全く驚かない。

犬養「お母さん全然驚かないのね」

千夏「歳取ると驚かないって聞いたことある」って、そういう問題か?

そういうレベルの事ではない気がする。

親戚に魔女とかいたらこうなるもんなんだろうな。

 

真琴がやろうとする動物を人間にする魔術を見て、難しそうだけど大丈夫か聞く犬養

「大丈夫です。これがいい機会で勉強になりそうとか、前々からやってみたかったとかそういう浮ついた気持じゃなく真剣な気持ちでやりますから」って本音ダダ漏れ。

今、あなたは人柱ですって言ったよね?

姉も姉なら妹も妹だな、この姉妹。

 

真琴の魔術が失敗して本当の犬になっちゃう犬養さん。

大爆笑した。

真顔な犬が面白すぎる。

 

 

 

第5話:使い魔の活用法

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©石塚千尋・講談社/「ふらいんぐうぃっち」製作委員会

散歩に行くチトを発見した千夏は、なにか凄い事があると思いチトを尾行する。

家の壁のシミを眺め、飼い犬と戦い、桜の木にのぼり、子供達が穴を掘っていた場所を尻尾でなぞる。

それをみた千夏はその穴に落ち、穴の中の「ちかづくな」と書かれた板を発見する。

チトに尾行がばれていたと勘違いした千夏は、チトの凄さに喜んで家に帰った。

 

その日の午後、散歩に出かける真琴はチトのお勧めスポットを巡る事に。

家の壁のシミを4歳の頃の真琴に似てると言い、飼い犬と対峙し「な?」と得意顔するも、鎖が取れて追いかけられてしまう。

 

桜の木を見た後、配達の手伝いをしている那央と出会い、那央にチトを紹介する。

配達に付き合う真琴。

配達した先のお婆さんは、真琴を魔女と見抜く。

小さい頃魔女の友人がいたと言い、その人から教わったおまじないでお爺さんと結婚できたと言う。

 

チトは今度こそ面白い場所と言い、子供達が穴を掘っていた場所に連れて行く。

「ちかづくな」と書かれた板の下を掘るとタイムカプセルが出てくる。

これは人様の物だからといい真琴と那央はタイムカプセルを戻して家に帰る。

 

 

感想:

散歩回。

本当に散歩していただけで中身が全くないのに、のんびりとした気持ちになれる、そんな第5話。

前半の千夏が尾行するチトの散歩の内容を、後半の散歩で答え合わせする構成で、チトの動きが中々リアルだった。

しかし、チトは頭が良いのか ?悪いのか?

 

チトを尾行しようとした千夏ちゃんの出かけ方が豪快

「おかーさーん!ちょっと外行ってくるー!」

「はーい。どこにー?」

「わかんなーい」

「えぇ?」

「でもきっとすごいとこ!」

「えぇ?」

「お昼ご飯までには帰ってくる」

ほんと「えぇ?」って聞き返したくなる。

これ、都会だったら親が外出止めてるよな。

 

チトは4歳の頃の真琴知ってるし、「かわいい」って頭撫でてる那央に「お前もな」って上から言ってるから、真琴より年上なのかしら?

 

「もしかしてあなた魔女?」と、いきなり言われる真琴「い、いきなり何をおっしゃっているのやら・・・。ま、魔女なんているはずないじゃないですか、常識的に~」って挙動不審も甚だしい。

まったくもって嘘つくのが下手すぎる。

顔と態度に出過ぎだ。

 

姉一日中寝てたな・・・(笑)。

 

 

 

第6話:おかしなおかし

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©石塚千尋・講談社/「ふらいんぐうぃっち」製作委員会

箒にうまく乗れない真琴は茜に乗り方を教わる。

 

それを見ていた千夏は茜に魔女の弟子にして欲しいと頼む。

一般の人が魔女になるのは大変な事だと知っている茜は、親御さんに説得してもらおうとするが、千夏の両親はあっさり了承してしまう。

 

困った茜は千夏を魔女見習いに任命。

少しだけ魔女の世界を体験させるとし、体験後にもう一度考えるよう提案し千夏を納得させる。

真琴と買い物に出かけた千夏は、魔女になったら何をすればいいのかを聞き、想像を膨らませる。

 

買ってきたお菓子を使ってお手軽魔術講座をはじめる茜。

今回はおかしなお菓子を作ると言う。

魔術をかけ完成したお菓子を真琴が食べると、真琴は何を見ても泣く泣き上戸になってしまう。

もう一つのお菓子を千夏が食べると、千夏は笑い上戸に。

 

