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熱血スポ根アニメ「ちはやふる」全話ストーリー紹介&感想

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©末次由紀/講談社・VAP・NTV

 

「ちはやふる」は2011年10月~2012年3月に放送、全25話。

競技かるたを題材にした、とても熱い部活ものです。

 

ジャンル&キーワード

青春ドラマ、部活、恋愛。競技かるた、熱血

 

お勧め度

★★★★★(星5)

 

こんな人にお勧め

  • 熱血スポ根物が好きな人
  • 青春ドラマが好きな人
  • ほのかな恋愛が見たい人

 

www.ntv.co.jp

 

目次 

 

総評

原作は少女漫画であるものの、あまり恋愛要素は無く、どちらかというと少年誌に連載されてるような熱血スポーツ物語の要素が強い。

 

「競技かるた」スゲー!ほんと躍動感が凄い。頭をフル回転させながらの体を使った素早い攻防。見ているこちらまでハラハラさせられる。

一瞬の静寂からの、読手が声を発すると同時に繰り広げられる戦い。静と動が繰り返される攻防に目が離せない。手に汗握るとはまさにこの事。

競技かるたの戦いが凄いので、勝った時なんかは目頭が熱くなります。

 

主人公の綾瀬千早は、容姿端麗、明るく前向きで強欲、中身は小学生男子、バカで競技かるた一筋という無駄美人。

見ていて清々しいほどにブレないので気持ちいい。

 

千早と太一、新の三角関係のような恋愛要素はあるけれども、千早の性格がアレなので特にそっち方面が主題になる事は無い。

このちょっとの恋愛要素がまた良い味を出している。

 

スポーツ物には欠かせない、仲間やライバルも充実している。

徐々に増えていく仲間、そして深まる絆。次々と出てくるライバルとの戦い。

結構、ストレートな王道スポ根物のソレ。

 

 

注意:ここからは、ネタバレありです。 

 

各話ストーリー&感想(ネタバレあり)

第一首さくやこのはな

動いたり話したりすると台無しな無駄美人綾瀬千早は、入学した高校で幼馴染の太一と再会する。

時はさかのぼり、小学生6年生の綾瀬千早は、福井から来た転校生・綿谷新と出会う。

大人しくて無口な新の趣味は「競技かるた」。

遊びで対戦した千早は、その姿に衝撃を受ける。

感想:

動いたり話したりすると台無しな無駄美人(笑)。すごくいい設定だと思う。

あそびで始まった千早と新のかるたの新が札を取った瞬間の衝撃は凄い。

そして千早が「ちはやふる」を取って始まる物語。あーこれ面白い奴だっていう雰囲気がある。

 

 

第二首からくれなゐに

千早の一言で、真島太一は新とかるた大会で勝負をすることになった。

勝ちたい一心で、太一は新のメガネを盗んでしまうが、メガネが無く苦戦する新の代わりに千早が太一と戦い勝利。

太一は新にメガネを盗んだ事を告白し仲直りをする。 

感想:

新のメガネを取ったと告白する太一に「おめー卑怯な奴だな」って直球で返す新(笑)。

千早が真っ直ぐで本当にかわいい子だと思う。太一が千早には言わないでって言うの分かるわ。

 

 

第三首ふれるしらゆき

千早と太一、新の三人は「白波かるた会」を訪れ、同年代のヒョロくん達と源平戦で戦い勝利する。

そして、3月の大会に団体戦にチーム「ちはやふる」を結成して挑むも敗北。

福井へ引っ越す新との別れの日、千早は「かるたを続けていればまた逢える」と再会を約束する。

感想:

試合の後、もっと3人でかるたをしたかったと泣く千早。見てるこっちも泣きたくなるシーンだ。

そして、最後に新の家でかるたをする3人。泣ける。

 

  

第四首しづこころなくはなのちるらむ

高校生になった千早は、かるたを辞めた太一と再開。

太一に自分がA級になったらかるた部を一緒に作る事を約束させ、大会に出場、見事勝利しA級になる。

A級になった報告を電話で新にする千早だったが、新は「かるたはもうやっていない」と電話を切る。

感想:

「青春を全部かけても新より強くなれない」という太一に「かけてから言いなさい」という原田先生、かっこいい。

GODIVAのチョコをパクパク食べてる千早がかわいい。そして、食べ終わると白目剥いて即寝する千早、凄い(笑)

ちはやふるを抜いていく千早、熱い、そしてかっこいい。

 

 

第五首よはのつきかな

千早と太一は福井へ行き新に会うが、「かるたはやってない、帰れ」と突き放す新。

新は祖父が亡くなったショックでかるたを辞めていた。

千早たちが帰った後、千早が書いた手紙を読んだ新は、二人が乗った電車を追い駆け、列車の窓越しに再会する。

感想:

原田先生にバレンタインチョコあげても「いや、私にはワイフが」って断られてるのかよ(笑)

自転車に乗ってる新にダイビング体当たりする千早。ほんと行動が小学生男子だよね。

帰りの電車でタコみたいになってる千早、かわいいな。

からの、新が追ってくる感動的なラストシーン。なのに、鼻水垂らしてる千早。無駄美人(笑)

 

 

第六首けふここのへににほひぬるかな

千早は部員を集め始める。

古典好きで呉服屋の娘大江奏が部を訪れるが、競技かるたの激しさと袴を着用しないことから断られてしまう。

千早は奏の呉服屋に行き、百人一首の歌の意味を教えてもらう。

その姿に感銘を受けた奏はかるた部に入部する。

感想:

かるた部のポスターを見る奏。「1年2組綾瀬千早さん、みんなが振り返る上品で華やかなあの方が百人一首を嗜む相手を募集していらっしゃる」いやいや、違う、そうじゃない(笑)。

「かるたは別に仲間要らないでしょ?」って言う奏ちゃんに、にっこりほほ笑む千早。ちょっとしたやり取りだけど、千早の想いとかこもってるいいシーンだと思う。

試合の時は袴でレンタルするとか、奏ちゃん商売上手。

 

 

第七首ひとこそみえねあきはきにけり

千早は4人目の部員候補、同じクラスで学年2位の駒野勉、通称「机くん」を勧誘する。

部室に連れてこられた机くんだったが、裏返しかるたをこなし、学年1位で友達もいる太一に嫉妬。

部室を出ていくが、追ってきた太一の「きついけどやってんだ」という言葉に心動かされる。

感想:

千早の強引な勧誘が凄い。何も考えずに勧誘して部室に拉致する行動力が少年漫画の主人公そのもの。

最後の太一の独白にウルっとくる。やっぱり、原田先生の「かけてから言いなさい」という言葉、重いよね。

 

 

第八首たえてひさしくなりぬれど

千早は小学生の時にかるたで対決した肉まん君をみつける。

テニス部に入っていた肉まん君とかるた勝負する千早。

白熱した試合の中、昔を思い出す肉まん君。

そして肉まん君は、かるたの楽しさを思い出し、かるた部に入部する決意をする。

感想:

肉まん君にいきなりダイビング(笑)、相変わらずな千早。

肉まん君が千早と戦いながら、昔を思い出し、先生にテニス部を辞めてかるた部に入るって流れ、結構王道な流れではあるけれど、いいよね。

 

 

第九首しのぶれど

正式な部となったかるた部。

千早は5人で全国大会に出ると宣言し、太一の家で合宿を行う。

初心者の二人にきつい練習をさせてしまい後悔する千早だったが、千早の誕生会を機に部員達の想いを知り、チームとして団結を強くする。

感想:

部の発足を認められるも先生から「部長は綾瀬さん以外に変更する事」って、まあ賢明な判断だろうけど、千早信用なさすぎ。

なんだろう、奏ちゃんが一枚取っただけでもうれしくなるこの気持ち。もう、心の中で頑張れって応援しちゃってる。

太一の母親が帰ってきた時の千早の素早い動き、スゲー。

千早の誕生会で団結する部員たち、からの新からの誕生日メール。いいねー青春もの。

 

 

第十首ゆくもかへるもわかれては

全国大会の東京予選。

瑞沢高校は勝ち抜いていくが、1人だけ1勝もできない机くんは、ヤル気を失ってしまい、試合に出ないと言う。

4人で戦う瑞沢高校は調子が上がらないが、太一の声掛けによりチームは団結。

その姿を見た机くんは謝罪しさらにチームとして団結する。

感想:

千早が最後の一枚をとるシーンから、机くんが奏ちゃんに「初勝利おめでとう」と言うシーン、心にジーンときます。

奏ちゃんは天使だな。

瑞沢高校がチームとして団結していく様子が素晴らしい回。

 

 

第十一首あまつかぜ

全国大会常連の北央学園との決勝戦。

瑞沢高校は思うような攻めができずにいる中、仲間たちの掛け声、熱意に触れ、調子をあげる千早。

敵に挑発され思うようにいかない肉まん君も、奏ちゃん机くんの頑張りに触発され調子を上げる。

2対2の接戦、最後は千早が「ちはやふる」の札を取り瑞沢高校は優勝する。

感想:

熱いかるたバトルが繰り広げられる決勝戦。

肉まん君が覚醒する場面が本当に熱い。

そして、千早が「ちはやふる」の札を取ってからの優勝。熱血スポ根ものならではの、胸が熱くなるシーンだ。

さらに、新に「これが私の仲間だよ」と送ったメールの写真が素晴らしい。

北央学園のメンバーも、ただの嫌な奴らではなく、皆思いがあり頑張っているのが良かった。

 

 

第十二首むらさきのゆきしめのゆき 

全国大会出場を決め、練習に励むかるた部部員たち。

プレッシャーから不安になる千早に、太一は北央学園から全国大会対策を貰った事を告げ、「他の高校もすべて連れて行く」と言い励ます。

かるた部の練習を見た宮内先生は、その姿に感銘を受け全国大会へ同行する事を決める。

感想:

千早の活躍をスクラップにまとめてた父親、それを発見し涙する千早。いいシーンだ。

かるたを半分遊びだと思っていた宮内先生(女帝)が、全国大会に同行する流れ、この周囲に理解者がどんどん増えていく感じいいよね。

 

 

第十三首きみがため

全国大会が始まるも、試合中に倒れてしまった千早。

新は祖父との過去を思い返しながら全国大会会場に向かう。

倒れてしまった千早との再会と、競技連盟の人の言葉に、かるたが好きである事を再認識する新。

新が千早達に持ってきたお土産には「次は試合で」と書かれていた。

感想:

福井での新の過去が分かる回。

体調不良で棄権してしまった千早だが、かるた部メンバーの明るさから、棄権してしまった負い目を全然感じさせない描写が素晴らしい。北央学園須藤の罵倒も清々しく感じる。これぞ青春もの!

 

 

第十四首はなよりほかにしるひともなし

階級別個人戦に参加するかるた部の面々。

2回戦で史上最年少「クイーン」若宮詩暢と当たった千早はその強さに圧倒される。

諦めかけた千早だったが、新と初めてかるたをした自分を思い出し、攻めの姿勢を崩さず、徐々に札が取れるようになっていく。

感想:

クイーンつえー、圧倒的な強さ。連邦の白い奴は化け物か!ってくらい強い。そこに負けじと食い下がる千早。さすが熱血スポ根アニメ。

真剣勝負の途中にちょいちょい入るアニメならではのギャグみたいな描写が面白い。

 

 

第十五首つらぬきとめぬたまぞちりける

クイーンから5枚しか取れず敗北する千早。

しかし、喰らい付いてくる千早に「次は一枚も取らせない」と闘志を燃やすクイーン。

一方、B級で決勝戦へ進んだ太一は優勝をかけて試合に臨むも敗北してしまう。

大会終了後、かるた部メンバーは次の大会に向け決意も新たに走り込みを行う。

感想:

クイーン怖えー。でもダサいTシャツとかかわいい。

B級の決勝戦で敗北する太一。負けからの再出発。ほんとスポーツ物の王道。

 

 

第十六首をぐらやま

総集編

 

 

第十七首みちこそなけれ

A級昇格を目指し大会に参加する太一と肉まん君だが、昇格できない日々が続く。

ある日、千早は原田先生に「速く取るのをやめなさい」といわれ、自分のかるたについて悩む。

机くんの分析、奏ちゃんの歌に対する考えからヒントをもらう千早は、もう一度かるたと向き合う。

感想:

彼女とあっさり電話で別れる太一。そういえば彼女いたっけな。

かるた初心者で実力差のある奏ちゃん机くんも、しっかりかるたやっていて、部の全員がお互いを刺激し合ってる関係が見ていて気持ち良くすごくいい。

 

 

第十八首はなぞむかしのかににほいける

公式戦に参加する千早達。

かるた暦35年で相手を見て計算高くかるたをする金井桜を相手に敗北する千早だが、試合を通して自分にない物を学ぶ。

一方、B級決勝は太一と肉まん君、D級決勝は奏ちゃんと机くんとなり、試合を観戦する千早は、ここでも自分にない物を盗もうとする。

感想:

金井桜すごくウザい(笑)。良いキャラしてるわ。

着物を着た奏ちゃんは凛として美しい。

奏ちゃんと机くんの戦いは目が離せない。

 

 

第十九首ながらへば

D級決勝の奏ちゃんと机くんの勝負は奏ちゃんが勝利。

一方、B級決勝の太一と肉まん君の戦いは、残り一枚ずつの運命戦になっていた。

果敢に攻める太一だったが、肉まん君が勝利する。

奏ちゃんと机くんがC級昇格、肉まん君がA級昇格という結果となった。

感想:

奏ちゃんと机くんの戦い熱い。勝利する奏ちゃんに「おめでとう」を言う机くん、感動で泣ける。

そして、太一と肉まん君の戦い。こちらも熱い。負けた太一に声をかける肉まん君。チームとしての良さが現れる。

最後車の中で、あだ名ではなく名前で相手を呼ぶ千早がポンコツすぎて笑える。

 

 

第二十首くもゐにまがふおきつしらなみ

学業成績が悪すぎる千早は、勉強のため大会出場禁止となる。

A級昇格をかけ独り大会に出場する太一は新と出会う。

太一を応援するため、勉強会を抜け出し大会会場に向かう千早。

会場でかるた界に帰ってきた新を見て喜ぶ千早だったが、再会もつかの間、連れ戻しに来た奏ちゃんに捕まり学校へと戻る。

感想:

千早と太一、新のほのかな三角関係が楽しめる20話。

しかし、こんなに美人なのに恋と言う言葉が全く似合わないよね、千早。

図書室で千早達の勉強を見守る宮内先生がかっこいい。大人がきちんと大人している作品は良い作品だよね。

 

 

第二十一首わがころもでにゆきはふりつつ

東日本予選に出場する千早。

一回戦の相手は速く取るかるたをする天才小学生・梨理華。

速く取らないかるたの意味を理解した千早は、速くではなく丁度よく取る事を身に着け梨理華に勝利する。

一方、新も西日本予選に出場していた。

感想:

札を暗唱する太一に、そんな記憶する必要はないとアドバイスする肉まん君。タイプ違うけどいいライバルだよな、この二人。

北央学園須藤さん登場。相変わらず良いキャラしてるなこの人。

負けそうになり涙目になりながらも頑張る梨理華ちゃん。子供のこういうの見るとウルウルしちゃうよ。

 

 

第二十二首うつりにけりないたづらに

千早の次の対戦相手は前クイーンの山本由美。

いまいち試合に身が入っていない由美に対し、一枚も取らせないと燃え上がる千早。

燃え上がりすぎ気持ちがはやる千早に対し、冷静さを取り戻した由美は昔の戦い方を取戻し、千早に勝利する。

感想:

前クイーンとの熱いバトル。

原田先生の「誰かクイーンになって私の名前を呼んでくれ」とか、窓を開けた北の先生に冷静にツッコむ由美とか、先生達が面白かった。

千早が簡単に勝てないのが中々リアル。

 

 

第二十三首しろきをみればよぞふけにける

由美に負けた悔しさからロッカーに入ったまま出てこない千早。

千早を慰めながら、好きだとはっきりと認識した太一。

一方、新は4回戦敗退し、かるたから離れていた時間を後悔、更に練習に打ち込む。

クリスマスイブ、クラスのみんなと楽しむかるた部メンバーたち。千早は新に電話をし、「声が聞けて良かった」と言う。

感想:

原田先生と須藤さんの新たなバトル勃発(笑)。

先生ボケてるようで「試合後はきちんと礼をしなさい」とかかっこいい。

他校の生徒に告白された千早だが、初めての事でどうしていいかわからない。ほんと無駄美人。

そして、太一の千早への気持ちを独り理解する奏。太一の恋は報われる日が来るのだろうか?

色々な恋模様が垣間見れる回でした。

 

 

第二十四首をのへのさくらさきにけり 

太一の家でクイーン戦、名人戦を観戦するかるた部。

クイーンは激太りしており、動きにキレがないが、由美に勝利しクイーンの座を守る。

次に、周防名人の試合が始まる。

通常一字決まりは7枚だが、28枚あるという名人は難なく札を取っていく。

感想:

太一のかーちゃん怖えー。

激太りしたクイーンちょっとかわいい。アイス食べて激太りとかクイーンもちょっとおかしい人なのね。

クイーンの過去回想があり、クイーンの事がよくわかる回。

 

 

第二十五首もれいづるつきのかげのさやけさ(最終話)

周防名人のかるたにショックを受ける千早達。

机くんは千早にも一字決まりが20枚あるといい、分析結果を千早と共有する。

奏ちゃんは専任読手になるという夢を持ち、太一は今まで以上の熱意を持って練習に打ち込む。

そんな中、かるた部に新入部員が5名入らなければ部室を返上する事となり、春が訪れる。

感想:

「専任読手はA級選手じゃないとなれない」と言われショックを受ける奏ちゃん、かわいい。

そして、新と肉まん君にアドバイスされ素振り練習を行う太一、熱い。

最後のシーンが1話冒頭と同じ無駄美人なのも良かった。

 

最後に

熱くて熱くて素晴らしいスポ根アニメ「ちはやふる」。

面白すぎて25話があっという間でした。

競技かるたを通して、青春がギュッと詰まった最高の作品だと思います。