そして家に帰ってきたパパさんは、何も知らずに両方のお菓子を食べてしまい、泣きながら笑っていた。

 

 

感想:

千夏ちゃんが魔女見習いになる、魔法成分多めの第6話。

そして千夏ちゃん好きな人には至福の1話。 

 

箒に乗るのがあまり上手くない真琴にアドバイスする茜「コツとしてはね。箒に乗ろうって思わないことだね」と言い、箒を手に持つだけで飛ぶ。

「飛ぶ時って箒に乗るって思いがちだけど、ほんとはこうやって体ごと浮かせるんだよね。箒は重力を切り払う道具だからそこを考えてやるといいね」なるほど、箒は添えるだけ。

乗るのではなく重力を切るきっかけって事か。

架空の話ではあるけれども、なんか上手い説明で納得してしまった。

 

千夏ちゃん、茜が暫く家に居る事を両手を挙げて大喜び、からの流れるような土下座(笑)。

「弟子にしてください。私を魔女にしてください」 きゅうべぇが聞いたら大喜びしそうだ。

近くに箒で飛ぶ人いたらなりたくなるよなー、これ。

子供なら特に飛びつきそうだ。

そして「なれなくは・・・ないね」と言う茜の言葉を聞いて、即行「やったー!魔女なれるー!」あーかわいい。

なんとかわいい両手ガッツポーズだ。

 

魔女見習いになった千夏、茜に「よろしくお願いします!師匠!」、そして真琴に「押忍!これから宜しくお願いします先輩!」

えっと、何処の道場に通う事になった人?

千夏ちゃんめっちゃ体育会系だった。

しかし、そのノリは魔女の世界のノリとは違うような気が・・・。

 

蝋燭が途中で消えたら失敗だよと聞かされる千夏ちゃん。

「消えないように消えないように」と、口と鼻押さえて息止めてるのがかわいい。ほんと子供がやりそうな行動。

 

完成したお菓子を真琴に食べさせようとする茜。

「私が食べるんですか?」

「もちのろん。新しい術を覚える時は自分で体験するのが一番なんだよ」

「お姉ちゃんもそうしてるんですか?」

「ははは!やんないやんない!」

茜酷過ぎる(笑)。

相変わらずの自由人。

毎回言ってる事が支離滅裂なんだよな茜。

でも、魔女になりたい千夏ちゃんを上手に納得させたり、しっかり大人なんだよなぁ。

そのギャップがさらに強キャラ感に繋がってる。

 

終始映画を見てる圭。

映画の映像が中々リアルで気になってしょうがなかった。

 

笑い上戸になった千夏ちゃんを、にらめっこで負かして手伝いをさせるママさん。

一枚も二枚も上手だ。

この状況を楽しんで、さらに利用するとは。

 

 

 

 

第7話:喫茶コンクルシオ

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©石塚千尋・講談社/「ふらいんぐうぃっち」製作委員会

真琴、千夏、圭、那央とチトで山菜を取りに山へ出かける。

豊かな自然にテンションが上がる真琴。

山菜取りは初めてだと言う那央。

山菜取りは好きだけど山菜は嫌い、でも今日こそ克服してみせると言う千夏。

 

真琴は一匹の蛙を見つけて捕まえる。

那央に見せるも蛙が嫌いな那央は悲鳴を上げて逃げる。

休憩中、千夏は「那央姉も蛙克服しようよ」と言って蛙を那央に差し出すも、またしても那央は悲鳴を上げる。

 

那央と別れ、家で採ってきた山菜を料理し食べる真琴たちは、茜に魔女が経営する喫茶店を紹介され行ってみる事に。

真琴、千夏、圭は茜に教えてもらった場所に着くも廃墟となっている家があるだけ。

茜にもらった地図の裏に書かれたおまじないをするとカモフラージュの魔法が解け、お店が現れる。

 

お店に入ると、目に見えない幽霊の店員が筆談で接客。

姿が見たいと思った真琴は、魔法陣を描き着物を着た幽霊が姿を現す。

自分が見えている事に気付いた幽霊は恥ずかしがり店の奥に隠れた後、仮面を付けて料理を持ってくる。

 

 

感想:

山菜取りをして魔法の喫茶店に行く第7話。

今回もゆるーい時間が流れる。

山菜取りでの大自然、まさに「ここって田舎なのん?」的描写や、古い屋敷の喫茶店など見ているだけでほっとする雰囲気がたまらないそんな回。

 

那央に太ったと言われ、那央の肩に乗ったまま降りないチト、尻尾をペシペシ那央の顔に当てて抗議してるのがかわいい。

そしてチト17歳だったのね。

「この中で一番年上なんだね」と言われドヤ顔。

猫のドヤ顔かわいいな。

 

去年も山菜取りに来たと言う千夏、山菜好きなんだねと言う那央に「ううん。あんま好きくないよ。採るのは楽しくて好きだけど、食べるのは好きくないんだ。でも好き嫌いしたら立派な魔女になれないよってお姉さんが言ってたから、今日こそ克服してみるの」と言う千夏。

好きくないって言い方がめっちゃくちゃかわいい。

で、魔女見習いの話内緒って言われてたのに、すでに話してしまってる。

漏洩はやすぎっ。

 

おいおい、本当にクマいるじゃねーか!(笑)

 

魔女が経営する喫茶店、少し隠れた所にあるって言ってたけど、隠れたとこっていうか廃墟のカモフラージュで完全に隠してるじゃねーか!

廃墟を見た千夏ちゃん「思ったよりお洒落じゃなかった」いやいや、それ以前の問題だから。

廃墟だから。

 

姿が見えて恥ずかしがる幽霊さんがかわいい。

そして能面を付けてくるとは(笑)

 

 

 

第8話:常連の鳴き声

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©石塚千尋・講談社/「ふらいんぐうぃっち」製作委員会

外出していた喫茶店の店主の母娘が帰ってくる。

 

年齢が近い魔女と言う事で真琴に挨拶する娘の杏子。

真琴は杏子を魔法で若い姿に変身した店主と勘違い、店主と会った真琴は魔法が解けてると思い込み、そこに杏子も現れ、今度は二人に分身したと騒ぐ。

 

誤解が解け店主母娘と話をする真琴たち。

そこにてんとう虫のカップルが来店。

てんとう虫がとまった人には幸せが訪れると聞いた真琴と千夏は、一生懸命指を差し出すも、てんとう虫はとまらず帰っていった。

 

夜を運んでくる夜の帳さんがやってくる。

興味津々な千夏は帳に話しかけ飴玉を貰う。

狐が来店、触らせてもらいその気持ちよさに満足する真琴たち。

狐はコンコンと鳴くと千夏に教える真琴だったが、お客の狐は「ワン」と鳴いた。

 

ベトナムのハロン湾に行った茜は、水の色を変える薬を試し、周り一体を水墨画のような灰色に変える。

記念写真を撮る為に寝ている真琴を連れてきて写真を撮らせる茜。

朝起きた真琴は変な夢を見たと圭に話す。

 

 

感想:

前回からの続き、喫茶店コンクルシオに訪れる様々な客を楽しめる第8話。

そして豪快な茜の魔法の凄さっぷりがわかるおまけ付。

ただただ喫茶店にいるだけで1話終わると言う、THE日常系。

 

杏子を店主だと勘違いする真琴。

「あの年齢で建物の姿を変える魔法を使うのは難しいから、多分魔法で自分の姿を若く変えてる」だの、

「魔女の中にはお化粧感覚で姿を若くする人もいるって聞いたことある」だの、

「本当はお婆ちゃん」だの、

「確かに貫録があった」だのと、

どんどんあらぬ方向に話が進む3人。

気付こうよ!さすがに貫録は無かったと思うぞ。

そして、店主を見て「大丈夫ですか?魔法解けてますよ」とアンジャッシュ状態の真琴が天然でかわいい。

「お店の魔法なら大丈夫よ」と答える店主。

違う、そうじゃない(笑)。

 

てんとう虫から御代は頂かないが、このあたりの畑にいる悪い虫を退治してもらってると言う杏子。

なるほど、どうやって金貰うのかと思ったけど、そういうシステムか。

世界観が凄くうまい作品だよなーっと感心してしまう。

 

夜を運んでくる夜の帳さん。

春の運び屋さんもそうだったけど、運び屋系は怪しい人じゃないといけないルールなの?

またしても不審者度120%なんですけど。

しかし、春の運び屋さんで免疫が付いた千夏ちゃんは今度は喜んで話に行ってるな。

不審者耐性付きすぎ。

 

最後の狐さんが「ワン」と鳴くオチ。

なんという飛び道具だ!

大爆笑してしまった。

 

そして、茜のおまけ。

瞬間移動魔法が便利すぎる。

寝ぼけながら写真撮る真琴がかわいいけど、姉の行動は迷惑以外の何物でもないな。

 

 

 

第9話:明日の明日は今にある

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©石塚千尋・講談社/「ふらいんぐうぃっち」製作委員会

茜が海外に行って留守中に犬養が茜を訪ねてやってくる。

犬養はまつりの時に占いができなかったお詫びとして、真琴、千夏、圭の翌日の運勢を占うことに。

真琴の占いは「思いがけない試練があるが・・・」、千夏の結果は「新たな一面が・・・」と言う。

 

翌日、昼休みにお弁当を食べる真琴と那央。

真琴は植えた枝豆から花が咲いてかわいいから見に来ないかと家に誘う。

 

放課後、自分の畑を見せる真琴。

マンドレイクも栽培しており、お土産に持って帰るかと言われるも断る那央。

そして、真琴、千夏、那央の3人ではつか大根を収穫、圭も混ざり4人で試食するも当り外れがあった。

 

夜、茜にリビングに呼び出され、海外のお土産を貰う真琴と千夏。

真琴は日本語が書かれたTシャツ。

千夏は大きなお面を貰う。

それは、犬養の占いにあった「思いがけない試練」と「新たな一、面」であった。

 

 

感想:

犬養さん再登場、占いと野菜の収穫をする第9話。

相変わらずの特に話無しな日常。

だが、それがいい!

 

ママさんはプロの絵本作家なのか。

絵本を見る千夏「本物の狐はワンって鳴くんだよ。この前喫茶店で会って聞いたもん」

「え?喫茶店で?なんで?」ってママさんの反応。

そりゃ喫茶店と狐って何言ってるかわかないもんな。

前回のオチが使われててちょっとニヤってしてしまう。

 

茜を訪ねてくる犬養さん。

「お姉ちゃんブルキナファソっていう国に行ってくるって」ってどこだよ!それ。

ブルキナファソは、西アフリカに位置する共和制国家。北にマリ、東にニジェール、南東にベナン、トーゴ、南にガーナ、南西にコートジボワールと国境を接する内陸国である。首都はワガドゥグー。 第二次世界大戦後、1960年にオートボルタ共和国として独立した。

ウィキペディアより引用

 

犬養さんの使い魔アルを捕食者の目で見るチト

「大丈夫です大丈夫です。チトさん鼠は卒業してるって言ってました」

まあ確かに撫でてたけどさ。

卒業とかするもんなんですかねぇ?

 

占いをしてくれると言う犬養に特に悩みのない真琴、必死に占って欲しい事を考えるも、

真琴「あ!方向音痴を治して下さい」

「いや、占いじゃ無理だし」

千夏「今日の夜ごはんが知りたいです!」

「お母さんに聞きなさい」

「来週テストなんすけどどうしたら」

「勉強しなさい!」って、

犬養さんのツッコミが忙しい。

誰も悩みないんだな。

この面子恋バナとか無縁そうだし。

まあ、真琴は悩みなさそうにしか見えないもんな。

 

占いの結果、石が示してるのは、

真琴「旅行・意外性・不要・独創性・問題・再会・贈り物」

千夏「二面性・伝統・旅行・未知なるもの・愚行・無意味・宝」で、

茜のお土産が要らないTシャツとお面っと。

あれ?スゲー当ってるんだな、これ。

 

マンドレイクを栽培してるのを見た那央

「増やそうとしてんの?」

「ええ。すごく貴重なものですから。そうだ、那央さん持って帰ります?」

「だから、いらないって言ったし」

要らないよね(笑)。

ちょっと見てみますか?と引き抜こうとする真琴の肩を押さえて、

「本当にいいから」と真顔で全力で止める那央。

トラウマだよな。

 

家で圭と那央が二人で居るのを見た茜、恋人だと勘違いしての「ウェ~イ」が酷い、そしてうっとおしい。

さらに、恋人じゃないと分かった後の顔もテンションダダ下がりで酷い。

 

真琴のはつか大根プランターにてんとう虫が来てた。

喫茶店にいたてんとう虫かしら?

 

 

 

第10話:料理合わずと蜂合わず

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©石塚千尋・講談社/「ふらいんぐうぃっち」製作委員会

調理実習で一緒の班になった真琴、圭、那央。那央は全く料理ができないので気が進まないが、ハンバーグの担当になってしまう。

真琴、圭から教わりながらハンバーグを作る那央。

 

クッキー担当の真琴は、那央に言われて魔女の間で縁結びとされている「魔女の小指」と言うクッキーを作る。

3人の料理も完成し、食べようとするもお米を炊いていなかった。

 

パパさんの手伝いで軽トラックに乗り林檎の摘果にやってきた真琴たち。

近所の人も手伝いに来る中、茜と真琴は圭に教わり、林檎の木に頭をぶつけたり、蜂に指をかまれたりしながらも作業を進める。

そして休憩時間、真琴は調理実習で作った「魔女の小指」を皆にふるまう。

 

 

感想:

調理実習をして林檎の摘果をする第10話。

魔法要素はほとんどないが、まあいつもの事。

そして何も起きないのに見てると時間がすぐに過ぎる謎現象もいつもの事。

 

学校での調理実習。

何気に初めての授業シーンじゃないか?

高校生が主人公なのにほとんど学校の描写が無いからなーこの作品。

那央料理出来ないのか・・・株が暴落しました、すみません。

「家族に迷惑かけないようキッチン出禁にしてるのよね」って、その自主的な出禁は、単に家の手伝いしませんってだけなんじゃ・・・。

 

玉ねぎはレンジで温めてから切るとか、カレーにはちみつとか、圭君乙女度高すぎ!

 

林檎農園に向かう軽トラの荷台で「いい匂いがしますね。今どのくらいなんですか?」
「5分咲きだよ」「千夏ちゃんはすごいですね。何でも知ってて」・・・何でもは知らないわよ、知ってる事だ・・・・以下略。

 

パパさんから作業の仕方を教えてもらう茜と真琴、「あの~、すみません摘果って作業ってことしか、長文になるとまだちょっと」と真琴。

まあ、今回のは何とか聞き取れて、分からなくもなかった。

「パ~パ~。日本語で説明してよ。いきなりフランス語って」と茜。

確かに津軽の言葉はフランス語っぽいけど。

パパさんちょっと落ち込んでてかわいそう。

千夏ちゃんから「どんまい」って慰められてる。

でも、田舎のおっちゃんとか本当に何言ってるか分からねーもんな。

 

木に登り作業する千夏。

「千夏ちゃんかっこいい。忍者みたい」

「ほんと?じゃあ将来忍者なろー」

「あれ?魔女じゃないんですか?」

「あーそっか、じゃあ魔女忍者になろー」

新しいな魔女忍者。

戦ったらすごく強そうだ。

 

 

 

第11話:くじら、空をとぶ

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©石塚千尋・講談社/「ふらいんぐうぃっち」製作委員会

早朝、魔女の世界の新聞を読んでいた茜は、空飛ぶクジラが近郊に来るという記事を発見し、真琴、千夏と3人で見に行く事に。

クジラを発見した3人はクジラに挨拶し上に乗せてもらう。

クジラの上は古代遺跡になっていた。

 

古代遺跡を見て回る3人は先に来ていた杏子と会う。

杏子は歴史的なものが好きで将来考古学者になりたいと言う。

お腹が空いた4人はクジラを後にし、倉本家へ向かう。

 

倉本家に着いた4人は圭が焼いたホットケーキを食べる事に。

久しぶりにケニーと会った杏子はクジラについて話をする。

ケニーは趣味で人類学を研究しておりクジラにも詳しく、杏子の師匠だと言う。

 

家に連絡するのを忘れてた杏子が母に電話する。

電話で茜が居る事を確認した母は、杏子の使い魔を倉本家によこし、茜に喫茶店でのツケの支払いを催促する。

 

 

感想:

魔法要素満載の空飛ぶクジラが現れる第11話。

今までの日常は何だったのかというくらい、いきなり物凄くファンタジーである意味ビックリするも、後半はホットケーキを焼いて食べるだけといういつもの感じに戻る。

流石だな。

 

開幕不審者、魔女の世界の新聞屋さん。

3人目の運び屋さんもやっぱり不審者でしたね。

デカくてびっくりしてる千夏ちゃんがいい味出してる。 

 

空飛ぶクジラは普段雲に擬態していて瞼に薬を塗らないと見えない。

なるほど、相変わらずこういった設定がとてもうまい作品だ。

これだけでなんか世界観の説得力があるんだよなぁ。

 

あれがクジラじゃないかと遠くを見ている背後からのクジラドーン!

クジラの大きさがよくわかる、素晴らしいシーンだ。

しむらー!うしろー!と言いたくもなる。

そして上の古代遺跡!

おいおいラピュタかよ!

物凄くファンタジーでかっこいいんですけど。

見る番組間違えたかな?って思っちゃう。

 

将来は考古学者になりたいと言う杏子。

それを聞いた千夏ちゃん

「じゃあトロッコの練習とかするの?おっきい岩に追いかけられる練習とか」

おいおい、どこのハリソン・フォードですか?

まず最初は鞭の練習が必要だぞ。

杏子「考古学者はそんなことしないと思うけど?」

はい、普通はしませんよね。

圭が見てる映画の影響かな?

 

お腹が空いたので帰る事になった面々、

「杏子、よかったらうちでご飯食べて行かない? 」

うち?君の家ではないよね?茜さん。

住んでもいないし。

 

趣味で人類学の研究をしている猫、ケニーさん。

何 者 だ よ ! 

 

ママさんと杏子の会話。

「杏子ちゃんお家はどこ?」

「この先の道をずっと行って木のトンネルをくぐったとこにある喫茶店です」

「へー。知らなかったなー」

「うち見つけにくいんで」

見つけにくいって言うのああいうの?

見つけにくいってレベルの話しじゃないよね?

答え知らなかったら見つけられないよな。

 

茜への喫茶店の請求額59,150円(笑)

 

 

 

第12話:魔女のローブと日々は十人十色

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©石塚千尋・講談社/「ふらいんぐうぃっち」製作委員会

魔女の道具の手入れをする真琴、中学時代に作ったローブを発見するも、小さくボロボロだった。

新しく作ろうと考えた真琴は、ママさんに布屋の場所を聞き、チトさんと出かける。

 

布屋に行く途中、道に迷ってると配達を手伝っている那央と会う。

那央と明日ねぷた祭りに行く約束をし、布屋の場所を聞いて別れる。

 

布屋に到着し布を選ぶ真琴。

予算内で2着作れると分かり、どうするか考えているとチトがある提案をする。

家に帰り千夏用のローブをつくる真琴。

ローブを貰った千夏は大喜びする。

 

夜、真琴が自分用のローブを作っていると、酔った茜が帰ってくる。

縁側で土魚を見つける茜。

茜と真琴は土魚達に酒とつまみを与え、酔って赤く光る土魚が飛び跳ねる美しい光景が真琴の前に広がった。

 

次の日真琴は倉本家の面々と那央とねぷた祭りを楽しむ。

 

 

感想:

布屋に行って千夏ちゃん用魔女ローブを作る最終回。

全員登場するけれども、特に最終回だからと言った感じではなく肩の力を抜いた感じの「ふらいんぐうぃっち」らしい回。

 

ローブを手作りする真琴、女子力高いね。

茜は通販で買ってるって・・・通販で売ってるものなの?

コスプレ用?

Amazonならなんでも揃うのかな?

 

自転車置き場に箒を置く真琴。

ん?なぜ?

布屋に持って行っても怒られないだろ。

魔女の感覚では自転車・・・なのだろうか?

やっぱりちょっと天然よね真琴。

 

千夏に内緒でローブを作る為にリビングの隣の部屋にミシンを持って行き、「それじゃあ千夏ちゃん。あれです。鶴の恩返しと同じです。私がいいって言うまで決してここを開けないでくださいね」と言う真琴。

真琴が扉を閉めた途端に、開ける千夏(笑)。

いやいやいや、即開けにも程がある。

刹那トランザムは使うなよ。了解!トランザム!と同じ物を感じる。

もしくはダチョウ倶楽部的な何か。

「あ、あれ?開けないでって言いましたよね?」真琴の驚きようと、テトさんが目を丸くして震えてるのがかわいい。

「うん。おじいさんとおばあさんは開けてたから最後」

うん、まあ、そうだけどね。

 

赤いローブの千夏ちゃん、かわいいね。

赤魔道士的な感じか?

テンション高くなってるし。

ローブ着たまま寝てるし。

子供の頃は嬉しいとそのまま寝てたな、確かに。

 

最後の縁側のシーン。

茜が寝ていて、真琴の膝枕で千夏ちゃんが寝ていて、赤く光る土魚達が宙を舞う。

とてもいいシーンだよね。

日常に少しプラスされた美しさがあり、あぁ、終わっちゃうんだなぁって感じ。

 

 

 

 

最後に

毎回事件も何も起きない本当に日常を描いただけの作品だけれども、のんびりした雰囲気に心癒され、魔女の設定が凄くいいアクセントになっていて、気がつくと30分終わってるという不思議な良作品でした。